第0話:タマちゃん、ビリヤードに出会う。-ようこそ、球の迷宮へ!ー
第一~三話 梗概「どんな話?」
高校受験に成功した主人公:小川 球輝は、受験仲間と行ったビリヤード場で本気で球を撞く美しい女性に遭遇する。
酒を飲んだりタバコを吸ったりしながら、バカみたいに騒ぐ他の人たちと違い、他の誰よりも静かで、誰よりも美しく構え、たちまち球をポケットしてしまう彼女を見て、球輝はビリヤードの魅力に囚われてしまう。
高校入学の初日、新任の物理教師として赴任してきた女性は、球輝があの日に見た、憧れのお姉様だった。
実は彼女は、かつてJPBAの女子プロとして活躍した、葉山 瑞穂プロだった。
ビリヤード部を立ち上げようとした球輝は彼女に顧問を頼むが、厳しく断られる。
葉山元プロ曰く、自分はビリヤードが大嫌いだ。
食い下がる球輝に、葉山元プロはある条件を出す。
一か月後、自分が見ている前でボーラード・ゲームを行い、40点を取ったら顧問になる、と。
その日が、球輝の撞球人としての始まりであった。
図書館で入門書を読み、ビリヤード場でそれを試す日々……しかし、最も基本であるセンター・ショットがどうしても入らない。
そんなある日、闇雲に練習する球輝に、一人の女性が話しかける。
彼女の名は渡来 明日香。 JPBAの女子プロであった。
球輝は、ビリヤード部設立にまつわる顛末を渡来に打ち明ける。
それを聞いた渡来プロは、彼女に1日30分だけ、自分の時間を貸すと約束する。
ただし、その30分以外は絶対に球を撞かないことを条件に。
「一緒に、キミの真っすぐを探そう!」
こうして球輝の、プロ指導による脱初心者特訓講座が始まった。
そして一ヶ月が経ち、約束の日。
ついに球輝は、葉山元プロの前でボーラード・ゲームを行う。
そして最終フレームを迎え、点数は39。
あと一点……身体が強張り、思うように動かなくなる。
ブレイク……中途半端な引き球で、サイドにスクラッチ!
しかもどう置いても唯一の武器であるストレートをこなせる球がない。
……大きく一呼吸。
意を決し、球輝が撞いた球は……?
……こんな、上級者なら全然どうという事がない事に初心者が延々と四苦八苦しながら、上達する姿を描く話です。
リリース予定表
第一話「タマちゃん、球の重力に囚われる!」
第二話「ビリヤード部を作ろう! 顧問は憧れのお姉様!?」
第三話「プロとの出会い、ボーラード大特訓!」
第四話「部室争奪、初めてのハンデ戦!」
第五話「ホームを探そう! スポーツってなんだ?」
第六話「奪われたMUSASHI! 賭け球集団をぶっ潰せ!」
第七話「ハウストーナメントに出よう! 部員同士でガチ勝負!?」
第八話「大阪からの使者、みんなで楽しく賭けないジャパン!」
第九話「運命の手紙届く! 全国高校ビリヤード選手権、開幕!」
第十話「ライバル登場! コグノセンティの黒薔薇軍団!」
第十一話「親友対決!? 予選準決勝!」
第十二話「そして……全国へ!」