頂いた馬車?・・の中でのみんな2そして現在へ
アリから逃げて二階に行くと・・・
「カイトっ!夜這い!」
「・・・・・・・・違う」
もう・・関るのも面倒な奴が・・・出てきやがった
「待つっちカイト、あたちの部屋がすごいっち」
お屋敷暮らしのチィエラにすごいと言わせるとは
一体どんな部屋なんだ
俺は普通に気になり
チィエラの部屋に行く・・・って部屋がチィエラのしかないんだが
まぁクリミナが作らせた馬車だし、別にいいかチィエラをひいきするのは当たり前だしな
「ほらっち、すごいっち」
チィエラの部屋の扉が開かれて
そして部屋に入ると見えてくるのは・・・見えてくるのは・・・・
うわぁ
「うわぁ・・・」
「ねっ、すごい、気持ち悪いっち」
チィエラの部屋の全体にクリミナを模した何かがある
例えば・・・・クローゼットの片方にチィエラ、もう片方にクリミナ
これのなにが問題かというと
クローゼットの扉を閉めると二人がまるでキスをしているかのようなんだ・・・開け放たれたクローゼット
まぁ、ドンマイ、チィエラ
他にはベットの枕にクリミナの等身大の抱き枕があったり
カーペットはハート型で真ん中にチィエラとクリミナ
もちろんキスをしてる
まぁ、とにかく家具という家具がチィエラの機嫌に触れる内容のものだった
「今度人間の街とか集落に行ったときに家具を全部変えようか・・・」
「カイトありがとうっち、あと、この部屋いやっち」
そうとう嫌われたなクリミナ
チィエラの肌がブツブツ仕出し、鳥肌が出るほど恐怖をしている
二階にはチィエラの部屋のほかに、大部屋が一つあり・・そこには申し訳程度の寝具(布団と枕)が五人分用意されていた
「クリミナには後でお話があるな」
「たっぷり説教してやるっち!カイト」
「なんで俺が布団で寝なきゃいけないんだ!俺はベットじゃないと寝れないんだ!」
「そこ!?」
俺の発言に驚くチィエラは放って置き二階の部屋は以上なのだが
「あれ、タマは?」
「少し空を飛ぶと」
あぁ~、そっか、タマにお願いすれば空化のルートもあるのかな
後で本人に聞いてみるか
今は空に飛びに行ってしまっているのでかえってからで~
「お呼びでしょうか、殿」
「うわおっ!びっくりした」
いつのまにか背後にいたタマ
膝をついて忠誠を示す赤毛の長身の竜人
鱗ではなく肌であるためにドラゴンになってきゃ、普通の人間に見える
「まぁ・・えっと面を上げよ?」
「はっ」
鋭すぎる視線を向けてくる
爬虫類特有の細くも迫力のあるその視線は一見睨んでいるように見えるかそうではなくこれがタマの真顔なのだ。
「それで、殿、どういったご用件でしょうか?」
「いやな、タマがドラゴンの姿に戻れば空からでも移動できるんじゃないかと、思っていな、どう?」
「はっ!可能でございます。」
タマはしっかりと俺の目を見て頼もしく言ってくれる
「マジか!それなら移動はかなり楽になるな!早速お願いできる?」
「もちろんでございます!」
「おう、頼む」
タマに頼むと
そのまま大部屋の窓から出ていく
しばらくするとちょっとした浮遊感が訪れて
「おぉ・・さっきまで通ってた山脈だよな」
「そうだっちね」
俺の魔法で事実上、台車の重さはないので軽々持てるのだろう
「ところでカイト・・馬たちはどうするっち?」
「あっ」
俺はマリオネットでドラゴンになったタマに引っ付いて、上から確認しに行く
「殿どうかいたしましたか?」
「いや、馬がな」
「それなら大丈夫です。馬なら我の魔法で保護済みです。殿の乗る馬車を引く馬たちです、傷一つつけませんとも」
おう・・これができる部下っものなのだろうか・・・いや、できすぎる部下だな
タマの気づかいのおかげで馬たちは結界のようなもの中に入っており
見た感じかなり落ち着いているようなので問題はないだろうと判断し俺はタマに無理な飛行はしないようにとだけ伝えて車体の中に入る
ちなみに巨人の国がどこにあるかは聞くまでもないだろう
前に適当な方角を指さしただけでその方角の先に何があるか分かったのだから
巨人の国もきっと分かるだろう
車体の中に戻り一階に行くと
「何ごとよ・・・」
「わ~宙に浮いてます!」
セレスはひっくり返っていて
ミニマムは窓の外の景色に夢中になっていた
「タマにこの車体をもってもらって今は空から巨人王国に向かっている最中だ。」
「それはいいわね!」
「すごい!それなら私よりも早くつけますよ」
空なら遮るものはないからな、これはたしかにいいな
俺たちはそのあとしばらくくつろぎながらも
景色をみてたのしんでいた・・・
そして、火も落ちて夜になった時・・・雷が落ち始めて
不穏な空模様になっていく
俺は二階からまたもタマの下へと行く
「タマ、大丈夫か?雨が降りそうだが」
「はい、問題ありません、その前には着くかと」
ならいいかっと俺は思い
またも車体の中に戻ろうとしたとき・・・・・
あたりが一気に明るくなり・・・・そして
一本の光の筋がタマの頭に直撃する
そのすぐ後に聞こえる轟音・・・・
俺は心配になりすぐタマの頭部のほうに近づくと
「あぁああ!タマ!おい!大丈夫か!って白目向いてる!」
そこには白目をむかせたタマ
もちろんこの車体を持っている主の力は抜けて・・・
「うわああああああ!」
そのまま、地面に一気に落ちて行く
そして・・現在・・・・・
「運がねぇ・・俺の第二の冒険譚の始まりかたが・・・・」
俺は精一杯の不満を込めて天にいるであろうあのバーコードの神に向かって叫ぶ
「最悪だあああああああ!このハゲエエエエエエエエエ!」
その後なぜか雨の勢いは増した
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酒場のおっちゃん「おう、みんな俺の事覚えてるかい?そうさ、酒場のおっちゃんさ!それでは、もし、いいなって思ったら、感想や評価あとレ・・ビューってやつか、それとブックマークを頼む、それとご来店ありがとうな!俺の酒場にまた来いよ!次は割引しやるよ」




