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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
アニマレス編
268/413

部屋に行こう

「レオン、一つ聞きたいことがある。」


 アニマレス王宮にて、俺は夕食を食べてる、レオンを問い詰めていた。

 レオンは、実においしそうなステーキを食べている。

 ・・・、ロースに視線が行く俺を見て、レオンが手首をクイクイと動かして、従者をを呼ぶ


「おい、この微妙な顔立ちの男にも、同じものを」

「はい、かしこまりました。」

「誰が、微妙な顔立ちだ!でもありがと!食いたかった。」


 レオンは俺に、座るように言って、レオンの正面に座る。

 数分後、レオンと同じ料理が俺の前に来る。

 ほう、実にうまそうだ。


「まぁ、食え。小童、この国で取れた牛肉だ。」

「へ~、そうなのか。」

 

 農業とか畜産とかが、かなり進んでいると、聞くけど

 今日、ラビット区に行った時に、大量の人参料理が出てきたことを考え見るに、いくつあるかは分からないけど、それぞれの区で最低一つは、野菜を作っているんだな。

 ラビッターが、人参なら、犬とか猫とかは一体何作ってるんだろう。

 猫は、なんだかマタタビとか作ってそうだな。

 犬は…うーむ、想像できんな。

 いいや、直接レオンに聞いてみるか。

 いつのまにか、レオンを責め立てるという、事を忘れて俺はレオンに質問した。


「なぁ、レオン。この国って、農業とか畜産が盛んだろ。」

「そうだな、それがどうした?」

「いやな、いろいろと区があるからさ、それぞれの区でどんな野菜を育ててるのかなって?」

「あぁ、そんなことか。まぁ、野菜の種類は計り知れないが、大まかに分かれば、12の区でそれぞれ野菜や畜産をしている。」

「どこが、何をしてるの?」


 その後、レオンに12区で栽培されている、野菜や、飼われている家畜について教えてもらった。

 ちなみに犬は、畜産メインだった。

 うわお、羊とか山羊とか追っかけてそう。

 俺は、その後、レオンにあてがわれた部屋に向かい

 重そうな木の扉を開けると


「にゃあ!やっと帰ってききたにゃ!」


 ヤンデレキャットピープルが出迎えてくれた。

 

「おう、お帰り~」

「お帰りじゃにゃいにゃ!こんにゃ、時間まで何してたにゃ!」

「お前から、逃げ・・・散歩です。」

「にゃんだって?」


 俺は、そっぽを向いて、部屋を見渡す。

 あてがわれた部屋はかなり、かなり豪華で、俺やセレス、アリ、チィエラ、タマで五人で入ってもかなり余裕がある。

 部屋の真ん中に大きなが木が生えていて、その木には穴があり、中を覗くと縄梯子があり、上ってみると、上のほうで少し広いスペースに出る、そこには、5つの扉があり、そして扉に名前が書かれている。

 そのうちの一つに【微妙な奴】っと書かれた扉がある。

 ・・・やっぱりあの王様しばく!

 他の扉も気になってみてみると、【エロフ】【クロネコ】【チビデカ】【ロホス様】っと書かれており

 っておい、なんでタマだけ様つけなんだよ。

 しかも本名で書かれてるし

 他の奴ら明らかに歓迎されてないだろ…いや、わがままばかり言うエルフ、ヤンデレのキャットピープル、変態ドワーフ

 しまった、歓迎される要素が俺の仲間にない!


「なんですって!」


 しまった、厄介なエルフに絡まれる!

 部屋に逃げろ!

 俺は、微妙な奴と書かれた、部屋に入って行った。

 部屋には、ベットや、着替え、洗面所などと、一通り暮らせるくらいの施設が整っている。

 すごいな~っと思いながら、若干の疲れを感じて、ベットに沈んだのであった。

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