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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
65/413

ミニ―って呼び方・・なんかやばくない?・・ははっ!

 俺は巨人のミニマムことミニーに吹き飛ばされ・・・・ヒールを使い回復はした・・・しかし

 俺はとんでもないことに気づいた・・・・

「・・・・ミニ―って呼び方・・・何かやばくね?」

 俺が真顔でそういうとセレスが俺の顔を覗き込みながら・・・

「何言ってんの?」

 このエルフ!

 しかし・・まぁ、うん・・そうだよな、関係性はないよな・・・・ネズミの王様の彼女さんの名前とは何の関係性はないよな・・・・大丈夫だよね?

「あ・・あの・・その・・・」

「どうした?ミニマム」

 おっと無意識でミニ―って呼ぶのを脳が拒否した・・・まぁ・・うん

「い・・いえ、そのあなた方のお名前は?」

「あぁ!そうだな俺カイト商売人だ。これバカであほでエロスなセレスっていうやつだ。」

「私の紹介をもう一回一からやり直せ!」

 俺がミニマムにせっかく紹介してやったのに・・なにをキレてんだ?

 俺はセレスからの身に覚えのない攻撃をかわしながらミニマムに問いかける

「なぁ、お前!はっ!どうしっ!って!ここに!やかましい!このエロフが!」

「今エロフ関係ないでしょ!訂正しなさいよ!かわいいかわいいおしとやかな乙女だって訂正しなさいよ!」

「あぁ!お前おしとやかだとか!乙女だとか!かわいいだとかをもしかして乱暴って意味で覚えてないか!?お前には一生似合わない言葉だよ!」

「そんなのは分かってるのよ!でも言いなさいよ!」

「会話にならない上に開き直るな!おい今鼻にかすったぞ!」

「あと少し!」

「こんにゃろ!」

「・・・・・・・あ・・あの」

 困るミニマムを差し置いて俺らはいつもの喧嘩を始める

 そして、セレスがあと少しで俺に拳を当てられそうになった時・・・・

「し!失礼します!」

 俺とセレスをミニマムがその手でつかむ

「おっ!よくやった!ありがとうミニマム」

「うわっ!ちょっ!放しなさいよ!あと少しで届くの!」

 一方には感謝され、もう一方には放せと言われ

 迷うミニマムに俺が

「いいよ、放さなくて、それよりも、どうしてミニマムはここにいるんだ?」

「えっ・・と・・それは」

 ん~、なみなみならない事情がありそうだな・・・・めんどくせ・・・しかし・・乗りかかった船だ。

 もうここまで来てしまったのだからいまさら面倒ごとの一つや二つ・・・・

「その・・・すごく言いにくいのですが・・・・」

「あぁ、どうしたんだ?」

 ミニマムは少しうじうじとしながら話そうとするも口をすぼめることを数回し・・・一応は話を聞こうと思っているセレスが・・

「あぁ!もう!じれったいわね!いいから話しなさいよ!どんな事情でも大丈夫よ!そこのカイトって男はね狂王ウロスを倒した張本人で結構強いのよ!」

「えっ!?」

「えっ!っちょバカ!」

 思わぬところからの暴露

 それがばれないためにもさっきはわざわざ商売人って紹介をしたのに・・

 俺はミニマムの顔を見ると・・・

 おう・・目がキラキラや~その目知ってるぞ~頼みごとの目ですね~しかも結構やばいところに現れた勇者並みの扱いをされそうだ・・・・・逃げようかな?

「あなたが!狂王ウロスを倒されたお方!お願いします!カイト様どうか!どうか!巨人の国をお救いください!」

 ・・・・・・・・・・いやです。

「拒否権を行使しても?」

「えっ!?」

 本当に心の底から驚くミニマム

「そ!そんな!私は!トント王国の魔導士が狂王ウロスを打ち取ったという情報を聞き向かっていたです!あなたに会うためにここまで来たんです!」

「・・・・・・・それでどうしてドワーフ王国の森にいるんだ?」

「・・・・・・道を間違ってしまい・・・」

 おい・・もしかしてだが・・・・

「なぁ・・ミニマム、北ってどっちだ?」

 俺はまさかと思いつつも一応聞いてみる・・・すると

 ミニマムは・・・・

「上!」

 っと・・・とんでもないことを言ってのける・・・

 まぁ、確かに地図とかの北は上向きだけど・・・

 方向音痴で尚且つ精神がミジンコ並みの小ささの巨人・・・・・

 これまたぶっ飛んだやつだな~

「それでカイト様お願いします!」

「・・・・・拒否権を・・・うぐ!」

 俺に再びお願いをしようとするミニマムのお願いを拒否しようとしたら・・・ミニマムが突然涙を流しだし・・そして・・・

「ぐる、ぐるじい・・・ぐびが・・じまるぅ」

 ミニマムは握りが強くなり・・・必然的に俺の首・・というか

「つ・・・つぶれひゅ~」

 体があああああ!

 もちろんセレスも同じ状況だが・・・

「ん~、なんか締まってきたわね・・」

 クソ!あいつ神具のおかげで平気そうだ・・・って

 あぁ・・・

「混合魔法・・・フル強化」

 俺は自分の身体を全体的に強化し・・・

 ミニマムの握りから逃げる

「えっ・・あっごめんなさい!私ったら!」

 俺が手から逃げたことで・・・自分が思わず握力を強めていたことに気づき・・・セレスも地面に下ろされる

「・・・それにしても・・すごいです。巨人の腕力は・・人間の100倍と言われているのですが・・・それをいとも簡単に・・・」

「お・・おう、うんまぁ・・あれだ・達者でな」

「ちょっと!あんたここに何しに来たのよ!」

「美人な巨人を見にだけ・・・・害もなさそうだし・・・このまま放っておいても・・・」

「本当に害がないと思う?」

 セレスにそう言われ・・・・

 思う・・・もしこいつが街中にでも行って誰かに罵倒されたり・・・・まぁとにかく心に傷を負うようなことを言われたとき・・・・・あぁ・・破壊された町が目に浮かぶ・・・・

「なぁ・・・ミニマム・・一応話は聞いてやるよ」

「本当ですか!」

 心底嬉しそうに笑うミニマム

 まぁ・・・うん、もういいや

 もう二・三個くらい面倒ごとが増えても・・・・


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