カリルの冒険
ペパが王と名乗る人物に捕まっている頃。
カリルはアザレアと共にフーニャシア博士を探して行動していた。
そんな状況でアザレアは少し怒っていた。
「全くおじ様と来たら!! 私達の護衛がこの人数だけだなんて!!」
そうアザレアは怒るが精鋭部隊の数名を貸し出されていた。
それだけでアザレアの魔法と相性が良かったのだ。
強い部下が居ると言うだけで支援系は輝くのだから。
怒っている感情を消してアザレアはカリルに訪ねた。
「所で貴方。 会長の妹なんですってね? 会長のご家族なら凄い特別魔法を使えるんじゃありませんの?」
「特別魔法はあります。 ですが兄の前以外では使う事を禁じられています。 それ程に人前では使えない力だと思ってください。 兄が言っていました。 平気で国が傾く力だと……。」
「そうですの? どんな力かは存じませんが会長がそう言うのなら間違いは無いのでしょうね。 羨ましいですわ。」
最後の言葉にカリルは疑問を覚えた。
だから聞いてみた。
「羨ましいですか?」
「ええ、羨ましいですわ。 そんな力があれば会長を助けるのにもっと力になれますもの。」
馬車の中でアリアとアザレアの会話を黙って聞いていたカリルは一つの答えにたどり着いていた。
だからここで聞いてみた。
「……アザレアさんは兄が好きなのですか?」
「なっ!!! ななななな何故そうお思いになったのですの!!?」
「あれだけ態度に出ていれば丸分かりだと思いますが。 いえ、兄なら気づかない可能性の方が高いですね……。 鈍いですから……。」
「やはりそうなんですのね……。」
「応援しますよ……。」
二人の間に友情が芽ばめた瞬間だった。
少しの雑談をしながらカリルとアザレアはフーニャシア博士が住んでいると言われた場所まで来ていた。
しかし。
「それにしても以前に住んでいた場所が更地になっているとは思いもしませんでしたわ。」
「ええ、何かがあったのだとは思うんですが。」
そこには不自然な更地があったのだった。
風邪でダウンしていました。
この時期の風邪はなかなか治らないのでお気を付け下さい。




