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12 論より証拠

「話してみて改めてわかりました。あなたの言うことは信じられません。言っていることがメチャクチャです。」


「・・・正直、メチャクチャなことを言っているのはわかっている。でも、本当に嘘は言っていない! 信じてくれ!」


2人の会話は平行線のまま続いている。


「いったい、なぜこうなっているのだ。どうしたら・・・」

表面だけ見たら堂々と振る舞っているが、頭の中は焦りでいっぱいの王様。



「王様、ちょっと体借りるぞ!」


「はっ?」



「大丈夫! ちゃんと意識は残しておくから。」

「いや、そんな急に・・・」


何か抗議していた様だが華麗に無視。



「ランディー、エミリア嬢。」

「「っ、はい!」」


王に急に話しかけられ、焦った様子の2人。




「すまぬ!今回の原因はわしじゃ!戯れが過ぎた。許してくれ。」




「「「はっ?」」」



2人と脳内の王様が驚きの声をあげた。




(わし? わしが悪かったのか?

いやいや、何もしておらんぞ~~~!!)


王様パニック!!

許せ。


(せめて説明を~)

(時間がないから却下)

(そんな・・・)


ホントハメンドクサイカラナンテイッタラナイチャウカナ?



「実は今回、お主らを試させてもらったのだ。」


「父上?」

「それはどういうことでしょうか?」

訝しげな2人。



「こういったことは『論より証拠』がよかろうて。


命令である。ランディーの護衛であるライアン、そして王立学校で授業を受けているシルフィー・カッサーノ嬢を至急この場に呼ぶのだ。」



シルフィー・カッサーノ


ヒロインに登場してもらおう。

【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが


【完結】ざまあ、してみたかったな


【完結】ざまあ、してみたかったな2


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