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挨拶とお勉強2

ごちゃごちゃしちゃった

早速ダインさんが話し始める。

「それじゃあ、まずはこの世界の英雄の話でもしようか。その人達が居たから今も平和が続いてるんだ」

そう言って昔話しの様に話してくれた。


三英雄

この世界の歴史であり、世界を変えた者。

初代の英雄は言葉を統一し、二代目の英雄は文字を作った。

三代目の英雄は魔物との友好関係を築いた。

そして全ての出来事に争いが関わっている。

初代では言葉の違いにより人同士の争いが

二代目では文字を作った事による争いが

三代目では魔物を殲滅するべく人魔の争いが起きた。

この争いを終結させたと言われるのが英雄と呼ばれる人だった。

これがこの世界の根源だった。

三英雄が居た事で今の世界があるのだとダインさんは教えてくれた。

記憶に新しい三代目の英雄

彼は後に人魔戦争と呼ばれる争いを魔物を引き連れ知恵のある魔物や有益な魔物が居る事を訴え戦ったのだ。

他の二人については伝承や書物と言った物がほとんどなく吟遊詩人の歌などで昔からある話しなどを参考にしているのだそうだ。


「とまあ、ここまでにしようか。次に魔法についてだ!」

待ってました!!

これで魔法が使えるぞ!!

「まず魔法は7つの属性と特別な1枠がある」

と、説明が始まった。

火・水・風・土・雷・闇・聖7つと特殊と呼ばれる物。

火から雷までは基本的な属性なのだが聖と闇はバフやデバフと言った感じだった。

基本1人に1属性だが複数の属性を持つ者も居る。

そういう人を『ダブル』や『トリプル』と呼ぶ。

そしてごくごく希に特殊以外の属性全てを持つ者を『賢者』と称する。

現在に1人だけ居るとだけ言ってこの話しは終わった。

最後に特殊について

特殊魔法とは普通の魔法とは違う魔法と大雑把な説明で終わった。

三英雄全員も特殊な魔法を使ったとされている。

あまりにも数が少なく研究が進んでいないそうだ。

こんな所で今日のお勉強は終わったのだった。

普通の魔法じゃないって例えば召喚術とか使役魔法みたいなの?

でも闇属性とかでありそうだしちょっと分かりづらいなぁ。


次の日

朝食を終えて

「よし!ペパ君アリア、今日は二人の適正魔法が何なのかを調べようか!」

とダインさんがそんな嬉し楽しい事を言いだした。

「ちょっとあなた、二人ともまだ幼いわ。危険じゃないの?」

「何セリア殿も居るのだし大丈夫だろう」

「私を頼られても困るさね」

こんな軽いノリで魔法適正を調べるのだった。

まずアリアから

特殊な紙に魔力を当てると特徴が現れると言う物。

火なら焦げる・水なら濡れる・風なら紙が切れる・土なら土色に変色・雷なら電気が走る・聖なら発光・闇なら黒いインクの様に滲む

「んー!!!」

アリアが精一杯魔力を紙に当てると面白い事が起きた。

水・風・聖。

3つの特徴が同時に現れたのだった。

ダインとフォーリーは多いに喜び抱きしめ合っていた。

「あなた!この子三つも適正があるわ!!」

「凄いじゃないかアリア!」

だから気がつかなかったのだ、その後に起こった残り4つの現象に。

アリアはこの年齢にして賢者の素質を持っていたのだがもっと後のお話。

続いてペパの適正を調べる事に。

セリアは

「この子は私の魔法を見ていたんさね。もしかしたら風の魔法にも目覚めているかもしれないさね」

と言っていたのだ。

そして、魔力を

魔力を・・・。

ぶつけたのだが何も反応しなかった。

この場に居る大人全員が目を疑った。

魔力をぶつけたのに反応がない?

有り得ない、だってこの紙は7属性を調べるた・・・

そこまで考えたセリアは何かが引っかかった。

「7属性?」

「今なんと言いましたかセリア殿?」

「ダインや、この紙は7属性を調べる物さね?」

「はい。7属性を調べる物のはずです。こんな事は始めてで・・・」

「なら、この子は特殊魔法が使えるんだろうねぇ」

「な!?特殊魔法ですか!?まさか英雄か亜人が持つと言われる物ですよ!」

「なに、この子を拾った少し前の状況を考えるとそんな気はしてたのさね」

ペパを拾った少し前の事をダイン達に説明するセリア。

そして

「私は思い出したさね。三代目と出会った時と一緒だとね」


大人達は話しがあるとアリアと二人で外に出された。

俺に魔法の適正はないのかぁ

凄い期待したのになー

落ち込んでいるとアリアから

「え、えっとね。ペパくん。・・・い、一緒にあそぼ!」

人見知りだが精一杯の笑顔で誘われた

天使か・・・。

え、なんだこの純白の天使は!?

子供だけど中身はおじさんって呼ばれそうな年なんだぞ!?

殺す気か!?

そんな事を考えて返事が遅れ

「や、やっぱりだめかなぁ」

涙目になり始めた。

ヤバいヤバいヤバい

可愛すぎるだろ!?

早く返事をしないと

「だ、だめじゃない!」

こんな返事がやっとだったが

アリアは満天の笑顔で

「ほんとう!!?」

心がノックアウトした瞬間だった。


花畑で隠れんぼをしていた

「あそこに隠れたよ!」

「ありがとう、うさぎくん!」

そこには動物と会話するペパの姿があった。

次回の布石見たいになった

はい、主人公はあらゆる生き物と会話できます。

入れるか迷ったイベントを次回やります。

こうしないと次話まで描写できなさそうだったのはここだけの話

次話

会話と恐怖

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