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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
55/413

正しい兵士とは・・・・・

 俺は兵士だ。

 トント王国の兵士だ。

 何故兵士になったかと言うと・・・・父ちゃんが兵士だったからだ・・

 まぁ・・成り行きってやつさ

 コネもあったし入隊してからすぐに隊長を任された。

 給与もかなりいいし、妻も子もいて今は順風満帆の人生を歩んでいる・・・

 しかし・・そんな俺に王都より・・他国の国に赴く任務が与えられた。

 内容はというと・・・・・奴隷の入荷だ・・・

 何やら奴隷の大量脱走があったらしく・・この国の重要な施設が・・・・機能していなく・・

 この国の政治事情もかなり大変ことになる・・・

 トント王国の住民・・・・その六割が奴隷を持っており・・・その奴隷の大脱走は・・大変な事件だった・・

 ということで・・・・・奴隷の補充をするために俺らは・・・ドワーフ国のほうへと赴くことになった・・・

 こういってはなんだが俺には家族がいるそして・・こう思う

 いくら国の貴重な収入源だからと言って果たして奴隷売買は正しいことなのか?

 俺は正しい兵士の在り方というのを考えた・・・

 いや・・知っているのだ・・父の姿こそ・・正しい兵士の姿だった。

 あっ、別に死んでるわけじゃないよ。引退しただけ

「なぁ、お前らどう思う?」

 俺は隊の部下に質問する

「どう思うって言うのは、奴隷徴収の事ですかい?いやぁ、確かにきれいな仕事じゃないですが、あっしらが生きていくための国の資金になるし、その資金から俺らの給与も出ているってことですよ。」

「だがよ・・」

 俺はその部下の言いたいことが分かる・・分かるが、

「胸糞悪いって言うんですかい?隊長はきれいごとの塊ですかい?兵士になったからには汚れ仕事もやるのがふつうでさぁ」

「・・・・・」

 俺は何も言えなかった・・・・部下のその正論は俺の胸に残ったまま・・

 俺らはドワーフの王国に着く

 少し離れた集落の者達を襲い・・

 俺らは任務を完了して、国に帰る

 しかし・・・王国の最速の馬車でも五日はかかる道すがら・・

 奴隷となる予定の者達は歩きで移動しているため・・余計に時間がかかる

「この調子だと・・・国に着くのは八日後か・・十日後になるかもな」

「いやいや~、それ以上はかかりまっせ」

 部下たちは奴隷となるドワーフ達に鞭を入れながらも無理やり進ませている

 そして・・自分の娘くらいの子が鞭を打たれる姿は見ていられなかった・・・・

 そして・・・夜になる

 小川があるところでその日は休むことにし・・・奴隷たちの監視を部下に任せて・・・

 俺は休息をとる

「はぁ・・・本当にこれでいいのか」

 自分に自信に向けたそんな質問に・・・

「いいんっすよ。」

 前に俺の質問に答えた部下がテントに入ってきながらそういう・・・・

「これで・・あなたの家族は食っていける、私も家族の手助けができる。生きていくためにはきれいごとを捨てなければいけないこともある。」

「・・・・・お前・・・名前なんといったか?」

「グエンです。」

「そうか・・・グエン俺はこの任務を最後に兵士をやめる・・・俺は何故父が兵士をやめたか・・理解した気がする。だから・・・この部隊はお前に任せる。上の者には伝えて置く・・・・」

「そうですかい・・・思わぬ申し出ですが・・承りまっせ。」

 俺は・・・・この国の在り方に・・・この国の考え方には添えない・・・・しかし・・それでもこの国で暮らしていかなければいけない・・・・いまさらどこかの国に移住など・・・いや・・西の国なら・・・もしかしたら受け入れてくれるかもしれないか?

 まぁ、その場合・・亡命になるのか・・・

 やめたとしても元兵士・・・・しかも隊長・・・簡単にはいかないだろうが・・・やるしかない・・・

 俺はそう考えて

 その日は寝た

 それは夜中の事だった・・・

 足音が聞こえた・・・

 兵士としての感が・・働き・・俺はすぐに近場のものを数名起こしあたりの探索をする・・

 しかし・・何も見つからず・・・・

 っと思っていたら・・・

「これは・・折れた木の枝か」

「もしかしたら、ドワーフ王国の・・・」

 グエンが気の枝を見ながらそういうが・・・・枝以外の手掛かりがまるで見つからず・・・・

 諦めて・・・テントに戻ろうとすると・・・

 奴隷たちのいる方向から物音がする

 俺はすぐに向かうが・・・・

「なんだ!見張りの者はどうした!」

 そこには、奴隷が一人もいなくなっていた・・・・そして・・

「隊長、あれ見張りのものではないでっせか?」

 こいつ・・独特な口調だな・・・

 まぁ、それは置いといて・・・・

 確かに川に見張りの部下二人が頭から川に突っ込んでいいる・・・・

「こいつら・・・気絶してやがるな・・・」

「見たところ、外傷があまり見えませんでっせから、おそらく魔法でっせ」

 だろうな・・俺はあまり魔法に対しての教養はないが・・・これが魔法による現象だというのは分かる

「魔防具の発動を準備していろ!もしかしたら追撃が来るかもしれない!」

 俺はそう言って・・・みんなに警戒を怠らないように命令するが・・・

 この出来事以外には何も起こらず・・・・・朝を迎える・・・

「いい朝日でっせね・・・」

「あぁ・・・・そうだな・・って違うだろ。これ任務失敗じゃないか?」

「しかたないでっせ・・・しかし・・・手ぶらで帰れば・・・おそらく俺ら全員打ち首でっせな~」

 っく・・・本当にこの国の法律は・・・・王を中心に考えられている・・・

「戻るぞ・・・・ドワーフの国に」

「ほう・・・そうですかい」

 俺は・・・これを最後の任務と決めた・・・・兵士としての最後の任務であり・・・・家族のためにも俺は死ねない・・・・

 やるしかない・・邪魔する者がいるのだ・・・・

 負けるわけにはいかない・・・家族のためにも

 俺はこの汚れ仕事をこなすしか道がないのだから・・・・


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