王の中の王だな
巨人サイズの服を作り
売りに出せるようになる
ちなみに今回は書けたバフは
濡れても乾かせるための魔法
暑いときに体を冷やしてくれる魔法
逆に温めてくれる魔法
っと言った具合に生活するうえで合ったらいいなぁ~っと思える機能を追加している
まぁ、後程いろいろいじっていこうとは思う
さすがに魔防具のような戦闘特化のものを作るつもりはないので
力や防御力、速度なんかを上げるバフはかけないが
「これは・・なかなか便利だな」
「そうだろう、なかなか便利だろう」
その一着があれば夏でも冬でも安全だからな~
ん?そういえばもうこの世界に来て何か月かしてるけど・・・
この世界に季節ってあるのか?
「なぁ、タイタン」
「なんだ、カイトよ」
「この世界って季節とかあるの?」
「あるぞよ、一年季っと言われててな、一年ごとに季節が変わるんのだ。妙なことを聞くやつじゃのう」
一年季!?
なんだそれ!?面白ろ
「へ~一年ごとに季節が変わるのか」
「そうじゃ、一年ごとに季節が変わるのじゃ」
なるほどな・・・今は
まぁ、天候的に春だな
となると・・次の年は夏なのか?
うえぇ~きつい
「なんだか嫌だな・・・でもいい感じの季節もあるから・・どっこいどっこい?」
俺はそう言いながら首をかしげる
春が一年続くのはいいが夏が一年というのはきついしもちろん冬も
しかし、いい感じの季節が二年ごとに来ると考えるならまぁ・・うんいいのかもな
っと俺が一人で勝手に納得していると
「どっこいどっこい?それはどういう意味だ?」
「あ~、五分五分に近い意味です。」
聞かれたので答えてあげてタイタンは自身の立派なオレンジ色のひげを触りながら
「そうか、時折カイトは不思議な言葉を使うのだな」
納得してくれたようだ。
そうだ、タイタンは王きっと王であるタイタンなら俺が異世界人だと言っても信じるのでは?
思ったが吉日ってね一応言ってみる
「まぁ、異世界人だし」
「ぶるっはっはっは!冗談を」
信じられなかった
まぁ、分かってたけどね
俺は試作の服を王に見せたのち
仲間たちと一緒に巨人の街
巨人街を見て回ることに
ミニマムの案内もあるということで
皆で大きめのシーツに乗り
紐を作って
その紐をミニマムに引っ張ってもらい移動する
「なぁ~ミニマム、巨人街の名所ってどこなんだ?」
俺は数歩前を歩くミニマムにそう聞くと
「そうですね~巨人街の名所はというと~初代巨人王の銅像がある広場ですかね~」
初代巨人王お銅像か
見てなんになるわけではないが~
そんなのは修学旅行の時にさんざん味わっている
金閣寺~銀閣寺~清水寺~鹿~なんか見ても綺麗だな~くらいにしか思わない
しかしそこでそれを見たということが重要だということも分かっていたので
俺はミニマムにその銅像の下へ連れて行ってくれるようにお願いする
ちなみにセレスは二日酔いでぐったりとしていて
アリは先日と同じように縛ってあり
チィエラは特に何もしていない
タマは何やら気になることがあると言って今朝どこかに行ったきり帰ってない
まぁそのうち戻るだろう
他の二名は現在も拘束中
「しかし~ほんとにでかいな」
何度も言うが全部がでかい
椅子がでかい
机がでかい
もちろん家もでかいが
「っていうかどの家も岩でできてんだな」
「はい、岩ならいくらでもありますしね」
なるほど・・・・・
「っところでさ、このシーツもそうだけど、周りが岩山だとやっぱり他の国から輸入してるのか?」
俺は何気なくそう聞くと
ミニマムは少しばかりくらい顔になり
「その、輸入という意味は分かりませんが・・・物物交換に近いことはしています」
物物交換ね~
見ると周りの巨人たちは子供か女性など男性ももちろんいるが、ごくわずか
「巨人族は女性が多いんだな~」
「・・・・・・・・」
黙ってしまうミニマム
なるほどね
物物交換の内容少し見えてきた
パット見国に資材もあり食料もありどの住民を見ていても暮らしは安定しているようにみえる
むしろ栄えているようにすら見える
そして・・・・国が栄えるためには
どうしたって血なまぐさい理由がある物だ・・・・・
「なるほどな、戦争か」
「!?」
俺がそういうと
驚いた顔でミニマムが俺のほうを見る
「図星か。」
「はい・・・そうです。」
戦争な~
まさに国のいざこざの最長天に位置する面倒くさい案件だ
「でも、この国は勝ってんだな。どことの戦争だ?」
俺は少し気になった
以前図書館にこもった時にいくつか読んだ本の中に
魔族やモンスターについての本に魔界の事が書かれていた
魔界がある以上
巨人だって「人」だ
人間と巨人と争ったって意味はない
人類と人類とで争うメリットがないからな
そうなると選択肢は
魔界と人間との戦争
「魔族です・・・昔も今もこの国は魔界の魔族達と戦い続けてます。」
なるほどな~
「それにしても、お前のおやじはできた人だな」
「はい・・・どうして急に」
「俺に助けを求めなかった。その戦争についてな」
俺の実力はもうわかっているはずだ
しかしタイタンは俺に助けを求めるどころか戦争の話すらしてこなかった
そのうえ俺が試作で作った服を見て、戦闘特化の防具も作れるかという質問もなかった
ただ普通の服としての勝ちに目をつけた
「初めてだな、この国に来てから心の底からいいやつだと思える王様だ。」
まさに王
俺はタイタンを心の底から認めたのである
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カイト「よしよし、よく言えたな~、読んでくれてありがとな!また来いよ」




