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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
66/413

信じろ!・・・・・・その目やめろ!

「その・・・巨人の王国では・・・この前、魔王が攻めてきて・・・・」

「魔王ね~」

 俺はミニマムの言うことを一応聞きながら・・・とある魔法を作っていた・・・

 セレスはそんな俺の様子を不思議そうに見てくる・・・ 

 ミニマムは続けて話す・・・

「それで・・私は何とか逃げられたのですが・・・」

「ほうほう・・・・そうか」

 悲痛にゆがむその顔からはその時の惨劇が目に見えるような・・・・いやすんません見えないです。

「そして・・私は狂王ウロスを打ち取ったという魔導士を探してここまで!」

「まぁ~それでどこからかは分からないけど道を間違えてここに至ると・・・」

「・・・・・は・・はい」

「ふーん、そうか、魔王ね~ちなみにその魔王の二つ名は?」

「えっ、あー、慈愛王と・・いう女性の魔王でした。」

 女性?あっそう・・女性・・・女性・・・・

「美人か?」

「あんたね・・」

「えっ・・・私の記憶が正しければ・・・かなりきわどい恰好をしていたような・・・」

「セレスこれは大変だ!魔王が巨人の国を襲っている今すぐ助けに!」

「あんたの魂胆は見え見えのなのよ!この変態が!」

「お前に変態呼ばわりされるとは・・・・はぁ・・・」

「ほんとにムカつく!」

「あぁ二人ともケンカは!それよりもカイト様先ほどのお言葉は!」

「あぁ・・いいよ、べっ・・別に美人できわどい恰好の魔王に会いたいからじゃないぞ・・・」

「「・・・・・・・・・」」

「おいその目やめろよ!なんだよミニマムまで!このミジンコ並みの精神が!」

「・・・・ミジンコ?」

 あっ!ここ異世界だった!

 ミジンコなんて知ってるわけないよな・・・・うーん・・・

「ガラスのハートのくせに!」

「そ・・そんな・・・」

 ガックリとするミニマム

「そんな・・ガラスのような・・・そんな綺麗なものに私の心をたとえてもらえるなんて・・・素敵」

「へっ?」

 俺は罵倒したつもりなんだけど・・・・

「悪口のセンスがないわねあんた、いい悪口って言うのはこういうことよ。ねぇ!そこのデカ尻女!」

「そんな!お尻の事を言うなんて!ひどい!もう生きてられない!うわあああああん!」

 セレスの悪口に一発で心を折られたミニマムはなぜか俺のほうに拳を向けて

 振り下ろしてきた!

「おおおおおおおお!混合魔法!物体縮小!」

「ミニサイズ!」

「やかましい!」

 俺は先ほどまで転がっていた石で試していた魔法をミニマムに使う・・・

 黒魔法の呪いでしばらく体のサイズが変わるようにして・・・急に小さくなったとしてもバランスが取れるように三半規管にバフをかけるための赤魔法の混合魔法

 それを俺が使用した直後にセレスが命名する・・・・やかましい・・・けど・・結構いいな採用

「よし、それで・・・まちを・・ある・・いて・・もぉ・・・」

 そして・・・急に小さくなったミニマムは・・・・裸だった・・・

 服までは・・・小さくできないんだ・・・覚えとこ・・

「い・・いやあああああああああ」

「ぶべし!」

「カイトオオオオオ!」

 力は・・・そのままらしい・・・

 俺は再び吹っ飛んで木を二三本・・四・・五本・・・六本!?力上がってやがる!

 やっと・・・止まった時には気を10本はなぎ倒していた・・・・

 三半規管を強化するだけじゃなくて・・・・ほかの部分もおまけで強化してしまった・・・・ようだ・・

 俺は意識を失う・・・・


「ほんとに勝手に完治した・・・すごいです。」

「おい・・まずは謝れよ。」

「はっ!はいほんとに私程度の者が申し訳ございませんでした!」

「いいのよ、ミニマムちゃんこいつのせいで乙女の大事な裸体をさらす羽目になったんだから」

 セレスはなぜか先輩風のようなものをふかせながらミニマムを庇う・・・いや・・俺危うく死にかけたんだが・・・・いや同等か?

 その裸はもう忘れられないだろう・・・・

「うん・・セレスよりはでかかった。」

「どういう意味かしら!」

「あぁ!やめろ!一応はけが人だぞ!」

「もう感知してるんだから大丈夫でしょ!」

「・・・・・」

 顔を真っ赤にしたミニマムは何も言わず・・・・空を見上げる・・・

「これが・・人間の見る世界」

 ぼそっとそうつぶやく

「はぁ・・とりあえず、ミニマム」

「はい?」

「今俺らはとある問題がある・・その問題が解決してからでも・・・その・・」

「ええ・・仕方のないことです。急なお願いだったのですから・・・」

 ミニマムは悲しそうな顔で俺の事を見る・・・ちなみに人間サイズのミニマムは身長が俺よりも高い・・・185センチくらいかな?まぁいいか

 しかし・・俺は悲しそうに下を向くミニマムに

「そんな顔すんなよ。大丈夫、きっと助けるよ。少し時間を俺にくれ」

 俺がそういうとミニマムは笑顔で俺に

「はい、カイト様あなたを信じたいと思います。」

「おう、じゃぁ、一旦チィエラのお家に帰るか、俺に捕まれ」

 セレスとミニマムは俺の体に触れたのを確認してから・・・・

「ワープ」

 そして・・俺らはチィエラの部屋へとワープした・・・・・・・ら・・・

「ん・・・・」

「ちょ・・やめっち・・・・」

 ・・・・王女様が・・・・チィエラを襲っている・・・・・性的な意味で・・・・

 そんな現場に・・・来てしまった。


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