月にかわって!お仕お!・・・言わせねーよ!
「おい・・セレス、それお願い」
「は~い・・」
グンランってやつは現在はトント王国の兵士に紛れているとのこと・・・っと言うことはトント王国の兵士を探せば必然的にグンランも見つかる・・・
しかし・・アリの話によれば・・・兵士も王城の近くに来ているということだったが・・・・
「やっぱし・・いないよな~」
「うん・・見当たらない」
さすがに魔力のかけらすら見えないとは・・・・あぁ言い忘れてたけど・・マナサーチは発動中だよ
「誰に向かって言ってんのよ」
「お前・・・やっぱし神具の加護かなんかか?いくら何でも思ってることを言い当てるのは・・・さすがにきもい」
「きもいって何よ!失礼じゃない!それにこれを私にくれたのはカイトでしょ!」
正確には髪の毛バーコードの見た目完全におっちゃんの髪の私物だったから捨てたんだが・・・・・まぁそんなことはいいか
今はグンランを探さなくては
「おーい、パハロウいたか?」
「いいえ、見当たりません」
パハロウとタマには空中から探してもらっている
タマは別で行動しているチィエラ、アリと一緒に行ってもらっているが・・・何かあったら知らせるように言ってあるので・・・
まぁ来ないってことはそうことだろう。
「う~ん・・・・まぁ、一応は暗殺部隊の隊長・・・でもな~、ほかの兵士と一緒なら見つかってもいいと思うけど・・・」
「ねぇ~、カイト、そのマナサーチって魔力のある物なら何でも見えるんでしょ?」
「まぁ・・そうだな。魔力さえあれば探せるけど・・」
セレスは顎に手を当てる・・・まるで・・・・考えているみたいだ・・・
いいや、落ち着け俺・・・あのセレスだぞ・・・考えるなんて・・・そんな・・・
「怒るわよ」
「あっはい、何かいい案は思い浮かんだ?」
「・・・・・・・」
「え~い、ば~か、ば~か!」
「なんですって!ちょっとそこにいなさいよ!今ものすっごいのぶち込んでやるから!」
「待つもんか~」
俺は走る、走る・・・そして・・アリがやられた場所にまで走ってきたところで・・・・
「あっ・・・・」
「った!急に止まらないでよ!」
急に止まる俺のさなかにセレスが鼻をぶつける
「お前がアリに金を奪われたとき・・・・確か」
俺が使用してた布ごと奪われてたから・・・俺の魔力が染みついた布めがけて追いかけてた・・・・
魔力さえ・・・あればいい・・
俺はマナサーチを発動した状態で・・・アリの血が残るその裏路地を見る・・・
すると・・・アリの血の部分に魔力の反応がある・・・
そして・・・そこから少し離れた場所にポツポツと垂れ落ちたような・・・滴り落ちたような血の跡がある・・・・
肉眼では確認ができないが・・・そこにアリの血が落ちたっていう証拠がある・・・・
「これを追えば」
「ん?なんの話?」
悪口じゃないとっ心を読めないのか?
試すか・・・・バーカ
「なんですって!」
「うわっ!都合のいい力だな!」
「待てー!」
逃げながら血の跡を追う・・・
すると・・・段々血は人影のない所へと続く・・・・
「うわーお・・・・罠だ~」
「うん、罠ね」
「罠ですね」
明らかに罠だろ・・・・だって・・ボロ家やん・・・いかにもって感じのアジトっていうか・・・隠れ家っていうか・・・
しかし・・・こんなところに兵士も入るのだろうか?
明らかに暗殺者のアジトって感じだし・・・・
「パハロウ、他のやつらこっちに連れてきて・・・・」
「分かりました。」
俺はパハロウにそう伝えて
そして・・・・
「入るか」
「罠でしょ!わざわざ入るの!?」
「・・・・・・・正面から、無意味だって教えるんだ」
「すっごい、いい笑顔。考え方とやり方が最悪ね!」
俺と同じく作り笑いで答えるセレス
「んじゃ、入るか」
「私は・・・待ってる・・・」
「おうそうか、じゃみんな来たら尋問の用意しといて」
「任せなさい」
っということで入りますか・・・・
明らかに罠だよな~
俺は軋む扉を無理やりこじ開けて中に入るすると突然
首に何か当たる・・・っというか・・切れた・・・
「イッタ・・なに・・刃物・・」
斧・・・だな俺の首に触れた瞬間にマリオネットで止めたけど・・・いきなり危ねーな」
傷自体は自然治癒で勝手に治ったので・・斧をどかしてかまわずボロ家の中に入る
家は二階建てで・・・・・歩くたんびに床が軋む・・・
「っていうか・・なんでこんなにボロい家があるんだよ。」
俺はマナサーチで家をあらかた見る・・・・そして・・・二階のとある部屋に・・・何かいる
何人もの魔力の反応・・・ふーん、ここに全員いるのか・・・でもなんか反応が弱いな・・いや・・セレスのが異常だよな・・・神具だし
「とりあえず・・・階段あがるっきゃないな」
ぎしぎしと怪しい音を立てる階段・・・・
「うーん、落ちそうだな・・」
なんて言ってたら・・・・
「おっと!」
ほんとにあったよ・・・落とし穴・・それとも不通にボロいだけ?
しかし・・もちろんマリオネットで天井に引っ付く
「ふ~・・・さてと・・よいしょっと!」
そのまま二階の床に着地して・・・魔力反応のあった部屋に向かう・・・
そして・・・・扉を開く・・・・
「っ・・・・・」
な・・なんで
嘘だろ・・・
「おい!しかっりしろ!どうしたんだよ!」
そこには血だらけで転がる兵士達・・・・
俺は俺はその中の一人に近づく
魔力の反応が弱弱しかったのは・・・・死にかけだからか!
「おい!ってば!しっかりしろよ!」
「・・・・・き・・・を・・つ・・ろ」
俺の声に反応してかそれとも独り言なのかは分からないが・・・一人の兵士が手を伸ばして・・・
天井の一点を指さす・・・
「ありゃりゃ・・・ネタバレですかい」
マナサーチを発動した状態で見てたのに・・・・魔力の反応も一切なく・・・突然そこに・・・一人の男が現れた
「お前が・・・グンランか?」
「そうだ、俺がグンランならなんだ?」
俺は立ち上がって・・・・・
「お仕置きをしに来た。」
「復讐の間違いだろ。見たんだろ、アリの死体を」
「アリは死んでないぞ」
「はぁ?そんなはずはね。腹をつらぬんたんだぞ」
目を見開きそんなはずはと認めないグンラン
「ふー・・グンラン、いっておこう・・・俺はただの商人じゃない」
「知ってるよ。リリシャ姫と何か企んでるんだろ」
え~・・・なんで知ってんの~
リリシャ姫~計画ばれてますやん!
「・・・・・ち・・違う」
「目をそらして言っても説得力がないぞ」
そうか・・・つまりこいつ
俺をどういうやつか知ってる上でここに・・・・つまりは・・・
「あっ、俺なめられてる?」
「死ね!」
話を断ち切るようにグンランは俺に向かってナイフで突進してくる
それを避けようとするが・・・
「あ・・・あれ、視界がくらむ」
急に視界がくらむ・・・・毒!?
いつ?・・斧の時か?絶対そうだ
「う~ん・・・・・ヒールとマリオネット」
「うわっ!」
「残念、俺のヒールは異常状態も治すんだよ。あと、チェックメイトね。」
俺はグンランを見事捕まえることに成功
そして窓からそのまま叩き落とすと・・・
ボロ家の外にはみんながいた。
「それ、好きにしていいぞ。俺怪我してる兵士達治すから。」
そう言って後のことは任せた。
外からグンランのものらしき悲鳴が聞こえるが・・・・・・知らない知らない
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