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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
67/413

うん・・・一応理解は・・・・できるよ

「・・・・・・・・」

 部屋に着いた俺らが見た・・・見てしまった・・・

「おう・・・これがレズか・・・いや百合ともいったかな?」

「何言ってるかわからないけど・・・・同性愛の事を言っている?」

「うん・・まぁそうだよ・・・」

 俺は思わず素直に答えてしまった・・・・

 気まずい!見てるよ!ベットの上の二人がこっちをガン見してるよ!

 いや・・チィエラはそっぽを向いてるな・・でも頬が少し赤くなっている・・・

 あいつにも恥じらいって感情があったんだ・・・・

 なかば放心状態のミニマム・・・・

「これが・・・・愛?」

「ミニマム落ち着いて」

 セレスがミニマムの方を揺さぶりながらそういうと・・・

「そうですわ!見られてしまったものは仕方ないですわ。そう・・私はチィエラを愛してるの」

「おう・・・マジな奴だ。」

 なるほど・・うん・・まぁ・・なんだ。

「別に・・いいんじゃない」

 俺は目をそらしながらそういう

 王女様は続けて・・・

「だから、城の人達がチィエラらしき人がいるということを話していて・・・いてもたってもいられなかったの!」

「・・・・・・・・」

「なんで黙るのよ」

「・・・・・・いや、いいんじゃない・・・」

 俺はそう・・今混乱している・・・

 一応・・まぁ・・うん

 俺はアニメが好きだ。ラノベも好きだ。

 だからこういったジャンルの・・・・レズとかまぁ・・そういったジャンルね・・

 一応見ていた・・・ゆるい中学生のお話とか桜がとりっぷするようなやつとか・・・・まぁとにかくいろいろだ・・・・ゆっくりーライフ続き見たかったな・・・・じゃなくて!

 だから自分はこういったことにも耐性に加え理解があると思っていた・・・・・

 しかし・・現実にそういったことに直面すると・・・ショックというか・・なんというか・・まぁ・・

 色々と思うところはあるけど・・・

 一言で言うなら・・・・

「お赤飯だな!」

「カイト落ち着いて」

「お赤飯?」

 一番長い付き合いのセレスは俺が焦っていることに気づきとめに入ってくれる・・・

 こういう時に一番焦りそうなこいつが・・・一番落ち着いてるとは・・意外だな

「なんでお前そんなに落ち着いてるの?」

「ん?結構びっくりしてるわよ。でもライバルがいなくなるなら」

 あぁ・・・なるほど?

「おう・・そうか、うんお前の気持ちはありがたく捨てておくよ。」

「なんでよ!それにまだ何も言ってないじゃない!」

 まだね・・・・

「それじゃあ。これから私と愛しのチィエラの時間を過ごしたいから一時間くらいどこかに行ってもらえないかしら?」

「おう、分かった。」

 俺があっさりと了承すると

 チィエラがバッと起き上がって

「分かるなっち!置いていかないでっち!カイト!」

 俺にすがるような声で言ってくるチィエラ

 そんなチィエラの肌に触れながら王女様は

「チィエラ~、私と一緒に~、つがいを~それに・・・養ってあげるから~」

「いやっち!やめてっち!クリミナちゃん!あたちはカイトを婿として迎えたいのっち!」

「ん?」

 おい!余計なことを言うなよ!

 うわ・・こっち見てるよ・・こわ・・鋭すぎて視線だけで何かが切れそう・・・・

「それ・・・本当?」

「本当っち!カイトは私の夫っち!」

「違うよ!」

 チィエラの言葉に被せる形で否定するが・・・・・

 俺の発言と・・・愛する者の発言・・・・どっちを信じるかは・・・・一目瞭然だよな

「処刑」

「よし逃げよう。」

「えぇ!帰ってきたばっかりなのに!」

 俺はすぐさまワープを発動し

「トントへ!」

 トント王国へと帰ることにした。

 そして・・ワープの寸前でチィエラが俺の腕を掴んだ・・



「ふぅ・・よし」

「よしなの?」

 俺がワープしたのは・・・トント王国の教会・・孤児院だ。

 一緒にワープしたのは、セレス、チィエラ、ミニマム・・・王女は・・うんいないよし

「あら、カイトさんいらっしゃい」

「おう、帰ったよ。テレサさん」

 どうやら部屋の掃除に来たらしいテレサさんにばったり会う・・・

「部屋の掃除なら俺やるから。ドワーフの子達を集めてくれないか?」

「そう?分かったわ、じゃあお願いね」

 俺はマリオネットを利用しててきぱきと部屋を掃除していく。

 他の三人はというと・・

「セレスお姉ちゃん、お帰り~」

 セレスは小さい部屋に来た小さい子達に囲まれる

「ただいま~」

「おーいエロフ~」

「今誰が言った!出てきやがれぇ!」

 急に怖いは・・・

「お姉ちゃんでかいね~」

「えっと・・・どうも~」

 ミニマムはセレスを囲んでいた子達数名にあちこちを触られていたが・・・・それを放っておくというかされるがままだ。

「チィエラお姉ちゃん」

「あら、フミンちゃん。」

 いつの間に仲良くなったのか・・・サキュバスのフミンと話すチィエラ・・・・

 どことなく・・・身長が伸びているな・・・フミン

「まぁ・・うん別にいいか、よし掃除終わりっと」

 俺が掃除を終わらせて少し待つと

「カイトさん、連れてきたよ。」

 数名のドワーフの子供達

「カイトお兄ちゃん・・・・本当に帰れるの?」

「あぁ、帰れるよ。これで全員か?」

 俺は一応テレサさんに聞き、テレサさんははいと答える

「よし、じゃあ、見んな俺に触れて~、ドワーフ王国に帰るぞ~」

 そう・・・もうお分かりの通りここに逃げた理由は元奴隷の子達を家に戻すためだ。

 まぁ・・逃避行のほうは・・おまけだ。

 しかしまぁ、帰ったらまだいるだろうしな~

 いいか・・あっちに行ってから考えよう・・・・

 俺は再びワープを唱えてドワーフ王国に向かう・・・・


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