巨人登場!その精神は?
「ほう・・これが巨人か~」
「大きいわね・・・」
俺らは目的地の北西の森に着き・・・・森の中心地に視界の開けたところに・・・・
いた・・・というか・・・いる
うずくまり寝息を立てる巨人の姿がそこにある
「これが巨人・・」
オレンジ色の髪の毛の美人・・・たれ目で優しそう表情をしている・・しかし・・そんな優しそうな表情とは逆に・・・
「でかいな・・」
しかし・・そんな巨人はボロボロの布切れを着ており・・・いろいろと見えそうで見えない・・・いいな・・・・もちろん男なら胸に目が行く、そんな俺を見てセレスが近づき
「どこ見て言ってんのよ」
セレスは俺にそう言いながら寝息を立てる巨人に近づくと・・・・
「やわらかい・・・」
「どこ触って言ってんだよ。って!起きるぞ!やめろよ!」
「大丈夫よ~これくらい、あぁ~この子の髪の毛気持ちいい~」
セレスはそう言って巨人の髪の毛の中に埋まっていく・・・・
巨人の髪に埋まるセレスは顔だけちょんと出しながら
「ところで、私のお酒は返してくれるのよね?」
・・・・・・・俺は少し考えてから・・・・
「返すよ。」
たぶんな・・・
「あんた・・今心の中でたぶんとかって思ったでしょ?」
「お前そろそろその勘の良さには引くぞ・・」
なんだか・・こいつの勘段々制度がよくなっている気がする・・・
「やっぱりね!返す気なんてないでしょ!」
巨人の髪の毛を引っ張りながら叫ぶセレス・・・
「うるさい!暴れるな!騒ぐな!叫ぶな!巨人が起きるだろうが!」
俺はセレスにいつもの調子で怒鳴ってしまい・・・・
「ん・・うん?」
目が覚めてしまった巨人とばっちり目が合う・・・・
「ど・・どうも」
「・・・どう・・も?」
疑問形で挨拶を返してくる巨人・・・
そんな巨人はむくっと起き上がる
しかし、巨人が起き上がると
「きゃあ」
髪の毛の中で埋まっていたセレスは見事に地面に落ちて・・・
「何するのよ!この!デカ女!」
「おい、いきなり悪口って・・・お前な・・」
セレスは起き上がった巨人に対して開口一番に罵倒をする・・・
そして・巨人はというと・・・プルプルと震えており・・・
やばいか・・・そうだよな
眠ってたところを起こしてまい・・そのうえ罵倒された・・・普通なら怒るだろう・・ってか怒ってるよね?
めっちゃプルプル震えてるし・・・
俺がそんなことを思っていると
巨人は土下座をしてきて・・
「ごごごごごごごご!ごめんなさーい!こんな私がエルフのお方にお怪我を!いえそれよりも・・・・でかくてごめんなさい!生きててごめんなさい!もう死にたい!」
・・・・・・・っへ?
巨人は急に謝り・・最後にはネガティブな発言まで・・・・・
俺はセレスのほうを向き・・・
そんなセレスも・・・
「っへ?」
罵倒したセレス本人も驚きのあまり・・・首をかしげる・・・・
まぁ・・言いたいことは分かる・・・
俺は土下座をする巨人に近づき
「ま・・まぁ気にしないでくれよ」
「えっ・・あっはい」
一旦落ち着かせ・・
「ところで君の名前は?」
「わ!私程度の名前なんて!そんな教えるなんて!」
う~ん・・・・美人なのにな~・・・・そうか・・・・
セレスとかと・・っていうか俺の仲間たちと同じタイプのあれだな・・残念美人だな・・
「今・・残念美人とかって思ったでしょ?誰が残念な美人か聞こうじゃない。」
「お前・・・さては心を読めるのか?」
さすがにここまで言い当てられると・・何かあるようにしか感じない・・・・・
「なんなの!あんたといい!この巨人といい!もう最悪!」
セレスは子供の用に地団駄を踏みながら怒る
しかし・・・・セレスが巨人も含めて怒り・・・
「本当にごめんなさい!」
巨人はそう言って手を前に突き出す・・しかしその手が俺にあたり
「うぐえっ!」
俺は吹き飛ばされる・・・・・
木を二・三本倒して・・・・やっと止まる
「あが・・が・・あ・・」
体が・・い・たい・・
「カイトオオオオオ!」
セレスが吹き飛ばされ体のそこらから血を流す俺を心配して近寄ってくれ・・・・・
「よかった~お酒は大丈夫みたい・・」
「お・・おま・・完治・・した・・とき・・覚えてやがれ・・・」
俺の心配ではなく酒の心配をしたセレスにはあとできっつい仕置きだ
そして・・巨人が俺を吹き飛ばしたことに気づいて近づいてきて
「あああああああ、ごめんなさあああい!私なんかが!人様に怪我をおおおおお!」
・・・・・・なんだ・・このミジンコメンタルの巨人は・・・・
「ひ・・ヒール・・」
俺は自分にヒールをかけて傷を感知させて
「・・ふうとりあえず・・・・君名前は?」
「はああ。えええええ、治った・・ええええ・・あっ!名前・・その・・ミニマムといいます・・仲のいい人からはミニ―と呼ばれてます・・」
ミニマムことミニ―はそう言う
「そうか、なぁ~ミニ―なんでここにいるんだ?っていうかその服・・・・やばいぞ・・」
「えっ!あっ!いやああああ、ごめんなさあああい!汚いもの見せてごめんなさい!」
ミニーはそう言って
「へへ・・」
俺に向けて手をバシバシを叩くのであった・・・俺は思わずあきらめの笑い声が漏れてしまい・・セレスは視界の端で爆笑している・・・覚えてやがれ・・
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