もう一つの冒険譚の始まり
「ここは・・・どこ」
私は死んだ・・・・いや、自殺をした。
死んだと思った瞬間にくらい底のない部屋に放り出され
少ししてから目が覚める
「畳・・・・?」
そこは部屋だった
個室というか、和式の家の一室のようなその部屋には
中央に机があり
テレビがある
そして・・・・そのテレビを寝ころびながら見る髪の毛がバーコードのおっちゃん・・・
「あの~すみません」
「あ~、外しやがった。ったくそこで決められなければ一生ゴールなんてできないぞ。」
サッカー見てる!?
何この人!
色々ツッコミどころ満載なんだけど!
「あ、あの~」
私は一体どうすればいいのだろうか
そう思いながらも目の前のおっちゃんに話しかけるも
「あっ!そこはジャブを入れて!右ストレートだろーが!バカやろぅ!」
今度はボクシングを見てる!?
って言うか私は無視!?
「あ・・あの」
「うるさいな!今言い所だから後でってうわぁあ!いつの間に!」
「さっきからいたわよ!」
やっとのことで振り向いて驚くおっちゃん
「なんだ、死者か。じゃ~天国か地獄好きなほうに行ってくれ。」
うわぁ、てきとー
天国とか地獄とかほんとにあるんだな・・・・好きなほうに行けって
それなら絶対に天国に行くでしょ
私はそう思い
おそらくは神的な存在であろう目の前のおっちゃんは
面倒そうに二つの扉を開きながらそういう
しかし、私はそう・・死んだのだ。
せっかくここに神様がいるのなら・・・
「すみません、聞きたいことが」
「今忙しいって言ってんだろ!どっちか好きなほうに・・・・」
「カイトって言う根暗そうな見た目の人知りませんか?」
私は神は何かを言う前に自分の聞きたいことを言うと
神は押し黙り
「なるほど、遺族かなんかかお嬢ちゃん」
「は・・はい」
「そうか、もしかして、そのカイトの下へと行きたいのか?」
「そうです・・行けるのですか!」
普通に答えた後に・・・驚く
会えるの・・もしかして
カイトに会える!?
「いけるが~、うーん、君は自殺か、あまり褒められた死に方ではないな」
死に方にほめるも何もないと思うのだが・・・・まぁいいか
「しかし、カイトはかなり危険な世界にいる、またここに来られても面倒だから。適当に最強の力を与えて送ったのだが・・・・・ふーむ」
最強の力?送った?
どこにだろう?
「君は送るだけにするか。少なくともまたここにすぐこないように何かしらの特典はつけるがな。それじゃ、ほいっとな」
神は軽々とそういうと
「なっ、なに!」
まるで、アニメや小説などで見たような光景・・・・・いや、神様の髪の毛がバーコードっていうのは・・・・見たことないな
「おい、今失礼なことを考えたろ。神にはなんでも分かるんだぞ」
「すみません。」
さすがは神、心とかを読めるのか
しかし、魔法陣?のようなものが出てきたと思えばそこから光が出てくる
それが体に触れると
触れた体の部分が消えていく・・・・っと言うよりは移動しているような感じだ
「ありがとうございます。神様」
私は感謝をする・・・半年・・・長すぎたこの半年・・あともう少しでカイトに会える
「まぁ、カイトの近くには転生させないけどな、カイトは自分で探しなさいな」
「はっ、えっ!なんと?!」
「いってらっしゃ~い」
その言葉を最後に私は全身を光に包まれる
覚えてなさいよ、この髪無し神が!
「・・・・・・うーん」
本日二回目な気がするけど・・・ここはどこだろう
異世界転移・・カイトが読んでた本とか、見ていたアニメとかでよくある展開だけど
いざ自分がしてみると・・・実感が全然わかないな
「うーん、あっ服が」
来ている服が前世の死ぬときに着ていたパジャマだった。
「・・・・・何だろう・・カイトに会いたいという気持ちとか、異世界にきたっていう実感もこのパジャマでさらに失せるし・・・いろいろ台無しにしたなあの神様・・・」
まぁ・・それはいいわ
それよりも情報が必要ね・・まずここはどこなのか
森・・・・よね
「あっ、奥に灯りが見える」
夜の森に転生させられた私は奥に見える灯りを目指して歩を進める
近づくと・・・屋敷のようで、かなり大きい
「すみませーん、あのー」
声を出しても反応はない・・・・・
っというか、なんだか人の気配もない・・・
「うーん、どうしよ。いきなり路頭に迷っちゃった。」
他のところを探そうかな
そう思い屋敷の門から離れると・・・
金属が動く音が聞こえて・・・門が開く
「えっ、こわっ」
何だろう・・アニメとか小説とか漫画の主人公たちってこういう時、入って行こうとするけど・・・
いざ、自分が目の当たりにすると・・・・怖くて普通に逃げたくなる
っというとで逃げよ
私は全速力で門から逃げようとすると・・・
「待ちなさい、人間」
「いっ」
体が・・・動かない・・・・・
なにこれ
急に体の自由が利かなくなり
背後から聞こえた少女の声に私はおびえる
「人間、なぜここがわかった」
「・・・・・・・・知らないわよ、偶然よ」
「そうか偶然か!」
えっ、信じたの!?
いいの!?なんか隠れて暮らしてたっぽいけど・・・いいの!?
今だ姿が見えない声の主の事を心配する
徐々に足音が近づいており
そして、ピタリとやんだと思うと・・・・・
「こんばんわ、偶然、吸血鬼の屋敷に訪れた人間よ」
あっ、私いきなり終わった・・・・・
異世界にわたってわずか、数分で
吸血鬼に私は捕まった・・・・会いたいよカイト
毎日投稿
ユカ「うーん、私いきなりやられたのか・・」
作者「いいから、これ読んで」
ユカ「はい、気に入って貰えたら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくお願いします・・・これでいい?」
作者「いいね!あとこれも」
ユカ「は、はい・・えーっと、読んでくれてありがとう。また来てね?・・もういい?」
作者「おう、そんじゃ、約束のカイト人形をやろう!」
ユカ「うおっしゃ!」




