番外変:噂の真実と裏側 アリア視点
もう数日もここに居る気がしちゃってる。
何も無いこの空間に。
・・・
いや、何かはあるの
けど、見ない様に
認識しない様に
そうしないと普通で居られないと無意識にしていた
二人で居るのだから話をし続けようと
「ねえ、いつまでここに居ると感じてる?」
アリアが話を切り出す。
「そうですねぇ、感覚でなら一週間くらいは居る感じがしてますです」
「そうだよね・・・」
言葉が途切れる。
アリアが耐え切れなくなって話始める。
「きっと大丈夫だよ。ペパくんや会長さんが助けに来てくれるはずだよ!」
「そうですね・・・」
言葉が少なくなってきているユークレスの変化に気づけなくなっていた。
それ程に疲弊して居るのだ。
そこからが早かった。
「ねぇ、何時間くらいたったのかなぁ」
・・・・・・
「私ねずっとここに居るって感じてるんだよ」
・・・・・・・・・
「いつになったら終わるのかな!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
「ねえ!何時になったら出られるの!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アリア以外は話さない。
いや、声が出ない様だった。
それにすら気がつけない。
だって、彼女の耳にはユークレスの言葉が聞こえているのだから。
「ねえ、いつなの何時になったら終わるの、ずっとこのままなの。そんなのは嫌だよ。
私はまだ一緒に居たい人が居るのでもここから出られないってどう言う事?
駄目だ駄目だ駄目だ駄目だここから出なきゃ」
ずっと話続ける
そして時折、「どうやって」と言う。
すがってしまった。
言葉に依存する事で精神を保とうとする。
けど、この異常の中ではどこまで持つのか・・・




