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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
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お前も・・やらかすんだな・・・

「ほへぇ~、ここがドワーフの国の王都・・上層か・・なんかキラキラしてるな」

「バカなこと言ってないで行くわよ~ちょっ!何よ!分かったわよ!バカって言ってごめんなさい!ごめんなさい!だから私の髪の毛を引っ張らないで!いっだだだだだだだ」

「うるさいぞ、この山猿が!」

「なに!その呼び方気に入ってるのよ!」

「二人とも落ち来なさいませ」

 俺らが暴れいると・・お嬢様モードのチィエラが諭してくる・・・・

 ギャップ・・・萌えはしないが・・・まぁ・・ギャップが本当にすごいな・・

「な、なぁ・・・なんでお嬢様モードなんだ?普通にしろよ」

 俺がセレスの髪の毛を引っ張りながらそういうと・・・

「普通にしてたら、変態だと思われますわ。」

「・・・・・自覚あったんだ」

 にしても・・・普通にしてたら変態に思われるって・・・・・今からでも遅くないぞ・・こいつはもうこの国に置いて新たな冒険を~

「今、この私を置いて、新たな冒険を~って思っていましたか?」

「お、思ってないよ!」

「目をそらされながら言われても説得力がありませんわ~、どうぞ私の目を見てもう一度同じ言葉を・・・」

「よーし!商談に行こう!」

「逃げましたわね・・・」

 珍しくジト目で見てくるチィエラを無視して俺は商談によい店がないかどうかを探す・・・・・・が

「なんだか・・・いい感じに服とか売ってる店がないな・・・」

「当たり前ですわ、ここ上層では鍛冶を営みにしているのですから。」

 あの店主め・・・さては見つからないとわかっていて・・・・まぁいいか

「まぁ・・なんかいい感じの店が見つかるまでは・・・」

「そうですわね」

「・・・・うん、そうね」

「ところでカテンは?」

 俺はそこでふと気づく・・・カテンがいない

「あいつどこに・・」

「あぁ、カテンならさっき先にチィエラのお家に帰るって」

「ん・・そうか」

 俺はそう言って・・歩き出すと・・・

 何かにぶつかる・・主に下半身に・・・

「ん?」

「人にぶつかっておいて・・・ん?ですって・・貴様!首切りの刑だ!」

 おう・・・・何やら物騒な単語が・・・首切りの刑だと・・・・

「おいおい、嬢ちゃんちょっと待て!少しぶつかったくらいでそれは理不尽じゃあないか!」

「理不尽!横暴!暴君!好きな名で呼ぶがよい!しかしこの私に屈辱を負わせたうえに詫びもしない者には首切りの刑でちょうどよい!」

 ・・・・・・・こりゃまたぶっ飛んだのが出てきたな・・・・

 物騒でかつ・・理不尽にことを進めようとする目の前のドワーフ・・

 チィエラと引けを取らないほどに顔が・・・・いや・・明らかに幼いな・・

 なんだ・・この国には幼女しかいないのか・・・・さては天国だな

「おい!何を呆けておる!」

「カイト・・カイトちびっこが何か言ってるわよ」

「ちびっこ!・・・・ちびっこだと!・・・・ええい!そこの山猿!」

「山猿じゃないし!指さすな!何なのよ!あなた!」

 セレスはそう言いながら赤髪の幼女にそういうと

「私は!この国の王女!クリミナよ!この私を知らないとは!無礼者めが!」

 ・・・・・今・・・なんて・・・王女・・・

 あぁああぁああ、お国のお偉いさんだぁあ、めんどくさいことになる前に逃げなきゃ!

 俺はそう思い!すぐさまにセレスの腕を掴み逃げようとする

 第一なんでここに王女がいるんだよ!本当にもう!俺ってばついてない!

 ここにはただ、マーキングと商売をしに来ただけなのに!

 しかし大丈夫!ここで逃げて置けば!面倒ごとはきっと離れて・・・・・

 しかし・・・・俺は甘かった・・

「クリミナちゃん・・・・」

「その声は・・もしかして・・・・」

 ぁあああああやめろ!チィエラなんだその目は!まるで旧知の友人にでもあったような表じゃあないか!

 そして王女も王女だ!なんでそんなキラキラした目をしてるんだ!やめろよ!せっかく逃げようとしてるのに!

 これじゃああ!

「クリミナちゃん!」

「チィエラちゃん!」

 なんか!逃げにくくなるだろうがあああああ!

 二人は寄り添い喜び合う・・・・

「姫様ー!いずこにー!」

「姫様ー!お戻りくださーい!」

 遠くから聞こえてくる声

 なんだか・・・・・王女がここにいる理由が分かった・・・

 この王女・・・理由は知らんが・・逃げてるのか・・それともよくあるいたずらっ子の幼女か・・・おっと王女だった・・間違わないように気をつけなければ

 とりあえずは・・・あの兵士に王女を引き渡したほうがいいだろう

 ん?ちょっと・・・待てよ・・・

 王女を引き渡す・・すると礼をとか言って王城に連れていかれ・・・そこで何かの面倒ごとの情報が入り・・・ちょうどよいからと・・それが俺らに任される・・・そして・・俺らはその面倒ごとに行かされ・・・・・

「うわぁ・・・」

「何よその顔・・・」

「セレス様きっとカイト様はこう考えました。今クリミナちゃんを兵士達に渡すと・・面倒ごとに巻き込まれると・・そうでしょ?」

「あぁ、きっとそうね、納得だわ」

「分かって貰えて何よりでーす。」

 ということで、逃げまーす!テレポート!

 俺はすぐさまにテレポートを発動し

 チィエラの家に移動する

「ふぅ・・逃走成功・・・・・」

 逃げることには成功した、よかった~

「まぁ、これが一番ね」

「そうだっち!ね!クリミナちゃん」

 ん?・・・・・・ん?

「ん?・・・・・・」

「チィエラちゃん・・・たぶんこれ・・余計に問題が大きく・・」

 ん?・・・・・あっれれ~おかしいぞ~

 俺は~セレスと・・チィエラと一緒に逃げようと思っていたのに・・・

 なんか・・一人・・増えてる・・

 ドワーフの王女は目をぱちくりさせてチョコンとその場に座る・・・・

「ん?」

 気が合いますね王女様


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