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グズフスタンがどこかへと去って行き、危険が増すとともに、追うことのデメリットも増したため、これから先の行動は慎重にならざるを得なかった。
そのため、少年はそのまま、ロボットから降りることもなく山をそれに歩かせて、一族が隠れている里へと向かうことにした。
いわゆる隠れ里である。
一方その頃、敵はというと、
『バッカもーんっ!ガンテス、あの英雄の息子を取り逃し、あげく、深手を追わせられるとはッ!!許さん、許さん、許さんゾッ!』
ロボット内のモニター越しに叱責されていたのだった。