S.A.K.U.R.A.～蒼の魂～

【第壱章】七人の侍

序章

とあるPVをもとに書いたイメージ作品です。

元ネタは各自お察し下さいm(_ _)m

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　輪廻転生。

　それは季節の如く。

　春夏秋冬あるように、人の魂も巡り行く。

　だが全てをかけて挑まなければ、その魂は蘇ることはない。

　世界には五本の伝説の樹がある。

　ひとつはすべての夢を司る「世界樹」

　ひとつは「武士櫻」と呼ばれる。

　大和魂の象徴であり、この樹を見つけたものの運命を切り開くとされている伝説の樹。

　時は神代曙(じんだいあけぼの)歴二三二二年。

　私利私欲に溺れた、悪しき者達が武士櫻を求めていた。

　その魂を守るべく、七人の侍が立ち上がった。

　後に「武士櫻の闘い」と歴史にその名を刻む戦。

　これは、その少し前の話だ――