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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
トント王国編
25/413

緊急脱出用魔法!

「カイト、ちょっとそっちによってよ!あんたの肘が私の、いや人類の宝に当たるのよ!」


 俺の隣でセレスが小声でそう言う。


「カイト、その、にゃぁ、そこはだめにゃ」


 俺の前で妙にエロイ声を出すアリっていうか俺はアリの何を何を触ってるんだ?

 尻尾かな?まぁそれよりも待て君たち

 PTAのママさん達も待て、違うんだ。

 今俺たちはあれ的なあれをやっているわけではない

 やってないからな!

 今俺らはかなり狭い空間にいる。

 なぜそんなことになったか?まぁ、説明してやるさしかし先に一つ訂正と捕捉な

 まず捕捉のほうをアリは尻尾や耳が性感帯なのだ。

 そして狭い空間に三人で無理やり入っている、ついつい当たってしまうのは、まぁ、事故だ。

 そして、訂正だが


「お前の胸は人類の宝じゃあねぇよ!このエロフ!」

「なんですって!いいじゃない!そんなこと言うなら戦争よ!」

「ちょっと、二人とも声が大きい!」

「そこに誰かいるのかえ?ひょっひょっひょ」


 変な笑い方!

 そうこの変な笑い方をするおじさんが俺らがこんな狭い場所にいる理由だ。

 それでは、なぜこうなったかを説明してやろう




◆数時間前


「よし、逃げたな。」

「うん?分かるの?」

「いや?感だよ。認識できないし。」

「それも、そうにゃ」


 俺らはそこから一旦、夜なるまでの間はもともとの目的である馬を買いに向かう

 馬は動物商という店で買えるらしく。

 王都の地理に妙に詳しいアリに案内してもらって、もろもろの手続きなどを終えて馬を手に入れる、余った時間で今夜の宿を探して。

 その間にも見かけた奴隷の子達を開放していく

 そして日も暮れて、そこからその日の本当の目的地である奴隷商に向かう

 奴隷商は繁盛しているらしく、他のお店に比べるとかなり規模がでかく、収容されている奴隷の数は100を超えるらしい

 あまり知りたくはなかったが、奴隷にもランクがあるらしい

 若い女性や屈強な男は比較的ランクが上で逆に病もちの少女や大けがした亜人などは本当に安い

 もちろん全員を解放する予定だ。

 そして完全に月が出て夜になり、奴隷商に侵入する。

 泥棒をしていたアリの知識が役に立った

 ピッグで鍵を開けるのを生で見れるとは、素晴らしい技術だ。

 俺も後で教えてもらおう、もちろんやましい気持ちはないから問題はないな!

 俺はそう思いながらも、鍵の開いた扉の先を恐る恐る確認する


「よし、いいぞ」

「簡単に侵入完了ね」


 何故か得意げに言うセレス、こいつなんで何もやってないのに、こんなに堂々と自分も何かしたような顔になれるんだ?図々しいを通り越してもはやムカつく

 とりあえずセレスにはげんこつをかましておく

 怒ったセレスが反撃をしてくる

 そんなセレスの反撃をひゅるりと避ける


「でも気を付けるにゃ」


 さすがは元泥棒、簡単に侵入できたからといって油断はしない


「あぁ、分かってるよ。」


 俺はそんなアリに応えて、慎重に歩を進める

 しかし、そんなことを気にしないお馬鹿がここに一人


「大丈夫よ!こんなところでへまをやらかす私じゃ」

 

 ビ――――――

 こんのばかエルフ!


「えっ」

「おい、お前それ何押してる?」

「ボタン、てっきり解放のボタンかと、あぁあ、ごめんなさい!ごめんなさい!塞ぐのと暗くはしないでそんなに怒らないでよ!顔が怖い!」

「ふーふー、落ち着け、俺」


 セレスは、部屋を入ってすぐ横にある、ボタンを押していた、どう見ても警報を鳴らすためのボタンだが…見事にセレスは押していた。

 第一売り物である奴隷を簡単に開放するボタンを設置するやつがいるのかよ

 なんでこいつはこうも、フラグってものを回収するんだ!

 俺は顔を真っ赤にして我慢をする。

 そんな俺の姿をみてアリが場違いな感嘆の声を上げる


「えらいカイト我慢できたにゃ!」


 バカ!今そんな大声出したら!


「だれだああああ」


 警報を聞いてきたのであろう人の声が聞こえ始め、段々と音は近くなっていく。

 そして


「二人とも、俺につかまれ!」

「えっ?分かったわ」

「願ってもないにゃ!」


 アリ、顔が怖いぞ


「おい、そのにやけ面やめろ」

「う~ん、私のカイト~」


 何故こんな時にそんな言葉がするする出るんだ!

 頭おかしいのかこいつ!?

 あっ、ヤンデレでした!


「本当はあまり使いたくないんだよな、なぁ二人とも、何が起きても俺を恨まない?」

「「大丈夫」」


 よしでは俺が考案した緊急脱出魔法、白と黒の混合魔法、ジャンプ!

 そして俺らは扉が開かれる瞬間にその場から消える。

 ジャンプ、この魔法はある一定の範囲内であればそこに一瞬で移動できるのだ。ただしランダムで

 つまりは短いワープのようなものだ。ただしランダムで

この魔法をあまり使いたくないのはデメリットが多いから、そうランダムというのが第一のデメリット

 白魔法で自分の服に高速移動という付与をかけると同時にランダムに決められた移動場所にしばらく留まらせる呪いを、これが第二のデメリット

 そして、これは間接的なデメリットだが

 例えば布製の服に異常なまでの圧と力を与えよう

 どうなると思う?


「カイト~寒いにゃ」

「うぅぅぅうう、俺も寒いから我慢してくれあとで服はなんでも買ってやるからよ」

「私の服だけ無事なのはやっぱり神具だからね!いいわ特別にあっためてあげるからこっちにって!ここせま!」


 そう、普通の衣服は破れるのだ。というか木っ端微塵になる

 俺の服、お気に入りだったのに、あの白コート

 そして話は最初に戻る

 男は先ほどの俺やセレス、特に!特に!セレスを探してるようだ。

 やがて諦めてその場から去っていくのを確認したがしかし、俺らはもうしばらくこの場にいなくてはならない


「ね、カイトこの魔法ってさ一度転移した場所から動けないのよね?」

「あぁ、そうだな。」

「つまり私はその間、裸って事かにゃ?」


 アリが捨て猫のような目で見てくる


「あとどれくらいだにゃ?」

「まぁ、そのギリギリだったせいもあり割とマジで本気で飛んだから、ざっと…10時間」

「長いにゃ!」


 狭い空間での裸のキャットピープルと巨乳エルフとのもみくちゃの天国のような、いや地獄のような時間がこうして始まった。


作者「編集するのは、久しぶりになるな」

カイト「そうだな、というか変な魔法を覚えさせてくれやがって」

作者「まぁ〜まぁ〜、文句ばっか言うなよ。」

カイト「うるせー、お前なんてさっさと朽ち果ててしまえ。」

作者「俺が朽ち果てたら、この作品終わっちまうじゃねーか。」

カイト「お前の息子だけ朽ち果てろ」

作者「・・・一回使うまで待ってほしい。」

カイト「それでは、みんないいなって思ったら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくな」

作者「あの、俺の話聞いてる?」

カイト「そんじゃ、またな〜」

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