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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
71/413

ついに・・・・・助ける!

「どうして?」

「理由を話さなきゃだめ~」

 うっわ・・・めんどくせぇ

 あれだよ・・・行ったことないけど・・・きっと合コンとかで女子にされるとムカつく返し第四位くらいに来る・・・いくつに見える~的な感じの返しだ・・・めんどくせぇ

 ちなみにムカつく返し第一はあっそう・・・・だと思う・・

「くっ!しかし俺は・・・俺は屈しないぞ!そんなきわどい恰好をしている美人のハーピィーに・・・・屈しないぞ!」

 俺は強く・・そう強く言い放つ

 そんな俺に向かって後ろにいたセレスが

「じゃあ、なんで地味に少しづつその魔王に近づいてるのよ・・・・」

「・・・・・これは・・そう!魔王の魔力だ!なんて恐ろしい魔法だ!」

「使ってないど・・・・・まぁいいわ。案外スケベで助かったわ」

 慈愛王・・もといパハロウはそう言いながら

 地面に降り立つ

「さぁ、我と来い人間よ。」

「・・・・・・・」

「なんで悩んでるのよ!拒否しなさいよ!」

 俺が黙っていると後ろから茶々が入る・・・

「そうか・・ならこちらに来れば好きなだけ女を抱けるように手配しよう」

「行きます。」

「おい!」

 これはとてつもなく・・・抗いがたい力だ・・そうか・・これが権力の力か・・・・素晴らしい・・・

 なんだか・・もやがかかったみたいに視界がおかしいが・・・気のせいだろう・・

「しっかりしなさい!」

 そう言ってセレスは俺の頬を引っぱたく・・・・

 すると・・・もやのかかった視界が急に解けて

「はっ!俺はさっき何を・・・・」

「さっきあんたこいつの配下になるって言ったのよ!」

「おう・・マジかよ・・・あるんだな洗脳魔法・・・後で覚えよう」

「あんた・・きもいわよ・・・洗脳魔法をなにに使うきよ・・・」

 怖がりながらも聞いてくるセレスに俺は

「そりゃ・・ナニだよ」

「最低!」

「最高っち!」

「はっ!」

 やかましいのが会話に入ってこようとするので俺は目の前にいる魔王に向かい合う

 見ると魔王はかなり驚いている様子でセレスを見る・・・・

「そ・・そんな・・わ・・私の・・私の魔法が・・一瞬で解かれた・・」

 なるほど・・セレスが引っぱたいたことで勝手に浄化されたのか・・・一応は呪いに分類できる魔法だったんだな・・・ん・・なら俺の得意魔法だな・・・・これは研究がはかどるぞ~

「あんた・・顔きもい・・・」

「うるっせ・・それよりも今は目の前のあれだろ」

 引いてるセレスの腕を掴み魔王に向かって歩き出す

「この!手下にならないなら!」

 パハロウはそう言って空中に逃げるが・・・・・急に何かに引っ張られるように地面に戻る・・・

「な!なに!飛べない!」

「おいおい・・魔王が目の前にいて何もしないと思うか?」

 俺の十八番マリオネットで地面に縛り付ける

「さぁて・・いろいろ情報を言ってもらおうかな?ドエロイ格好のハーピィーよ」

 俺は指をわしわしと動かしながら近づく

 徐々にパハロウの顔は青くなり・・・・引きつった表情になっていく・・・

 にしてもこいつ表情豊かだな~・・っと思いながらも

 尋問を開始した・・・・


「いろいろ分かった・・・とりあえずは王城を元に戻せ」

「はい・・」

 うつろな瞳でそういう魔王・・・

 そんな魔王に命令する俺をごみを見るような目で見るセレスとチィエラと王女様・・・唯一ミニマムだけは尊敬のまなざしでこっちを見ている・・・・

 魔王がうつろな表情な理由は・・・・俺が最初の一回で洗脳魔法に成功し・・魔王に使った結果・・・

 こうなった・・俺の従順なしもべとなった魔王にあれこれ聞いた・・・

 なにを聞いたって?そりゃ・・・スリーサ・・・・違うよ・・・

 趣味とか~好きな食べ物だとか・・・王城に何をしたとか~巨人の王国に何をしたとか~

 まぁ色々だ・・・ちなみに最近の趣味は人間観察らしい・・・

 とまぁ・・いろいろ聞きまくった結果・・分かってきたことは・・・・

 元ウロスの部下ヴァミーヤ・・どうやらそいつが巨人王国の近くに居住区をルクルッタと一緒に作ったそうで・・・しかし・・それをパハロウにあっさり見つけられ・・・

 二人を見つけたパハロウは仲間にしようとするが・・・俺にかけられた呪いのせいで悪事が働けないとの事情を聴き俺がいる場所を探し・・そしてここを突き止めた・・

 しかし探してもあれだからと・・何か大きな問題を起こせば来るだろうと考えて行動したが・・・それが完了する前に俺らが来たとのこと・・・

 とまぁ・・軽く説明するとこういう事情だ・・・

 それで王城にはただ単にインビジブルがかかっているだけで特に何かしたということはないということで・・・・

「なら俺ら声は聞こえてるってことだな・・・セレス」

「はーい」

 俺はセレスに頼んでそこいらで自身の浄化の力を使って魔法を解くようにお願いする

「それから・・・一応聞くが・・俺の仲間の猫を知らない?」

 だめもとで聞いてみると・・・・・

「・・・・・・王城を出て・・・西のほう・・・」

「そうか・・やっぱり知らないか・・・ん!?おい!知ってるのか!そこに俺を連れて行けるか?」

 パハロウはコクリとうなずく・・・

 善は急げということで王城の玉座の間にマーキングをしてから

 パハロウに連れて行ってもらう・・・・

 そして・・・とある裏路地・・・・そこに・・・・・いた

 横たわり・・・血の気のなくなった・・・アリの姿が・・・・あった

「・・・・は?・・・・・おい・・・アリ・・・・」

 俺はアリに近づく・・・その手を取り・・・脈をとる・・・すると・・・

「生きてる!・・よし今助ける!まずは・・腹を刺されたのか・・・よし・・ヒール!」

 刺された腹を癒す・・・

 しかし・・・ヒールで治せるのはあくまでも傷だけ失った血は戻らない・・

「あぁ・・俺こういうの詳しくないど・・・明らかに血が足りてないよな・・・王城に行くか・」

 そうして俺は瀕死のアリとパハロウと共に王城にテレポートした


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