邂逅と討伐戦1
一日遅くなりました
話し合い(二人)が終わり移動を開始しながらペパとヴィレウスが話していた事を噛み砕いてアリアとユークレスに説明をしていた。
「はぁ、えーと・・・?
つまり会長の能力で師匠と共に時間を巻き戻ってきたって事です?」
「ああ厳密には少し違うのだが、ペパ君は何故か一緒に戻ってきてしまった」
ヴィレウスが自分の力と現状を話終わりアリアがペパに問いかける。
「そして、ペパくんは戻る前に死んじゃったって事?」
「そうなるね」
「その・・・、怖く・・・ないの・・・?」
そう言って不安そうな顔でこちらを見つめるアリア。
「んー、あれから慣れちゃった・・・?からかな?
あまり怖いって感じなかったよ?」
「そ・・・か・・・」
アリアは村の魔物事件を思い出していた。
だけど、ペパは一度死んだ時の感覚を思い出していた。
誰かを守れるのなら死んでも良いと思ったあの時を。
「すまない、ユークレス君」
「は、はい」
ヴィレウスがユークレスに問いかける。
「あの二人、恋人か何かなのかい?」
「まだ・・・だと思いますです」
「そうなのか、だが」
「そう見えますですねぇ」
ペパとアリアが話をして居るのを横目に他二人の緊張は解けたのだった。
時間が戻っているのだから、二回目の絶叫が聞こえた位置で待ち伏せをしていた。
「ヴィレウスさん、本当にここに・・・その吸血鬼が・・・?」
「間違いない。この場所で不意打ちを受けて彼が死んだ。
何度も味方が死ぬ所は見たくないし、死なせたくない。
だが、最初の絶叫が聞こえたのだからそいつらは助けれなかった」
自分が不甲斐ないとつぶやきながら苦い顔をするヴィレウス。
その顔を見て、アリアもペパは死なせないと心に誓う。
その時だ、何かが目の前の小さな広場に姿を見せた。
「来ましたです」
ユークレスの声と共に四人の気が引き締まる。
「一様、もう一度だけ聞いておく。
やつの力は・・・」
「おそらく、『自身の血に触れた物の液体を操れる』んだと思います。
そして殺す事が目的で効率的だったのが」
「「内側からの破裂」」
ペパとヴィレウスの声が重なる。
余りにも勢いが強すぎる為に血霧になった。
まさか、自分が死ぬ事であいての能力が分かるなんて嫌な事だなと笑えてしまったペパ。
どこか狂っているのかもしれないが、自分は正常だと信じていた。
吸血鬼はまだ動かない。
その間に作戦を練っていた。
「では、どう動く?」
「俺が近づければ動きは止めれます、そこにアリアの魔法をぶつければ一撃だと思うのですが・・・」
「え!?
わ、私!?」
アリアが驚く。
当然だろう、相手は吸血鬼と言っても人型。
しかも、理性がある者も居る種族だ。
「無理ならここに近づいてくる散策をしている人を探して保護をしてくれ」
(これでここから遠ざかってくれると良いんだけど・・・)
ペパはアリアを危険から離れさせたかった。
だけど
「ううん・・・。私も一緒に行く。
私もペパくんを守りたいもの。」
心にある誓いと共にそう言ってのけたのだった。
「では、先程の動きで行くぞ」
「「「はい!」」」
ヴィレウスの言葉と共に動く三人
討伐戦が始まろうとしていた。
今回も分けちゃいました。
次回まで待て!
次回
邂逅と討伐戦2
討伐戦の部分になります




