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終わる日常と小さな旅立ち

前回に引き続き日常回

いつもと変わらない朝

朝食を食べ軽い稽古をしていつもなら村の誰かが訪ねてくる。

「ペパ君は居るかのぉ」

今日は村長さんが最初に訪ねて来た。

だけど、それも今日で当分はお別れだ。

「ペパ君。今日、学園に向かうんじゃったのぉ?」

「はい、アリアと一緒に向かう予定になってます」

「ふぉっふぉっふぉ。ならこれを持っていくが良いじゃろぉて」

手渡されたのは手紙だった。

これは何なのかと尋ねる前に答えてくれる。

「学園に入学が出来たなら校長に渡してみぃ」

「?。はい、分かりました」

「まぁ、中身は見ても良いが意味は分からんと思うぞぉ?」

有名RPGのてがみをてにいれたって言葉が浮かんだが胸にしまっておいた。

もう、16年になるのか。

楽しい生活だったな。

ダインさんが怒った時の稽古は地獄だったけど・・・。

なんだよ、一人で小さな猪の魔物狩りって・・・。

・・・あの魔法の良い練習になったけどさ。

もしかしてダインさん達って気がついてるんじゃ。


そんな考えを振り払って準備完了!

荷物を持って玄関ホールに向かう。

アリアを待っていたがもう少し準備がかかるみたいだった。

待っている最中にダインさんが凄い顔で話しかけてきた。

「ペパ君」

両肩をがっちりと抑えられ顔を近づけて

「アリアを頼むぞ。男が出来たなら教えてくれ。半殺しに行くから」

「は、はい・・・。じゃなくて半殺しはダメですよ!?」

親バカとかの次元を超えてないか?

めっちゃ怖かったわ。

続いてフォーリーさんも話掛けてくれた。

そしてダインさんと同じ様に両肩をがっちりと抑えられた。

「ペパ君。夫が言ったと思いますが、悪い虫がついたなら連絡してください。お相手の片腕を貰いに行きますから」

「はい・・・」

フォーリーさんにはツッコミも出来なかった。

正直ダインさんより怖かったよ・・・。

ハルニール夫妻のお願いが終わってからセリアばあちゃんがやってきた。

「アリア馬鹿な二人さね」

「本当にね」

「そうそう、ペパや。アリアの事をどう思ってるのさね?」

「・・・?い゛!?」

「分からないとでも思っていたさね?まあ、手を出さなかった事は褒めてやろうと思ってさね」

「・・・いつから気がついてたの?」

「お前がアリアに会った日からさね」

え!?

そんな昔から分かってたの!?

うっわぁ、恥ずかしいいいいい

顔を真っ赤にしながらうつむいていたら

「早い所、人間で言う告白ってやつをしてやるさね」

「え?それってどう言う・・・」

「しっかり伝えたさね」

伝えたって・・・。

学園に入ってちょっとしたらしようと思ってたよ?

でも、ばあちゃんから催促が来るとは思ってなかったよ・・・。

告白という言葉をぐるぐると考えながらアリアを待つペパだった。


少し離れた所でペパと話した二人と一匹が話し合いをしていた。

「全く、私にこんな事を言わせるんじゃないさね」

「はっはっは、申し訳ない。ただアリアが意識して居るのを知っていて放置するのもどうかと思ってしまいましてな」

「ええ、その通りです。アリアの為なら後押しでも何でもしますわ」

「本当に親バカさね・・・」

残ったのはため息を吐くセリアに微笑んでいる夫婦の姿だった。


階段を降りる足音が聞こえてきた。

アリアの準備が終わって降りてきたのだろう。

「ペパくん、お待たせしました!」

「全然待ってないよ」

なんて言うのは良いがさっきの話があるせいで意識しちゃって顔が赤い。

と、取り敢えず学園国家って所に向かおう。

そうしよう!

そう、意気込んだ所でダインさん達が近づいてきた。

「さ、準備も終わって向かうだけだ」

ダインさんが話し始める。

「学園と名前が付くくらいだ。当然勉学に励んむ。だが一番の目的は自分の力を伸ばす事だ。自分が持っている力をどうやって伸ばし活かすかを学んできなさい」

少し感動してしまったが顔には出さない様にしよう。

「そしてペパ君」

「はい」

「君の力は未知数だ。どう理解し活かすか、私達では分からなかった。学園側に丸投げする様な形になってしまってすまないね」

「いえ、謝らないで下さい」

「そう言ってもらえると助かるよ」

「さあ、あなた。何時までも話していたらアリア達が向かえないじゃない」

「ああ、そうだったな。それじゃ二人とも・・・行っておいで!」

「「はい!行ってきます!」」


村の出口から外に出る。

少ししてから振り返ってみると村の皆が見送りに来てくれていた。

アリアと二人で大きく手を振って学園国家アルファへと向かうのだった。

やっと学園国家に向かわせれました

書いてると手が止まらなくて笑ってしまいます

それでは次回までお待ちください。


次回

小さな旅路の途中と三人目?

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