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難民問題

パンツネタで国が亡びる話とか書いてみたいなぁ。

因みにパンツの丘と言う地名がホントにあるらしいです。

「何で難民が来るのよ?リサ伯爵領は42000人で十分養い切れないよ」

仕方ないので難民の受け入れを拒否したら逆恨みされたらしく山賊としてリサ伯爵領を晴らしまわる。

「アルル。お金貸してくれない?来月には返済するよ。食料を集めないといけない」

などと言うので4万ディルス借したが、食料を倉庫に蓄えアサラを襲い始めた難民と向き合った。

「山賊は討伐する。領民の中から無職の者を集めて軍団を500人編成しなさい」

取り敢えず食料を支給すると言ったら800人の兵が集まったので訓練させておくのだ。

シエル作製の新型ゴーレムティミッドを5機ほど導入して山賊討伐の機会を伺うのである。

「山賊の討伐の名目でゴーレムを編成するのですか?一応訓練はしておいてくださいね」

だが度重なる海水浴ツアーでリサ伯爵領にお金が落ちるようになりファンクラブが活動を再開した。

2千人に会員を増やしたファンクラブは写真集とグッツによる収入で1万ディルスの収入を上げる。

水着も売れるようになり、徐々に産業が復興し始めて露店の場所代もとれるようになってきたのだ。

「私は穀物商人のジュドーだ。リサ伯爵領が豊かだと聞いて商売しに来たんだが許可願えるか」

それは物凄く有り難い申し出だとリサは思ったが口には出さなかったのだ。

穀物商人の方が米を売りに来てくれるなら、リサが国費で食料を集める必要は全くない。

「一応税金かかりますけど良いの?常設店舗だと月千ディルスは税金取るよ」

「安い。この領地で米と小麦を売り続けて大儲けいたしますよ。では献上品を差し上げます」

それはお饅頭だったが、どうやらこの人は本当に租品の土産物をくれるつもりらしい。

ちょっと金品を期待してしまったリサだが、まあお饅頭なら後で部下と食べようと思ったのだ。

「ではリサ伯爵領での営業を許可するわ。私の屋敷店舗代わりにして良いから今直ぐにでも営業を始めてくれると有難い。最近難民の流入で正直職食料に余裕がないのよね」

「分かりました。民衆を呼び集めて下さい。3時間で営業を開始いたします」

そしてリサはリサ市の住民に呼集命令のラッパを騎士の1人に吹かせると民衆が集まった。

「この商人殿が貴方達に食べ物を売る為にやって来たジュドーさんよ。もう飢えなくて済むのよ」

「本当かよ。どうせお高いんだろうが売ってくれるだけ有り難い。何時から営業なんだ?」

「今すぐこの屋敷貸してもらって営業する様に命令を受けた。一応持ってきた米は直ぐに売れる」

「本当かよ。お金持ってくるから待ってろ。平等に分配しないと暴動が起きるかもだぞ」

「だろうな。一応3万人分位は持って来てるが1人10キロまでだぞ」

「それだけあれば春まで暮らせる。お前を大金持ちにしてやるから何時までもリサ市にいろ」

「春になったらお前に小麦を売りたいんだがどうだ?」「勿論買うよ。春になったら食料事情が良くなるから小麦の輸出国になるだろう。飢えに苦しむ民に売りさばいて大金持ちになるさ。そして子爵の位を買って貴族に取り立ててもらうからなぁ。リサ伯爵領の小麦見たんだが今年は播種量7粒はいけると思うぜな。例年の倍は収穫出来るんじゃないか?リサの経営努力の賜物だな」

などと言い部下に分配させるジュドーだが、米の売買だけで500万ディルス儲けてしまった。

「子爵になりたいと言ってたけど私が任命しようか?漁村の子爵になら任命しても良いけど」

「有り難い。だが俺もプロ何でな。リサ市の農村を任せてくれれば播種量20粒は行けるぜ」

そしてジュドーは農村の領主代理になりリサ伯爵領の農地を改革する仕事に付いた。

このジュドーの後に2月4日朝家畜商人がやって来て店舗を構えて営業を開始するのだ。

「食料を売ってください。食料がないと俺の村は全滅です」

「獣も草もなくなっちまった。もうこの店に来るしか食料を得る方法がないんです」

リサは800名の兵で米屋を警護したが、難民の暴動は散発的に起き始めていたのだ。

「もうヤダ。アンドリュー様にパンツ見せて助けてもらう事にするわ」

何か1部でアンドリューは女の子のパンツが大好きなスケベな神様だと信じられていた。

「私美人だもん。アンドリュー様は可愛い女の子には優しい神様なんだよね?」

それでも取り合えずパンを降らせてやったら、信者が一気に5千人増えてシエル伯爵領に定住した。

「お前ら一応言っておくが俺はパンチラには興味がない。戦意を無くしたのは事実だが」

新しい信者に一応通告しておくが、誤解した女性信者がパンツ見せてご機嫌取ろうとするのである。

「アンドリュー様。我々は豊かに暮らせれば誰が主でも構わないんです」

「Hな事させろというなら嫌だけどパンツ見せてご飯貰えるなら飢えた女の子はやるかも・・・」

「だから俺は可愛い女の子に逆らいたくないだけでパンツに欲情してる訳じゃない」

今のアンドリューは女の子を依り代にしてるからパンツに欲情すると思わないと思ったんだが。

「でも降伏した原因ってパンチラの騎士のパンツ見て戦意を無くしたんでしょ?言われても仕方ない」

「・・・」

「一応最高司祭の名誉にかけて言っておくが、シエルは俺にパンツ見せた事ないからな」

「リサ姫のパンツは正直見てみたいような気もするんだがあの娘には軽蔑されたくないなぁ」

「あんた子供のパンツにしか興味のないロりさんなんですか?」

「五月蠅い。妄想だけなら11歳の女の子はスライクゾーンだぁ。だが流石に手はださんぞ」

「分かりました。アンドリュー様。何か思春期の中学生みたいな神様だよなぁ」

「全く。最高司祭様を生贄にして美味しく食べてしまったら我々はアンドリュー様を見捨てますよ」

「だから俺はパンツには欲情していない。その話題を続けるなら破門にするぞ」

それを冷たい目で見ている最高司祭のシエルだったが、妄想なら11歳OKなのか・・・。

「エリスちゃん。いい加減にしてください。信者がドン引きしまくってるじゃないですか」

「おおすまんな。取り合えず紹介しておくがこいつがお前らの最高司祭だ。こいつが俺にパンツを見せてるように見えるか?多分要求しても見せてくれないと思うが一応聞いてみる」

「嫌です。でも今のエリスちゃん女の子なんですから普通に着替えとか見ても問題ないのでは」

「まあそうですけど、長生きの神様にとっては11歳のパンツも16歳も同じに見えるんですね」

「お前ら神罰を食らいたいのかぁ?ここまで神をディスる奴は俺の信者じゃない。覚悟は出来てるんだろうなぁ?全員石像に変えてドガーベ湾に沈めてやるぞぉ」これを宥めるのには苦労した。

そして不機嫌なアンドリューはエルザースに愚痴り信者は全員罰金30ディルスを払わさせる。

全員生きたままドガーベ湾に沈めると怒り狂うアンドリューを何とか宥めて古参の信者で神の怒りを鎮める儀式を行ったが、それ以降シエル領では長雨が降るようになり止まなくなった。

2月8日、作物は根腐れして不毛の土地になったがアンドリューの怒りは収まらないのだ。

「どうするのよ?本気で怒らせちゃったよ?今更パンツ見せても許してもらえそうにないなぁ」

「お腹すいたぁ。アンドリュー様にパンツを見せたのに怒られるなんて話が違うよう」

シエル領の全ての家屋は洪水により流されたが、住民は奇跡的に無事である。

「リサ姫。アンドリュー様を説得して下さい。このままではシエル領の住民は全員飢え死にです」

「て言ってるけど許してあげたら?エリスちゃんも本気で怒ってる訳じゃないんでしょ?」

「俺だって怒る事位ある。何でここまで信者にディスられないといけないのだ?いい加減にしろ」

まあパンツネタでここまでディスられる神様もアンドリュー様位の者だろうなぁ。

「シエル。取り合えずシエル伯爵領の住民1万7千人はリサ伯爵領に移住。それとパンツネタは止めないと本気で世界は滅ぼされるよ?」これでリサ市4万4千人フォートレス村5千漁村1万になった。

流石にアンドリューもリサ伯爵領を滅ぼす事はしないが、物凄く機嫌が悪いのだ。

「エリスちゃん」「五月蠅い。お前は黙ってろ。二度と人間には協力しない」と完全拒否だ。

取り敢えず邪神教徒の神殿に籠ってしまったアンドリューはミーシャの説得でパンだけは降らせる。

「エリスちゃん食事を持って来ました」因みに神罰を下されてからリサ伯爵領の民は邪神教徒に改宗する事を決め、信者は5万9千人になったが、この期に及んでもパンツを見せようとする人がいる。

「困ったなぁ。邪神教徒の神が怒ったままじゃ布教活動が出来ない」と思うリサであるのだが。

「アーリスさん。元々パンチラ見せたの貴女でしょ?何とか説得してよ」

「無理だと思うけどなぁ。これが大人のパンツなら問題ないのよ。13歳の女の子のパンツじゃロりの人なのではないかと思うから問題が大きくなるんだよねぇ。時が解決してくれるよ」

しかもアンドリューはホントに子供のパンツに欲情するロりの人に思われているからなぁ。

「やっぱり私がパンツ見せないと許してもらえないですかねぇ?」などと最高司祭にまで言われる。

「パンは降らせてくれるけどシエル伯爵領は終わったなぁ。ロりの人でもやっぱ神様だねぇ」

ジュドーの米屋で買い物をするシエル伯爵領の民は直ぐに就職先を見つけたようである。

「エリスちゃん。私のパンツが見たければそう言えばいいじゃないか?」とシエルは言う。

「だから俺はパンツに欲情してる訳じゃないって言ってるだろうが」

何でパンチラが原因で降伏したからって側近にまで馬鹿にされないといけないのだ?

「じゃあどうすれば良いんですか?流石にエリスちゃんがロりの人でも私の体を差し出す訳にはいかないんですよ?」と言われた瞬間シエル伯爵領が完璧に消滅してクレーターが残った。

シエルとアンドリューは無事である。

「パンツネタから離れないと宇宙の星を1つ残らずシエル伯爵領のようにしてやるぞ」

これがのちの世にパンツの乱と言われる事になる珍事の顛末である・・・。

シエル伯爵領の再建の予定です。

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