表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ひきこもりのコウモリ

作者: まえとら
掲載日:2022/05/09

おひさまが顔を出し今日もいい天気になりそうだ。

洞窟の外では小鳥たちのさえずりが聞こえる。



暗い洞窟の中。コウモリが一匹。

羽をたたんで天井からじっとぶらさがっている。洞窟の天井から地下水の雫が滴り落ち、水滴の小さな水たまりにコウモリの姿が映っている。



みんなのいる洞窟から逃げ出した弱虫っていわれてる一匹。

こうもりぼっち。ぼっちこうもり。さみしくなんてない。ひとりがすきなだけ。でも。ときどき。ふとした瞬間。だれかとなりにいてくれたら。なんて思ったり泣きそうになったり。


この間、迷い込んできたコウモリは一緒に行こうと言ってくれたけれど拒否した。


ずっとこのままでいいのかな。この先どうしよう・・・



新たな水滴が洞窟の天井から、雫が流れ星のように落ち、音が洞窟に響く。小さな水たまりに波紋が広がり消えた。

水面に翼を広げたコウモリの姿が映り、コウモリが一匹、月夜の空に飛びたった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ