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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
タイタニア編上
98/413

タイタニア!の!王様!だーれだ!

「ぶるっはっはっは!感謝するぞよ!人間よ!」

 他の巨人よりもひときわ大きい巨人・・・・王冠を被り

 ミニマムと同じオレンジ色の髪の毛であり・・たれ目もそっくり・・・

 そんなぶっきらぼうな言葉遣いな優しい顔の巨人は・・見た目から明らかに王であり

 そして、ミニマムの父であった

 まぁ・・・・何となくわかっていたけども

 逃がしてもらったとか言ってたから

 かなり上の人なのかな~っと思っていたが、やはりドンピシャだったようだ

「ミニマム、お前お姫様だったのな」

「はい、言ってませんでしたか?」

「言ってない。」

「ぶるっはっはっはっは!人間よ、そなたの名は何というのだ?」

「人に名前を聞くなら、まずは自分から名乗るべきでは?」

「ちょっと!カイトさん!」

 俺とミニマムの会話に割って入ってくる王様に自分から名乗れというと

 周りの者達が少し怪訝そうな顔をして

 こそこそと何か言いだす

「おい、いくらんでも失礼ではないか?」

「傲慢極まりない、いくら恩人でも王にあの態度常識もないようだ」

「っというか、あの人間の仲間のうちの一人のドワーフ・・・好みだわぁ」

 こそこそと話しているつもりでも

 聞こえてくる巨人たちの会話の内容・・・・一人おかしいのがいたが・・まぁ俺の王に対する態度が気にくわないようだ

 しかし・・・きっとそれは俺だけのせいではないはず

 何故なら・・・・

「ちょっと!何よこの安酒!もっといいお酒持ってきなさいよ~、でへへ~」

 王を助けた後に姿を見かけなかったセレスはいきなり厨房に入り酒を飲んでいた・・・もちろん巨人サイズの酒なので・・神具のバフ効果を利用して持ち上げるまでは何とかなるが飲むとなると話しは別のため・・・・

 瓶に程よい穴をあけて飲んでいたのだ

 巨人用の酒を一人で飲み干す、飲んだくれの俺の仲間は、厨房にいるものはもちろん、今この場にいる全員から変人の目で見られている

 しかし、セレスだからな

 俺もそこはあきらめてる仕方ないことなので・・・

 そう思っていいたら・・・

「にゃ!にゃにゃにゃにゃにゃ・・・・・みんにゃでかいにゃ・・こんなにもぎ取るものが多いにゃんて」

 っと言いながら爪をだしていたアリは現在、グンラン、パハロウと一緒に拘束中である

「カイト!冗談にゃ!全員はやらにゃから!半分だけ!もぎ取らせてにゃ!」

「ちょっと・・・黙っててくれ、大人な話をするところだから」

「私が子供だって言いたいのかにゃ!」

 そう言って激怒するアリに酔っぱらいのセレスが近づき・・・・

「ぎゃははっは!うける!」

「うけにゃい!」

 われらがおバカエルフは今日も絶好調でバカをさらす

 ヤンデレキャットピープルは文字通り猫を被っていた部分がだんだんと剥がれ落ちてやばすぎる本性に身を任せることが多くなった・・・

 そして、一番の問題児と言っても過言ではない我らが変態はというと・・・・

「巨人王タイタン様。ご無事で何よりです。仲間たちが粗相をしてしまい申し訳ございません。どうかお許しいただけないでしょうか?」

 一番まともな事言いながら自分の仲間たちのミスをカバーするという完璧なフォローまで入れるという大事件が発生していた

 どうやら変態ドワーフことチィエラは巨人の王タイタンと面識があるようだ。

 さすがはお嬢様

「おう、これはチィエラではないか!あの小さかった小娘が・・・・・・小娘が・・・・・・今も小さいのだな」

「うふふ、タイタン様・・・・ちぎり取りますよ」

 やらかした!やっぱり駄目だったが・・今のはタイタンに非がある

「す・・すまぬ・・」

 一旦咳ばらいをして話を本題に戻す巨人王タイタン

「カイト殿、此度は巨人の国タイタニアを救っていただき・・ここに陳謝する。褒美と言ってもなんだが、何でも頼むがよい。我にできる範囲の事であれば叶てやろう」

「いや、そういうのいいんで。」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

 その場の空気が固まる

「特にそういった褒美とか目的で助けたわけじゃないんだよ。ただ友達のミニマムの故郷がピンチだったから助けただけだし。」

「ぶるっはっはっはっは!何とも爽快な人間だ!気に入った!自由にするとよいぞ。王城に残ってもよいし、旅立ってもよい。貴殿らの自由にするとよいぞ」

「おう、そうか」

 っとそこで俺はふと思う・・・・

「それなら、俺は今商人として旅をしているのだがな」

 俺の話を聞く姿勢になる王タイタン

 俺はふと、ミニマムを指さし

「ミニマムのその服は俺が作りました。」

「ほう、これを貴殿が」

「はい、私が作る服にはいろいろなバフの効果を含めて作ってありまして。その服には何もかけていないが~そういった服を大量生産してバフの効果を付与して売りに出してみたい。」

「なるほど、商売か。いいだろう。我が手配しておこう。」

「ん、よろしく~・・・あっ、俺の名前なカイトってんだ」

「そうか、カイトか。」

 タイタンは俺の名を聞き

「なるほど、貴殿がウロスを」

「あ~、やっぱり結構有名なってるのか~」

 非常にやるせない・・しかし派手にやってしまったのも事実だ・・・

 上空で行った大爆発はきっといろんな国からもあの光景を見られいてもおかしくない・・・・

 あぁ・・次から水爆を使うときは考えようって・・・さっきも無駄に使っていたな・・・・・

 変に考えないほうがいいな。

 気楽に~気楽に~

 その後俺らはミニマムの部屋に止まることになるが・・・・・

 すべてが巨人サイズのため

 俺らは少しばかりシーツを切り取ってもらい

「浮かぶ~ぎゃははは!」

「おい!こっち来るな酔っぱらい!わざわざ一人一人で切り分けたんだからよ!」

「にゃ~・・にゃ~」

「あっ、中に~・・イク~」

 変人達はそれぞれの夜を過ごす

 ちなみにチィエラは寝てるから実際に行為をしているわけではないぞ

「カイトさん」

「ん?」

 俺がライトアーマードで浮かしたシーツにセレスをのせたのを見てミニマムが話しかけてくる

「どうした、ミニマム?」

 ミニマムはたれ目を細めて嬉しそうに笑う

「ありがとうございます。」

「いいってそういうの。どうせ感謝するならキスしてくれよ~な~んてね」

 俺が冗談でそういうと・・・

 突然体を何か柔らかい感触と同時に甘い匂いが漂う・・・・これはまさか・・・

「それでは、おやすみなさい。よい夜を」

 ・・・・・・・・

 茫然とする俺・・・・今俺は巨人の美人にキスをされたが・・・・・・

「まって!もう一回!今度は人間のサイズで!」

「すぅすぅすぅ」

「寝るのはぇえええええ!」

 すぐに寝息を立て始めた巨人の美人ことミニマムは

 俺の心にちょっとした引っ掛かりを残した・・・・落ち着け息子よ

 その日は悶々として寝れなかった

毎日投稿

作者「ちくしょう・・・微美人にキスられるだと・・・」

カイト「体全体だったから・・キスされたって感じがしなかったな・・・なんで巨人の状態でキスさせたんだよ。空気読めよこのバカ作者!」

作者「あぁあん!んだとコラ!気に入って貰えたのであれば!」

カイト「感想!評価!レビュー!ブックマークなどよろしな!服引っ張んな!」

作者「読んでくれてありがとな!噛み引っ張んな!イデデデデデデデデデデデ」

カイト「また来いよ!だから服引っ張んな!」

セレス「・・・・・・仲良しかよ」

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