綺麗・・・条件付きだ・・・・あんたろくな死に方しないわよ
「かぁ~い~と~」
「お前・・どんだけ飲んだんだ?」
「ぜぇぅんぶぅ~」
・・・・・・・何も言えねー
まさか、セルベーサタワーを全部飲み干すとは・・・・主催者側の人達も予想ができんかったろうな・・・
奥のほうで慌てているのが見える・・・お気の毒に
「おいぃしぃかった」
「おう、分かったからあっち行ってろ・・な?」
「カイト~」
ベロンベロンに酔ったセレスは俺にその体を預けてくる・・・・
ちなみにセレスの服装は・・・ジャージだ・・・・うん、まぁ・・・何も言わないでくれ
神具だし・・下手に手を出したら・・なんか・・こう爆発しそう・・・
「しないわよ~・・・・」
「ん?」
「チィエラとクリミナちゃんは結婚しないでしょ~」
あぁ・・なんだ、酔っている時ですらここを読めるかと思った・・・
「ね~、カイト~」
「なに!うざったいよ!いいから自分の席に!」
「え~い!ここがいい!」
「おい!」
セレスはそう言って俺の膝に座り・・そして抱き着いてくる・・もちろん押しつぶされる・・メロン達
「・・・・・・」
俺よ・・平常心だ。
考えろ・・・・普通過ぎることを・・・・
俺は悟りを開くことに全力を注ぐ・・・が・・
「カイト~んちゅ~」
「にゃ!」
「まっ・・」
「殿!」
「・・・・・」
俺が平常心を保とうとしていたのに・・・こいつキスしてきやがった・・・まぁ、ほっぺにだけど
「カイト~結婚しよ~」
「しないよ!離れろ!いい加減にしろ!」
俺は無理やりセレスを離れさせて・・・席に着かせる
俺はセレスの酔いがさめるのを期待する・・・・
この作戦はセレスをなくして・・達成はできん
「なぁ、パハロウ」
「はい・・・」
「セレスの近くに立ってくれる?」
「はい、分かりました。」
俺はパハロウをセレスの近くに立たせておく
ちなみにパハロウの服装は・・・・変わらん、相変わらずのきわどい恰好だ。
「それでは皆さんおまたせしました!花嫁と・・・・・・は・・花嫁の御登場です!どうぞ!」
司会者の合図とともに景気の良い音楽が流れる・・・
少し司会者が戸惑っていたようだが・・・・・・まぁ、心中お察しします。
「お・・・おぉ・・・う」
「クリミナ様~!・・・ん?あれチィエラ様?」
「女の子とどうし・・・・・・って・・ん?」
「はかどるわ~」
会場のみんながみんな微妙な反応をする・・・ん?今一人おかしいのいなかったか?
「綺麗にゃ・・・・」
しかし・・微妙な反応をする人がいるにはいるが・・その次には必ず・・・
「綺麗・・・」
「まるで・・・天使と天使」
「かわいい・・・・」
「欲しい・・・」
全員が唾をのみこむほどに二人は綺麗・・・ん?やっぱり一人おかしいのがいるな・・・まぁ・・いいか
チィエラは顔を下に向けながらも花道を歩いていく・・・
「すげぇ・・・綺麗だ。」
あれが・・チィエラ・・・こんど何か服着せよ。
花道を歩く二人の姿は鏡写しのような赤のウエディングドレスでそれぞれ左右に赤い花のブローチをつけている
二人が教会の奥で待つ牧師の下へと向かい・・
そして歩幅を合わせながら、一歩ずつ近づいていく・・・
俺はチィエラを見る・・・・
「へぇ~へぇ~、カイトがいっぱい~、アリちゃんが~いなぁ~い」
「どういう意味にゃ!」
「オイこら、やめろ」
酔いは・・・悪化してんな・・くぅ、仕方ない
「ヒール・・」
俺のヒールなら状態以上を直せる・・・・
「セレス、少し気分はよくなったか?」
「あぁ・・うん・・少しは」
よし・・・いける
俺は教会の神父の下へと着いたチィエラとクリミナを見て・・・唇を噛む・・・・くぅ・・・・許せ
クリミナ
「セレス」
「ん?」
「パハロウに触れろ」
「ん?分かった・・」
ちなみ作戦の内容は誰にも伝えていない・・・・・完全な俺の独断だ!
「えいっ」
セレスがパハロウに触れた瞬間
黒い煙のようなものがパハロウの体から出ていく・・・
その瞬間
「あぁ!ついに!ついに!開放ね!はーはっはっはっはっはー!」
パハロウが教会の天井にまで一気に飛ぶ
「な、なんだ!」
「あれって!パハロウ!」
「慈愛王のパハロウ!魔王がどうして!」
会場がざわつく・・・っていうか何故気づかないんだ?
まぁいいか
「カイト!私をここで解放したのは間違いだったわね!この国をここで!滅ぼしてやるわ!まずは手始めに!この会場の人々を!」
ぺらぺらと話すパハロウは無視して俺はクリミナの下へと向かう
「ごめんよ、クリミナ!あのセレスのあほが間違って洗脳のかかったパハロウに触れやがった!それで俺の魔法による洗脳が解けちまった!」
「セレス!あとで処刑よ!」
「誰があほですって!・・・・えっ処刑!?」
もちろん激おこのクリミナ・・・・・
そう、俺の作戦はパハロウを開放して・・・そして・・
「どうする?クリミナ王女」
「ん?」
「今なら・・・すぐに助けてやるぞ」
「あんた・・・ふぅ、そういうこと」
「なんだっち!なんでパハロウが解放されてるっち!カイト何を企んでるっち!?」
俺は不敵に笑いながらクリミナに言う
「チィエラとの結婚をなしにしてくれれば・・この国を助けてやる!」
「くぅ・・・・チィエラのとの・・・結婚・・・国・・・いっそ滅びれば・・」
おいおい、王様・・・
クリミナは本当に・・・・本当に苦しそうにする・・そこにチィエラが
「クリミナちゃん!ここには私の家族が!みんなの家族が!住んでるっち!何よりも自分の幸せよりも!王は!国民の幸せを守って欲しいっち!あたちにはクリミナちゃんにそんな王になってほしいっち!」
「チィエラ・・・・・」
クリミナはチィエラのその言葉を聞いて・・決心したようだ
「条件をのみます。カイト!パハロウを倒しドワーフ王国を救ってください!それと・・・あんたろくな死に方しないわよ」
「はっ!別にいいよ!それと!お安い御用だ!」
俺はそう言って天井にいるパハロウに立ち向かうのであった!
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作者「・・・・・・まぁ・・ありがとう!また来てね!」
セレス「またぎでね~!」




