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1-3

 ホタルの光みたいな輝きが空いた穴へと集まっていき、大きな球体を作り上げた。

 そしてそれは、前に伸びていく穴とともにゾイドに近づき、大砲の如く狙っている。

 しかし動かない。

 「死ねぇッ!」

 視界すべてにほとばしる閃光は、完全に相手をチリにする事を確信できる強さで、避けれない事は確実である、が。

 「っがぁ、ああ!?ンぅなんでだよッ!」

 少年のロボットの周りに土煙が上がるなか、それは肩を入れて拳を前に突きだし、立っているだけだった。

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