部屋に行こう
「レオン、一つ聞きたいことがある。」
アニマレス王宮にて、俺は夕食を食べてる、レオンを問い詰めていた。
レオンは、実においしそうなステーキを食べている。
・・・、ロースに視線が行く俺を見て、レオンが手首をクイクイと動かして、従者をを呼ぶ
「おい、この微妙な顔立ちの男にも、同じものを」
「はい、かしこまりました。」
「誰が、微妙な顔立ちだ!でもありがと!食いたかった。」
レオンは俺に、座るように言って、レオンの正面に座る。
数分後、レオンと同じ料理が俺の前に来る。
ほう、実にうまそうだ。
「まぁ、食え。小童、この国で取れた牛肉だ。」
「へ~、そうなのか。」
農業とか畜産とかが、かなり進んでいると、聞くけど
今日、ラビット区に行った時に、大量の人参料理が出てきたことを考え見るに、いくつあるかは分からないけど、それぞれの区で最低一つは、野菜を作っているんだな。
ラビッターが、人参なら、犬とか猫とかは一体何作ってるんだろう。
猫は、なんだかマタタビとか作ってそうだな。
犬は…うーむ、想像できんな。
いいや、直接レオンに聞いてみるか。
いつのまにか、レオンを責め立てるという、事を忘れて俺はレオンに質問した。
「なぁ、レオン。この国って、農業とか畜産が盛んだろ。」
「そうだな、それがどうした?」
「いやな、いろいろと区があるからさ、それぞれの区でどんな野菜を育ててるのかなって?」
「あぁ、そんなことか。まぁ、野菜の種類は計り知れないが、大まかに分かれば、12の区でそれぞれ野菜や畜産をしている。」
「どこが、何をしてるの?」
その後、レオンに12区で栽培されている、野菜や、飼われている家畜について教えてもらった。
ちなみに犬は、畜産メインだった。
うわお、羊とか山羊とか追っかけてそう。
俺は、その後、レオンにあてがわれた部屋に向かい
重そうな木の扉を開けると
「にゃあ!やっと帰ってききたにゃ!」
ヤンデレキャットピープルが出迎えてくれた。
「おう、お帰り~」
「お帰りじゃにゃいにゃ!こんにゃ、時間まで何してたにゃ!」
「お前から、逃げ・・・散歩です。」
「にゃんだって?」
俺は、そっぽを向いて、部屋を見渡す。
あてがわれた部屋はかなり、かなり豪華で、俺やセレス、アリ、チィエラ、タマで五人で入ってもかなり余裕がある。
部屋の真ん中に大きなが木が生えていて、その木には穴があり、中を覗くと縄梯子があり、上ってみると、上のほうで少し広いスペースに出る、そこには、5つの扉があり、そして扉に名前が書かれている。
そのうちの一つに【微妙な奴】っと書かれた扉がある。
・・・やっぱりあの王様しばく!
他の扉も気になってみてみると、【エロフ】【クロネコ】【チビデカ】【ロホス様】っと書かれており
っておい、なんでタマだけ様つけなんだよ。
しかも本名で書かれてるし
他の奴ら明らかに歓迎されてないだろ…いや、わがままばかり言うエルフ、ヤンデレのキャットピープル、変態ドワーフ
しまった、歓迎される要素が俺の仲間にない!
「なんですって!」
しまった、厄介なエルフに絡まれる!
部屋に逃げろ!
俺は、微妙な奴と書かれた、部屋に入って行った。
部屋には、ベットや、着替え、洗面所などと、一通り暮らせるくらいの施設が整っている。
すごいな~っと思いながら、若干の疲れを感じて、ベットに沈んだのであった。




