第三話 異世界じゃなくて現代(?)かよ
毎度のこと遅くなりすみません…(しかも短い)
ブックマーク、評価をしてくださった方々、ありがとうございます!
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俺は考える。いったいこの状況は何なのかと。
ついさっき母上(女神)といい感じで別れ、さぁ異世界へ!的なノリだっただろ。
ところが視界に入ったのは綺麗な病院の天井。
洒落た見たことのない観葉植物。
見つめてくる大人は日本人らしき看護師。
いやぁ。現実は厳しいなぁ。じゃねえよ!!
異世界は?スローライフは?チートは?ハーレムは?
俺はパニックになりかけた思考を消し去り、ゆっくりと起き上がる。
すると枕元に竹の板?が置かれているのに気付いた。
竹には筆で書かれたであろう字が書いてある。
あれだろうか、あの昔にやってた木簡という奴だろうか。
いや間違いない。何の疑いようもない木簡だ。
「なんっだこれ…?」
クソ長く、めんどくさかったので要約するとこうだ。
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私の大切なりゅー君へ
驚いたでしょう?ごめんなさいね。
お母さん、転生後の設定をいれる、すまほ?というやつの使い方がよくわからなくて、
適当にボタンを押してしまったの…ちょっとだけ…よ?
そう、少しだけ…ね?めんどくさかったとかではないのよ…?
言いにくいのだけれど、時空座標設定を間違えて、
りゅー君の言っていた、転生先と違うところに飛ばしてしまったみたいなの。
もしかして、ほかの部分も違うかもしれないわ。
迷惑をかけるかもしれない…
でもお母さんはりゅー君をたま______いつでも見守っているわ!
頑張って生きるのよ!
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…母上(女神)?
いくつか聞きたいことがある。
木簡って奈良時代(?)のあれだよな…
俺の時空座標設定?を考える前に、母上の時間感覚が心配だよ…
あと、転生先ってスマホで決めるのか…?
「お手軽で簡単!今すぐスマホで登録しよう!」的なノリで?
そして、最後、たまにって言おうとしたよな…?
俺は呆れて叫ぶ気力もなくなってしまった。
最後に一つだけ。異世界転生、難しかったわ…
最後まで読んでいただきありがとうございます!
やっと転生しました。次はもっと早くに投稿できると思います。
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