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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
トント王国編
23/413

奴隷解放の決意

 セレスが連行されてからしばらくして、俺らもさすがにセレスを置いていくわけにはいけないので、近場の人に連行された人がどこに連れていかれるのかを聞いたところ、最初は近場の警察署に収監されるらしい

 身元受取人が来ない限りそのまま、刑務所いきとのこと

 その話を聞きながら俺は、裁判とかしないのかよっと心の奥底で思っていたが、まぁここ異世界だし、そんな細かいこと言っても仕方ないか

 っと言うことで、一番近場の警察署に向かう俺とアリ

 警察署について中に入ると、さっそく左手側に下りがあり、そこに金髪のジャージを着たエルフがいた。

 目が合う俺ら


「・・・」

「・・・」

「・・・」

「うける!」

「面白くないよ!早く出して!」


 檻の中にいる我らがバカエルフは

 エロフの名に恥じない変態行為に身を任せ俺のズボンを下ろそうとした、その結果


「ぶっははははっははははは、うけるううううう」

「ここから出たら覚えてなさいよ!絶対に許さないんだから!!」

「この人達の仲間になったの間違いだったにゃ」


 ところでこれは余談だが、ここの警察は、正確には王都警備団体

 という者で、町の人に聞いても首を傾げる人が多かったので、聞くために一回アリに警察の事を説明してから、アリが他の町の人に聞いてくれたのだ。

 にしても…王都警備団体ね、微妙に言いにくそうだな

 セレスを見て、爆笑している俺とは違い、アリは受付にいるお兄さんに、頭を下げていた。


王警団おうけいだんの方々本当申し訳ないにゃ」

「・・・」


 受付のお兄さんは、アリを宿の受付の人と同じように怪訝な目で見ると

 アリには何も言わずに俺に向かって声をかけてくる


「おい、君」

「はい、なんでしょうか?」

「奴隷の躾はちゃんとしなさい」


 は?奴隷…どういうこと?

 もしかして、アリの事か?

 澄ました顔で当然のように言ってのける、受付のお兄さん

 俺は、目の前のお兄さんに言い知れない、怒りを覚える 


「おい!俺の仲間が奴隷だと!てめぇ!」


 日は浅くとも、仲間の事を他の人がバカにしたり、侮辱するのは、許さない

 心無い言葉は、何よりも人を傷つけるのだから

 俺はその細身の男につかみかかろうとして


「ダメ!カイト!王警団には手を出さないで!」


 そんな俺をアリが止める


「でも!こいつら!お前を奴隷って!」

「私は大丈夫にゃ、後でその理由を話してあげるにゃ、今は抑えてにゃ」


 俺は湧き上がる怒りを必死に抑える

 そんな俺らのやり取りをみて一人の男が出てくる


「これは、申し訳ない。どうやら私の部下がとんでもないことを言ったようで」


 出てきたのは40そこそこの男の人で

 シュッとした姿勢で胸にブローチをつけていた。

 髪は白髪でオールバックといった、激しい髪形をしている。

 それなのに目元はたれ目でどこか優しそうな印象も受ける・・・


「ふむ見たところあなたはこのエルフのお嬢さんの仲間のようだね。」

「あんた、名前は?」

「ロウジィーです。」


 ロ、ロウジィー?またひょったいな名前のやつが出てきたな。


「大変申し訳ない、お詫びと言っては何ですが、そこのお嬢さんを釈放しましょう。本来なら、保釈金が必要ですが、今回はこちらが粗相をしてしまったということで、無料でいいですよ。」


 釈放されたセレスがびくびくしながら俺の手にそっと手を重ねてくる中


「大変失礼しました。この国で差別は!厳禁なんですがね~、どうやら教育が成っていない私の部下があなた方に特にキャットピープルのお嬢さんに失礼な言葉遣いをしてしまったらしい、どうかお許しを」

「行くぞ。二人とも、セレスもうやるなよ」

「う、うん分かったわ」


 俺はいまだ燻る怒りを必死に抑えながら警察署を後にした。


「カイト、セレスあれ見てにゃ」

「ちっ、胸糞悪いな、ああいうの」

「いやだ」


 本当に嫌いだ、見てるだけでムカムカする

 俺らの視線の先にいるのは首輪をつけられたキャットピープルだ、いやそれだけじゃない

 ウォーウルフという狼人間の子供まで、首輪をつけられている

 スラムいたときから、聞いてはいたが、やはり奴隷制度はあるんだな


「ごめんね、いやな思いさせて」

「お前のせいじゃないよ。もうこのことで絶対に謝るなよ。」

「カイト、私あれいやだ。何とかしてあげてよ。」


 俺も心の奥で思っていることをセレスが言ってくる。

 何とかする、いうだけなら簡単だ。


「セレス、それは難しい。前にも言ったろ。お前を助けたのは好意じゃないって、哀れだと思ったからだって」

「うん、覚えてるよ」


 セレスは悲しそうにうつむきすぐに顔を上げる目じりに涙をためて


「でも、でもね」


 奴隷の子供を見てセレスは辛そうに喘ぐ


「私を助けたなら!同じ状況の人も助けてよ、嫌なことする人を懲らしめてよ。カイトになら、それができるのに」


 ったく、こいつは


「お前は本当にわがままだな」

「悪い?冷たいよりもいいでしょ」


 目じりの涙を拭きながらセレスがそういう


「カイト」


 アリは心配そうな視線で俺の袖をつかむ

 俺はできることなら、仲間と平凡な日々を送りたいものだけど

 そんな、仲間からのお願いじゃぁ、断れないな


「よし、二人とも、これは確認させてくれ…助けたからには最後まで面倒を見れる覚悟はあるか?」


 俺の質問に、二人は無言で了承の意を示す

 二人の思いの丈を理解した俺も、心を決める

 助けよう、全員


「規模がでかいぞ、助ける人の人数的にもな、アリ何か知ってることないか?」

「それにゃら、奴隷商に行けば捕まってる人が多くいるにゃ」

「カイト、どうするの?」

「そこを襲撃する」

「えっ!?でも、でもにゃそれこそ本当に多い人がいるにゃ!どうやって全員を安全に逃がすにゃ?」


 俺は、手を額につけて、指を鳴らしながら手を銃の形にして、二人に得意げに言う


「インビジブル!さ!」

「なるほどにゃ!」

「そのポーズかっこ悪いわよ!あと仕草もカッコ悪い!ブーブー」

「塞いで暗くするぞ」

「きゃあああ、カッコイイ!カイトオオ、お願いだからそれはやめて!」


 よし、それじゃあ、早速目の前の子達を助けるか

 俺は道端で座る二人の亜人に近づく

 二人ともおそらく主人の買い物が終わるまで待たされているのだろう

 俺は青魔法と白魔法を合わせて、水色魔法で水を生成してからその水に斬るというバフをかける

 あっという間にナイフ並みの切れ味の水の刃を生成

 それで首枷と足枷の鎖を切ってやり

 首枷と足枷も力技で壊して取る


「逃げるんだ。今から君たちに誰からも見えなくなる魔法をかける。そしたらこの王都をから逃げて帰るお家があるならそこへ帰って、もし、ないならスラムにある孤児院にいるマザーを頼ってくれ、わかったかい?」


 子供たちは首をコクコクと振って俺の言ったことを理解したようだ。

 勝手に頼りにしろといったマザーに今度、お菓子か何か持っていくか

 俺がそう思っていると、キャットピープルの女の子が、俺の袖をつかみながら


「お兄さん、ありがとう」


 キャットピープルの女の子が涙を流しながらそう言ってくる。


「気にするな、いいから逃げるんだ。」


 俺は二人の亜人にインビジブルをかけた


作者「いや~やっと、主人公の目標が決まったね~」

カイト「いや、あらすじには全部の魔王を倒すとか書いてあるから、元々の目標は魔王退治だろう?」

作者「黙れ」

カイト「んだと!この野郎!」

作者「おいおい、怒るなよ。カルシウムが足りてないんじゃねーの、ほらここに骨粉があるぞ」

カイト「そこはせめて牛乳にしやがれ!なんだ骨粉って!」

作者「お前にはカルシウム本来の味を知ってほしくって」

カイト「牛乳で十分だろうが!」

作者「おいおい、そんなこと言うなよ。ほら口を開けて」

カイト「食わせよーとするな!」

セレス「・・・」

アリ「・・・」

セレス「終わりにしよう」

アリ「賛成にゃ」

セレス「みんな~読んでくれてありがとね!」

アリ「いいなって思ったら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくお願いしますにゃ!」

カイト「ほひ!はへほ!ほはふは!ふほ!はんへふひはほひはひんは!」(おい!やめろ!食わすな!くそ!なんで閉じなんだ!)

作者「神権限だよ~」

カイト「はへほおおおおおお」(やめろおおおおお!)

セレス・アリ「じゃ、じゃあね~」


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