一日の終わり
少し短いです
『ほう。』
サラマンダーは関心ていた。
別に難しい事でも無いはずだ。
ただ空中に炎を作るなり森を燃やすなりして周りを明るくすればその分の時間を伸ばすだけ。
だがそうすると自分の魔力を使って後々の動きが辛くなってくる。
これはただの遊びではない。
自分の力量は自覚する為の試練でもある。
だからこそ関心したのだ。
上空に炎を打ち上げて上からの光源の確保したこの人間の男に。
『なるほどね。 太陽と同じ役割をあの大きな炎に任せようとしているのか。 今まで俺達にあった人間は恵まれてたって事なんだろうな。 お前は森の事も考えてこの方法にしたわね?』
「当たり前だろうが!!! この場所はダスさん達が守ってきた場所だぞ!? お前らの意図には直ぐに気がついたけど方法を考えてただけだ、よ!!」
『あっぶねえ。』
列の剣先がサラマンダーの眼前を通る。
暗くなり始めてから列の速さが上がってきているのだ。
『お前、体が凄く熱くなってんな。 頭じゃなくて体が先に順応してきたか。』
「知るかよ。 お陰で調子は良いけどな!!!」
列はサラマンダーの放つ炎弾を切り裂いた。
『やるじゃないの。 だけど次は……。』
「次なんてねえんだよ。」
後ろから声が聞こえたサラマンダーは背中を切り裂かれるのだった。
「おーい、エインー。」
列くんが戻ってきた。
列くんが戦ってる間、私は何をしてたかって?
ウィズと契約してからが大変だったよ。
ウィズに私の適正を教えたら次々に呼んでくるんだもん。
面接官ってのをやらされてる気分だったよね。
と、言っても実はまだウィズとしか契約してないんだよね。
そんなに多くと一気に契約しても上達しないんじゃないかなって思って全部断ちゃった。
そうして列とある意味でエインの怒濤の一日は終わったのだった。




