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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
63/413

北西に!酒!

「・・・・巨人ね~」

 俺はカテンが町の人達から聞いた情報をもとに、ドワーフ王国の北西に向かう

 カテンはどうやらチィエラの家に帰っている途中でこの巨人の事を知ったようだが・・・

 美人の巨人か~・・・ムフフ~

「カイト・・目がきもいわよ」

「うるっさいな!」

 どうやら少し興奮しすぎていたようだ・・・落ちつくか・・

「まぁ・・俺とお前だけってのはかなり心配なんだがな・・」

 そう・・巨人のところに行っているのは俺とセレスだけ

 チィエラやカテン・・もちろん王女様にはチィエラの家に残って貰っている

 理由として・・・・まぁ、アリがもし・・っていうか十中八九兵士に紛れているだろうが・・アリがもしチィエラの家に来た時にすれ違いにならないようにするためだ。

「しかし・・・セレスと行くのは・・・」

「何か不満でもあるのかしら?寛大な私が聞いてあげるから言ってみなさいよ」

「拳を握りながらそんなことを言うやつは寛大とは言わないぞ、一回辞書をで調べろ、六法全書とか・・・」

「ん?何それ?じしょう?ろっぽうぜんしょ?・・・・・何それ?」

 ここ異世界でした!

「いや・・うん、っておいおかしい辞書くらいはあるだろうよ!言葉の意味を記した本だよ。」

「ん?カイトの国ではそれを・・じしょう?っていうの?少なくとも私はそんな本の事は知らないわ」

 そういえば・・・確かに俺もここに来てから、魔法やモンスターに関する辞書というか、まぁ資料は見たけど・・・今思うと・・・なかったな確かに・・ふーん

「あっ、そうか・・・いやな俺のいた国ではそれを使って知らない言葉の意味を調べるんだよ。」

「へぇ~、変わった国ね。」

「んなことはないよ」

 いや・・この異世界では俺にとっての普通は異常か・・カルチャーショックってこういうことなんだな~

 修学旅行の時くらいしか海外に行ったことないから・・よく分からんかったけど・・まぁこういうことなんだろう

「ところでセレスはそれなに?」

 セレスはいつものジャージ姿ではあるが・・何やら荷物を背負っているようで・・

「これ?これはお弁当よ!」

 いつ貰ったんだよ・・ってか誰に・・

「屋敷にいた人に~今から巨人を撃退してくるって言って~それであなた達は私に食事を用意しなさいって言ったの」

「なかば脅迫じみてるけど・・・ん?っていうかここにもお弁当の文化があるんだな」

「ん?普通じゃない?」

 分からん!分からんよ!

 この世界本当にいろいろと文化がおかしい気がする!

 風呂があったりお弁当があったり!なんだか日本の文化が変に入ってる気が・・・いやきっとあのハゲ神の配慮かな?

 もしかしたら意図的にそういった異世界に送ってくれたとか・・・うーんきっと違うな!

「なんで清々しい顔してるのよ・・」

「いや何でもないから気にするな」

「そう?なら気にしないわ」

「ところでお弁当ってお前ひとり分?」

 俺は隣を歩くセレスにそう聞くと・・・・

 セレスは俺の顔を見ながら・・

「当たり前じゃない」

 俺はジト目になり・・無言でセレスを見る

 するとセレスは自分のお弁当を庇うように持ち

「いやよ!このお弁当は!私のなんだから!あげないわ!絶対に!」

「ふーん・・そうか、なぁセレス俺はさ~最近お前がえらいな~っと思ってるんだ。」

「えっ・・なんでよ」

「酒を飲んでないから!」

「・・・・・・・」

「俺はお前を信用している、そう信用している!でも気なって仕方ない、そのお弁当の中身少し見せてもらえるか?」

 セレスの動きが完全に止まる・・・

 やっぱりか・・・

「それをこっちに」

「いやよ!絶対にいや!私に楽しみを奪わないでよ!」

「お前!これから美人の巨人会いにい凝って時に変なことをしでかされちゃ困るんだよ!ほら!その袋にお弁当と一緒にししまってある酒をよこせ!」

「手を放しなさいよ!やめて私の酒を取らないで!いやああああ」

「抵抗するならこうだ!おい!神具のバフを使うな!こんの!おとなしくしやがれ!」

「抵抗するわよ!するに決まってんでしょ!いったい私がどれだけお酒を飲んでないと思っているの!」

「知らないね!そんなこと!それにいいことじゃないか!お前がお酒を飲まなければ!俺らの食費が少し浮く!」

「酒代くらいは自分で稼いで見せるわ!だから!あっ!酒瓶取らないで!」

「酒瓶まるまる一本飲むつもりだったのか!?それに酒代を稼ぐだぁあ!どうやってだよ!ほら言ってみろよ!スライムにすら負けるへっぽこエルフ!」

「あの時はこの服がなかったかよ!この服さえあれば!どんな魔物だって倒せるわ!」

「ほう・・一応はちゃんと考えているようだな・・俺はてっきり・・いや、何でもない」

「てっきり!てっきり何よ!行ってみなさいよ!その先を!」

「ちょっ!やめろ!拳を握ってこっちに来るな!うわああああ!この暴力女!」

「どうせ体がなんたらとかいうつもりだったんでしょ!待ちなさい!謝りなさい!それに私のお酒を返せええええええ!」

 俺らは北西に行くのであった・・・


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