最強魔導士の最初の一日
その日は突然来た・・・・
俺は・・・・・幼馴染を守ろうとして・・・・
死んだ
死んだとはっきり自覚ができた・・・
はずなのに・・・何故か・・・目を開けることができた・・・
視覚があった・・・目の前にいる変な髪型のおっさん・・・・というか髪の毛がバーコードおっさんだ・・・机があり・・テレビがある・・なんというか・・・まるでネカフェの一室のようなそんな感じの場所・・・
机には黒ゴマせんべいが置いてあり・・・
「・・・・・へっ?」
俺はそれをせんべいをポリポリと食うおっさんというあまりにも変な状況に加えおっさんは・・・・テレビを見ていて俺には一切気づいていない様子だ・・・・
あれ?って言うか死んだよね?死んだよな?死んだはずだ・・・・
だって俺は幼馴染に包丁を突き刺そうとしてくる野郎から幼馴染を守って・・・あれえええええ?
「あ・・あの~」
「・・・・・・・・・」
おっさんは俺にまだ気づかない・・・・
「お~い」
「・・・・・・・・・・」
何故気づかない?
もしかして耳が遠いのか?
「お~い、髪の毛バーコードさん」
「おい、クソガキ殺すぞ、神に向かって何て言い草だ!」
おう・・切れた・・なんだ無視してただけか・・・・・・ん?
「んだと!無視決め込んでいたやつにそんなこと言われたくないね!何が神だ!それに俺はもう死んでるよ!・・・・って神!?」
「そうだ・・神だ。次髪の毛のこと言ったら、ただじゃおかんぞ」
「神が、人を脅してんじゃねーよ!」
「ああん!お前が神に対してどんな理想を持っているかわからねぇが!わしがこの地球の神だ!」
「・・・・えぇ・・なんかヤダ」
「なに、普通に引いてんだよ!本当に殺すぞ!」
・・・・・・死者に殺すぞって・・・・なんの脅しにもならんこと言うこの神を俺はかわいそうな目で見る・・・・主に頭皮を
「どこ見てそんな顔してやがる!」
「いいや~別に~、ん?っていうかそのテレビに映ってるのって・・・俺じゃん!」
「ん?あぁ、そうだな、これはお前の事件だ。」
神はテレビを消して俺に向きなおると
「急だが・・・お前には二つ選択肢がある、一つはこのまま天国に行くか。もう一つは新しい生命になって一からやり直すかだ」
「ふーん、天国ね~いいとこなの?」
「いいや、寿命と死という概念がなくなった世界ってなだけ、それをいいと思うかは人次第だよ」
「・・・・つまりはみんながみんな不老不死になるの?」
「そうだな、その代わり見た目は今のままだ。」
俺なら大学一年のぴちぴちの体で行けるのか・・・
「なるほど・・・ちなみに仕事はするの?」
「買い物をするために必要なものは?」
あっ、はいつまりはするんだな・・・・・
天国なのに仕事をしなきゃいけないんだ・・・・
「まぁ~死なないから、別に働く必要もないがな、別に餓死しないし」
まぁ~どれも言えてるが・・・・・
「まぁ~その代わり贅沢な生活はできないけどな」
え~・・・・・やだ・・・
「えーと・・二つ目のはどういうことか聞いてもいい?」
「簡単に説明すると、転生だな」
「それで」
・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・」
「即答だな・・・まぁそれでもいいならいいんだが・・・地球に転生ってなると・・また人間に生まれる確率なんて・・・かなり低いぞ」
「ん?どゆこと?」
「そうだな、転生って聞くと誰もがまた人間になれると思っていいるが~実際は地球上にいる生物の中からランダムで何かに生まれ変わるんだ」
え~・・・・なにそれ・・・つまりは何・・・虫とかにも生まれ変わるかもしれんの?
「なんだよ、それどっちもだめじゃんか」
「いいから早く選べよ、わしだって暇じゃあないんだ」
・・・・・・・・・・片手にせんべいをもって言われてもな~
「・・・・・・なにかさ、ほかにないの?」
「そうだな~・・・・じゃあ、魔法のある世界への異世界転生は?」
「それで!絶対それで!あっでもできれば人間の体がいいな!さらにできれば体はこれで!」
「うわ~・・めんどくさ、でもいいや」
俺は舞い上がる!異世界に行ける!しかもこの体で
「それじゃあ、お前の経歴を・・・ほうほう、なかなか、いい子過ぎて引くな、まぁ一応神の立場にいるんだ、特別に何か特典・・・そうだな、最強の魔力をあげるよ、あとその異世界には大量に魔王がいたりするからな~気をつけろよ~」
俺はあまりのわくわくに、これからのことしか考えていなく
神の言葉があまり頭に入ってこない、取り合えず最強の魔力をもらえるということくらいしか、俺の耳は聞き取ってくれなかった
マジカマジカ!こんなラノベのような展開!最高か!
きっと美人でかわいらしい子たちがいっぱいいるんだろうな!そんな子達と・・・ムフフなことも~
おっといけないいけない、ちゃんと紳士に女性を扱わないとな
「それじゃあ、行ってこい」
俺は・・・・異世界転生した。
・・・・・地面に足が着く・・・草木の香りがする・・・
遠くに聞こえる人々の活き活きとした声
「おぉ・・すごい、本当に来た・・・」
俺は早速その場から移動する・・・・
そして、一人の女性に言われた・・・・
「あの・・・・服は?」
「ん?」
俺はマッパだった・・・
・・・・・・・思考が停止する・・・・
確かに・・・この体で行きたいとは言ったが・・・・
服は?
「・・・・・・」
「・・・・・・・」
俺は恥ずかしがり屋の息子を隠しながら・・・女性に言った・・・
「すみません・・・・服を貸してください・・・・」
女性は俺を憐れんでか・・・それともマッパの男とこれ以上関わるのが嫌だったのか・・・自分の着ていたローブを渡してくれた・・・・・
それからセレスに会うのは少し後になる・・・・
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