第一話 え?殺されたんだけど
俺、妖月龍也は16歳の引きこもりである。
まぁ要するに高校受験失敗して就職も出きず毎日ゲームしているニートともいえる。
中学の時はエリートで我ながらかなり頭がいいと思っていたのだが…
まさか、受験前日にインフルエンザにかかるとは…最悪だ。
幸いなことに親父が有名企業、妖月グループの社長なので親の跡を継ぐのが決まっている。
そう、俺は俗にいう御曹司だ。え?親のコネで高校は入れよ?
いやいや、入るわけがないだろう。親父の企業は純粋潔白が取り柄。
そんなんするわけないだろ。俺は手元のゲーム機を動かしつつ考える。
親父の跡継ぎなんて興味ない。俺には4つ下の弟がいるからそいつに譲れねぇかな。
弟派もかなりいるらしいから、そいつに話を付けられればいいんだが。
すると急に部屋のドアが開いた。俺専属の執事だ。
「竜也様すいません。貴方に跡継ぎを任せられませんっ。」
執事は思いつめた表情で俺を見つめた。
おっ!ちょうどいい。これで俺は跡継ぎをやめられる!
そう思い近づいてくる執事に声をかけようと口を開く。
そのとたん執事が俺に、隠し持っていたらしい銃を向けた。
執事が引き金を引く。その一つの動作がゆっくり見える。
そして、今やっと気が付いた。俺、人生終わるんじゃね。
そう気が付いた時にはすでに遅し。大きな銃声が鳴り響く。
そうして俺は意識を手放した。
短くてすいませんっっ。頑張って投稿するので
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