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彼女の運命を変えるために、ボクは何度でもやり直す  作者: 末次 緋夏


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第1話 今日、彼女にプロポーズするつもりだった


ーータン、タン、タン。

冷たい冬空の下、非常階段の音だけが冷たく響く。吐く息も白く、呼吸する度に肺が凍りそうな感覚になる。

……どうしてこうなってしまったんだ。分からない、とにかく今分かるのは、早く追いかけて行かないと恋人の命が失われてしまう。それだけだった。


「ユキっ……まっ待ってくれ」


俺は必死に前へ手を伸ばす。だけど、その声は風に吹かれて消えてしまう。


そうして俺が見た最後の恋人の姿は、無情にもビルの階段から落ちていく姿だった。その姿はどんどん小さくなっていく。


「あぁ、……ああ」


俺は耐えられなくなり、その場に座り込んでしまう。あぁ、まただめだった。今度こそは大丈夫だと思ったのに。


そう思った時、後ろから小さな

声が聞こえてきた。


『また、だめだったね……コウ君。それじゃあ行こうか』


そうして、俺はまた深い闇の中へ落ちていった。

次こそは光を見れるように。そう思いながら。




ーー時はしばらく前に遡る。


俺は五十嵐コウ。

病院で看護師として働く普通の人間だ。


昔から「明るいよね」「一緒にいて楽だ」とよく言われた。

友達には恵まれていたし、輪の中心にいることも多かった。


──でも恋愛だけは別だった。


思い切って告白しても、返ってくるのは決まって同じ言葉。


「ごめん、コウくんは“友達として”好きなんだけど……」


話しやすくて、ノリも良くて、相談相手にはちょうどいい。

でも「彼氏候補」にはならない。


(俺って恋愛だといつも脇役だよな)


冬の街を歩きながら、幸せそうなカップルを横目にそう思った。

諦めが混じった気持ちを抱えたまま、気づけば社会人になっていた。


友達がいれば十分だったけれど、

仲が良い両親を見て育ったせいか、いつかは自分も家庭を持ちたいとは思っていた。


「焦らなくても、きっと出会えるわよ」


「人生は結婚だけじゃないぞ」


そんな親の言葉を胸に、俺は平凡な日々を過ごしていた。


今日も看護師として、患者さん相手に慌ただしい毎日を送っている。

看護師として過ごす日々は正直大変だ。

モニターの警告音、点滴の落ちるリズム、ナースステーションのざわめき。

それら全部が、いつもの日常のはずだった。


だけど今日だけは違った、今日は特別なんだ。

 胸の奥が、朝からずっとそわそわしている。


その理由は、今日が俺の彼女ーー篠崎ユキと付き合って二年の記念日だからだ。

彼女はこの世で一番大切な人。

カバンの中には指輪の入った箱が入っている。

そしてロッカーには、ユキの好きな白い花束がある。


(今日こそ伝えるんだ……“結婚してください”って)


 仕事中なのに、それを考えると思わずニヤけてしまう。

(……本当は、何度も考えてたんだよな)


 ユキが猫の動画を見て笑うたびに。

 なかなか食卓を合わせる機会がないから、一緒にご飯を食べているときに。

 貴重な休みのときのデートで、並んで歩きながら他愛もない話をしているとき。


(“今なら言えるかも?”って……

 そのたびに、タイミングを逃して……)


 お互い28歳。結婚を意識してもおかしくない年齢だ。特別な日くらい、ちゃんとした形で伝えたかった。どんな表情で指輪と花束を受け取ってくれるだろうか。今から楽しみで仕方がない。


(今日こそ……絶対に言う)


 ふと、仕事をする手を止めて考える。


(……でも、今朝のユキ、少し顔曇ってたよな)


俺とユキは既に同棲している。

あれは出勤前の見送りのときだ。


笑顔はいつも通りだった。

だけど、その表情にはわずかに疲れが滲み出ていた。もしかしたら無理して作った笑顔だったのかもしれない。


(ユキ……最近、仕事忙しいって言ってたしな……

 きっと疲れてるんだろう。少しくらい曇った顔になるよな)


(だからこそ、今日はちゃんと笑わせてあげたい)


 そんな思いを胸に、またパソコンに、向かってカルテの入力作業をしていた。


 ーー退勤間際、後輩の田崎が俯いていた様子で椅子に座り込んでいた。どうやら急な仕事を振られたらしい。


「今日中って……上司もう帰りましたよ……!」


青ざめる田崎に声をかける。


「田崎、俺も手伝うよ」


「えっ、五十嵐さん……!」


「困った時はお互い様だろ。

 ……今日は気分がいい日なんだ。早く帰りたいんだよ」


 結局、ほとんど俺が仕上げる形になったけど、まあいいか。


(ユキが待ってる。それで十分だ)


職場を出て駅へ向かいながら、ユキを思い返す。


俺とユキは、同期入職だった。

 最初に声をかけてくれたのは意外にもユキのほうからだった。

『あの……同じ班だし……せっかくだから、仲良くしよ?』

 控えめなのに、ちゃんと相手に届く声。そこから少しずつ会話が増えていった。


最初は「可愛い子だな」くらいにしか思っていなかった。目立つタイプじゃないけれど、柔らかく笑う顔が印象的な子。でも、一緒に仕事をするうちに、俺はだんだんユキから目を離せなくなっていった。


 

人が嫌がるような仕事を率先してする。

コピーが切れていたら率先して取りに行く。

誰かが休んだ時は代わりに残業したりする。

他にも誰も気づかないような仕事を、誰にも見つからないように、さりげなく片付けている。


(……ユキ、優しすぎるだろ)


そう思った頃には、もう目が離せなくなっていた。


告白の夜のことは、今でもはっきり覚えている。 仕事終わり、駅まで少しの道のり。

コンビニの灯りに照らされながら、俺は思い切って言った。


『あのさ、篠崎さん』


俺は立ち止まって振り絞るように声を出す。


『どうしたの、五十嵐君』


そんな俺を不思議そうな表情で俺を見つめてくるユキ。

『俺と、付き合ってください! 』


手を前に出して頭を下げて思い切って伝えた。

少しの間、俺達の間に沈黙が流れる。 

おそるおそる顔を上げると

ユキは、少し驚いたように目を丸くしていた。


(しまった、困らせてしまったか……?)


だけど、続くユキの言葉は俺の不安を吹き消した。 


『……嬉しい……』


今にも泣きそうな顔になって、口元を手で隠しそう話すユキ。その一言で、世界がひっくり返った気がした。


 いつも「友達としては好きだけど」と終わってきた俺の人生で、初めて「恋人になってほしい」と伝えて、「嬉しい」と返ってきた。

こうしてユキは、俺の“初めての彼女”になった。


付き合ってから同棲するまでは、驚くほどトントン拍子だった。


休日に家具を見に行き、一緒に必要なものをメモした。一緒にお揃いの食器を選んだりなんてした。

物件を回りながら、「ここだったら通勤しやすいね」と笑い合って。


だけど、同棲の挨拶でユキの実家に行ったときユキのお父さんは少し反対気味だった。


『結婚前なのに同棲か……』



腕を組みながら真面目な顔でそう言われた。大切な一人娘だ。反対する気持ちは分かるような気がする。だけど、俺は今の気持ちを頭を下げて必死に伝えた。

『俺、頼りないところもありますけど……

 ユキさんを絶対に一人にはしません。責任を持ちます』


声は裏返っていたかもしれない。

しばらくの沈黙が訪れたあとに、ユキの父さんはふっと表情を緩めた。


『……そこまで頭を下げられたら、仕方ないな。

 娘を頼むよ』


その言葉が、胸の奥で何度も反響したのを覚えている。


となりにいたユキもそのお父さんの言葉にほっとしたのか胸を撫で下ろしていた。


(あの日の俺は、本当に……幸せだったな)


 そしてーー今日は付き合って二年目の記念日。


(……よし。絶対に成功させる)


 自然と歩く速度が速くなる。気がつけば小走りになっていた。


(早くユキに会いたい)


 そんな気持ちがあふれ出ている。ユキの待つ自宅に到着したあと一旦深呼吸した。心臓の鼓動が激しく鳴っている。俺はガチャリと鍵を回した。


「ユキ? ただいま」


返事がない。しん、と静まり返っている。

いつもなら、ちょっと照れた声で「おかえり」と返ってくるのに。


(寝てるのかな……?)

連絡は入れたんだけどな。時間が少し遅くなってしまったからか?時計はもう午後の10時を回っている。 靴を脱ぎ、リビングへ向かう。


「ユキ?いる?」

 扉を開けた瞬間――視界が止まった。


「…………っ?」


 理解が追いつかない。


 天井近くを見上げると、ロープがぶら下がっていた。

 その下には、だらりと垂れた腕。白いワンピース。


 ーーユキが吊られていた。


 足先は床に届かず、ゆるく揺れている。


「え……えっ……」


 持っていた花束が手から滑り落ち、周囲に白い花弁が散らばった。


 ユキの足元には、排泄物らしきものがある。

 現実を突きつける匂いが鼻を刺す。


(なんだよ……嘘だろ……!?)


「ユ……キ……?」


俺は目の前の光景が信じられなかった。

震える足で近づき、テーブルに目をやる。

そこには一枚の紙が置かれていた。


『ごめんね、コウくん』


『もう、生きているのがつらいの』


 歪んだ文字。涙でにじんだ跡。


「なんでだよ……なんで……!」


 スマホを掴み、震える指で救急車を呼ぶ。震えてなかなかボタンが押せなかった。


「お願いです……!

 彼女が……吊ってて……息してない……!」


 しばらくして、サイレンの音が遠くで響き、救急隊員が淡々と告げる。


「心肺停止。……時間が経ちすぎています」


その言葉で、膝から崩れ落ちた。

その後、警察やら何やらが来たけど、やり取りはほとんど覚えていない。


俺の悲鳴とも泣き声とも区別がつかない声が家中に響いていた。



葬儀の日。

棺の中のユキは、まるで眠っているみたいだった。

静かに目を閉じ、少し微笑んでいるように見える。

声を掛ければ起きてくれそうな、そんな雰囲気。


「……なぁ、ユキ……」


頬にそっと触れる、だけど冷たい。

でも、その奥にまだ、あの日のぬくもりを思い出せるような気がした。


(起きてくれよ……なぁ、ユキ……

 いつもみたいに笑ってくれよ……)


初めて繋いだ手のぬくもりも、春の陽だまりみたいな笑顔も、寄りかかってきた肩の重みも。

全部まだ胸に残っているのに、もう二度と戻ってはこない。


ただ、線香の匂いが胸の奥に重く滲む。


そのときだった。

ユキの父が、ふらつく足取りでこちらへ歩み寄ってきた。


目だけが、こちらを鋭く刺している。


「……どうして守れなかったんだ」


低い声が周囲に響き渡る。

抑えているのがわかるのに、震えていた。


「ユキは……俺の誇りだったんだぞ……!

どうして……どうしてお前は……!」


怒りとも、悲しみともつかない感情が混ざって、

ユキの父の顔はぐしゃぐしゃだった。


次の瞬間、がしっと胸ぐらを掴まれた。


「お前が……お前がしっかりしていれば……!」


そして拳が頬にめり込み、視界が一瞬跳ねる。

痛みは鋭かった。

でも、それ以上に胸が熱く、苦しくなる。


(……言い返せない)


俺が何を言っても、ただの言い訳になる。


(そうだ……俺がもっとしっかりしていれば……)


心の中で何度も反芻していた言葉が、父親の口からそのままぶつけられる。

痛いのは、殴られた頬じゃない。

胸の真ん中を、鉛の塊で押し潰されたような感覚だった。


「ユキは……ユキは……!」


ユキの父の声は途中で潰れ、

そのまま力が抜けたように崩れ落ちた。

俺はただ、それを支えることしかできなかった。


(ごめん……ユキ……)


(守れなかった……)


誰にも聞こえない声でつぶやく。

その瞬間、自分が世界で一番弱い人間に思えた。


 

しばらくして控室へ下がったユキの母は、泣いていた顔をすっと拭い、電子タバコを取り出した。

青白い煙が、ゆっくりと天井へ昇っていく。

その横顔には、さっきまでの取り乱した様子とは違う、どこか気だるそうな色が浮かんでいた。


(今の……?)


胸の奥に小さなひっかかりが生まれたが、

悲しみのほうが深くて、考えがそこまで届かなかった。


何人もの最期を見送ってきたはずなのに、

自分の世界がこんな形で終わるなんて、想像したこともなかった。



ーー葬儀が終わってからの日々は、地獄だった。

風呂にも入れず、髭は伸び放題。

髪はベタつき、鏡には知らない自分が映っている。

食事もろくに取れず、この三日間ほとんど何も食べていない。


天井のロープ跡が、目を閉じるたび焼きついた。


(俺は……何を間違えた?)


両親から心配の電話が何度も来る。


『帰ってきなさい、コウ……!』


『カウンセリング行こう?』


優しい言葉さえ、何も届かなかった。


(ユキのいない世界なんて……)


リビングの部屋の中は、時間が止まったみたいに静まり返っている。


テーブルには散らかったコンビニ弁当の容器が散乱している。とても作る気力なんてなかった。

食べかけのサラダは乾いている、食事をしていると吐き気が襲ってきてしまうから。


そして、シンクには洗っていない食器が山のように積まれていた。生臭い匂いが鼻の奥に染み付く。


(……そうだ、いつもユキが片付けてくれてたんだよな)


思わず苦笑いしそうになってそのまま喉が詰まる。


冷蔵庫を開けると、ユキが作ってくれた常備菜のタッパーがそのまま残っていた。


卵焼き、きんぴら、煮物。

どれもユキの“味”がするものばかりだ。

ユキの料理はどれも俺好みの味付けだった。


(……賞味期限、切れてるな)


蓋を開ける気にもなれなかった。もう2度と食べられない。その現実が容赦なく突きつけてくる。それを考えると涙が止まらない。


キッチンの隅には、ユキが使っていたエプロンが小さく丸めてそのまま置かれている。

そうだ、誕生日プレゼントに渡したんだよな。ユキ、猫が好きだったから。猫の模様が入ったやつ。渡した時泣いて喜んでくれたっけ。

その事実だけで、胸が潰れそうになる。




ーー空白の日々が続いたある朝の出来ごとだった。

ポストに、一枚の紙が落ちていた。


『あなたの“後悔”、やりなおしませんか?時間戻します』


 その紙を見つめたまま、玄関先で固まる。怪しい詐欺か何かか?こういったチラシはたまに入っている。


普段なら気にも止めないただのチラシ。だけど、今だけは違った。


(……やりなおせるなら?)


 心の奥がぐらぐら揺れた。

 でも、あまりにも胡散臭い。 詐欺かもしれない。悪質な宗教かもしれない。


 何よりーー“時間が戻る”なんて、現実的な話じゃない。


(……でも)


視界の端に、まだ片付けられない白い花束が映る。花はもうすっかりしおれて枯れ果てていた。

床に落ちたままの指輪の箱。あの日、渡すはずだったのに……。

 ユキが最後に立っていた場所。現実を見ないように目をそらしてきた。


天井のロープ、あの時揺れる足。そして冷たくなった身体。

 ーー棺の中で眠るみたいに笑う横顔。


 胸の奥に、その全部が焼きついたまま離れない。


(助けられるなら……)


 喉の奥が、ひゅう、と細く鳴った。

 スマホを持つ手が震えている。


(バカみたいだ。でも……もし、本当に……)


「……っ」


何度も番号を打ちかけては、指が止まった。

紙を握りしめすぎて、端がくしゃっと折れ曲がる。


(俺は……何かを間違えた。

 ユキの異変に気づけなかった。

 本当は助けられたはずなのに……)


胸が締めつけられて、ハァハァと呼吸が乱れる。


(もしも、もう一度だけ……やり直せるなら……)


ぽた、ぽたと紙に涙が落ちた。


(頼む……これで……。神だろうが悪魔だろうが、何だって構わない!)

 深く息を吸い、震える親指をゆっくり画面へ押しつける。


発信音が頭の中に響く。その音に、心臓が跳ねた。


そしてーー


『もしもし?』


幼い少女の声が、耳に届いた。


「これは……どういう意味だ……?」


『あなた、ユキさんを助けたいでしょう?』


「助けたいに決まってるだろ……!」


『じゃあ、玄関を開けて』


 意味もわからないまま玄関へ向かう。


 そこで息が止まった。

 玄関に立っていたのは、十代半ばほどの少女。


 深い緑の瞳、黒いロングヘア、黒のワンピース。


 その少女は、こちらへ近づいてくる。


 ぴょこ、ぴょこ。


 小さく跳ねるような歩き方。

 癖なのか、楽しそうに上下している。


 ただ、異常なのはそこではない。

 足音が、まったくしない。


(……音が……ない?)


床が沈む気配すらなく、 ぴょこぴょこ揺れる影すら、うまく見えない。

少女は俺に近づき、ふわりと笑った。


『こんにちは、コウくん。

 はじめまして。ボクはレオナ。

 “後悔のやりなおし”担当だよ』


「なんで……ユキの名前を……」


『それは、企業秘密だよ』


 無邪気なのに、どこか底知れない声。


『ねえコウくん。

 ユキさんを助けたいんでしょう?』


「助けたい……!

 助けたいに決まってるだろ……!」


『うん。じゃあ契約しよ』


「契約……?」


『でもね、代償は必要だよ』


「代償……?」


 レオナの緑の瞳が、淡く光る。


『1回やり直す毎に、寿命一年分ね』


 息が止まる。

 普通なら、こんな話は信じない。


 だけど、このときの俺は普通じゃなかった。

 ーーそれくらい、心は壊れかけていた。


「……わかった。それでも構わない」


 たった寿命一年で、もう一回ユキに会えるなら。

 むしろ安いくらいだ。


 そんな俺を見て、レオナはにこりと笑った。


『さあ行こう、コウくん。やりなおしに』


 レオナがぴょこりと跳ねた瞬間、世界は真っ暗になった。



 

新連載です。

少しでも気になったらブクマと☆があるととても喜びます(^^)

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― 新着の感想 ―
冒頭の幸福感と、終盤の急激な崩壊との差が衝撃的で、息をのむような展開でした。 「プロポーズする日」という、人生で最も温かなはずの瞬間が、一瞬で地獄に変わる……その落差に胸が締め付けられました。 限界…
電話とほぼ同時に現れたレオナちゃん…か、かわいいぞ…// 最初の1年は軽いもの、と思いつつ…はたして…!? 気になってきましたw
ミステリーリターン系ですね。 今後たくさん現れるであろう多くの謎が、とても楽しみですね。
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