精霊 2
「遊ぶって言ったって何すんだよ?」
列くんはそう言ってサラマンダーに聞き返す
それもそっか、精霊と人なんだ。
ベクトルが違うはず。
『そうだな。 俺達を認めさせれて人間が大丈夫なのって言ったら……。 あれしかありませんわね。』
「なんだ?」
『鬼ごっこ、だ。』
ここでまさかの鬼ごっこかぁ。
何か普通の鬼ごっこって感じがしない。
て、言うかめちゃくちゃ危険な感じがするんだけど……。
「列くん。 危ないと思う。」
「はっ!! 上等だ!!!」
列くんはそう言って剣を構える。
大丈夫かな……。
そう思うが列くん達は話を進めていく。
『話が早くて助かるわ。 ルールは簡単よ。 貴方が鬼。 私達を追いかけて一撃を与えたら貴方の勝ち。 期限は暗くなるまでだ。』
サラマンダーはそう言ってその身を空中に少し浮かす。
『それじゃあ、始めるぞ!!!』
列くんがサラマンダーを追いかけて姿が見えなくなったので自分の精霊の事に集中する事にした。
でも、風の精霊にどうやって話掛けるんだろう?
何もない所に話かけるって痛い人に見えないかな……。
ダスさんも基本は口を出さない事に決めたみたいだし。
私は腕を組んで考えていたら声が聞こえた。
《ねえ、そこの貴方!!! 私とお喋りしましょ!!!!!!》
「え?」
声がした方を見ると肩に小さな生き物が足をパタパタとさせて座っていた。
《貴方、面白い感じがするから私の話相手にさせて上げるわ!!!》
「えっと、貴方は?」
《私? 私はウィズ!!!!!! そこらへんの子達より強いんだから!!!》
「そっか、ウィズだね? 私はエインって呼ばれてるよ。 本当の名前は覚えてないけどね。」
《貴方、こっちの世界に来てから名付けられたのね!!!》
そんな風にたわいのない会話をしたのがウィズとの出会いだったのだ。
《あっははははは!!! あの子が今じゃ族長なんてね!!! 時間が立つのは早いなー!!!》
「ウィズはダスさんが子供の頃を知ってるの?」
《知ってるも何もあの子の一族を見守ってきたのは私よ? それにある狼に少しだけ力を貸して上げた事もあるわよ!!!》
ウィズと話してると元気になる。
決めた。
私はこの子と契約する!!
時間が経ち日が落ちて来た頃。
決心して話を振った。
「ねえ、ウィズ。 私と契約してくれないかな?」
そう言った瞬間だった。
森の方から大きな火の玉が上空に打ち上がったのだった。
ウィズ、ちょっと繋がりがあったりとこの子は強キャラ元気っ子




