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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
タイタニア編下
146/413

ついに!デレタあああ!

「帝国が戦争を吹っ掛ける!?なんでさ!」

 俺がどういうことかカナリアに聞くとカナリアは一息つてから話し出す。

「一応ここの国の人達にはもう言ってあるけどね、理由としては以前に帝国が巨人王国に参加に入れって言ったのにそれを拒否したから今度は力で制するために来るの」

「なるほど、そういうことか。」

 どこの世界もこんなことってあるんだな。

 帝国が色んな種族を引き入れようとしているのはまるわかりだけど、それがここタイタニアにまで届いたのか

 確か帝国はここタイタニアから西?だったよな?

 俺が首をかしげてタマを見るとタマは俺の意図を理解したのか

 近くまで寄ってきて耳元で

「帝国はここより西に在ります殿」

「おう、ありがとな」

 やはりタマはずば抜けて優秀だな。

 色々助かる

「まぁ、帝国がタイタニアに攻めてくる理由は分かったよ、でもよなんでそれをカナリアが知ってんだ?」

 当然といっていい質問の内容にカナリアもうなずきながら答えてくれる・・かと思ったら

「なんでそんなことをあんたなんかに教えなきゃいけないのよ」

 ここでツンか~

「いや、教えてくれたっていいじゃん。それとも何か言えない理由でもあるの?」

「ふん、ないけどあんたに教える必要性も感じないわ」

「ん~、まぁ正論だな。魔物の事に関しては何とかしたし、国と国とのいざこざにはできれば巻き込まれたくないし。まぁいいや。それじゃもう寝るか時間も結構遅いだろうし」

「えっ?」

 意外といった表情で驚くカナリア

 そんなカナリアとは違い、これが当たり前だと受け入れる仲間達と二名の魔物達

「あ、あの、助けたいとか思わないの?」

「助けるって何さ?俺はタイタニア巨人たちが人間相手に負けるとは思えないけど」

 これは本心だ。

 帝国が一体どれほどの勢力を持っているかわからないけど、単純に体の大きさが違いおまけに魔法まで使える巨人と人間とで勝負になるとは思えない

「あんた、帝国が一体どれほどの勢力が知らないの?」

「ん~知らんな、どっかの誰かさんが、なんで帝国のそんな情報を握ってるか知らないからな~帝国にも特に興味ないし。」

「うっ」

 俺が少し意地悪に言ってやると、カナリアは少し困ったような表情になる。

 美人の困った顔はたまらんな、なんて変態的思考はどっかに置いて、俺はそそくさと寝る準備を進める。

 すると、カナリアが俺の傍に寄ってきて

「し、仕方ないわね。話してあげるわ!べ、別にあんたのためじゃないんだからね!命の恩人がいるタイタニアを救うためなんだから」

「デレタあああああああ!」

 ついに!カナリアが出れたぞ!うわおおおかわいい

 上目使いに恥ずかしそうにくねくねというあたり、真正のツンデレだ!

「うっわ、きもい」

 そんな蔑みの目線も美人のなら

「きもくねーよ!あと、その目やめろ!そして話してくれ」

 危ない危ない

 あやうく違う扉を開くところだった。

 俺がそんなことを思ってるとカナリアはジト目で見てきながら分かったという

「私は今帝国で冒険者をしてるんだけど、私は帝国ではそれなりに名の知れた冒険者でね、時折王城に呼ばれることもあるの。」

「へ~結構すごいじゃん」

「うん、それでね、ある日いつものように呼ばれて行ってみると、複数人の名の知れた冒険者たちがいて、王が言ったの。タイタニアを攻める。そのため君たちに我が軍の援護に入って欲しいって言われたの。」

「なるほどね、それでどれくらいの猶予があるのさ?」

「だいたい、一か月ほど」

「あ~、割と余裕はあるのか。」

 一か月ね、どうとでもなるな。

「そんだけの期間があれば止めることなんて簡単だろ。」

「というと?」

 カナリアが何かを期待するような目でそう聞いてくる。

「あっちの王と直接話をする。」

「は?」

「俺は基本的に国々のいざこざには巻き込まれたくないよ。でもなタイタニアはいい国なんだよな~、そんな国ならぜひとも手を貸してあげたい。」

「うん、それはわかったけど、貴方が話してどうにかなる?」

「う~ん、そうだな~あれだ。俺がすごいやつになればいいじゃないかな」

「ん?」

 俺の言ってることを理解できない様子のカナリアに捕捉で説明しておく

「たとえばな、俺の実績を見れば誰もが納得するだろう?」

「そ、そうね。」

「でもそれを餌にしてしまうと、帝国を脅す形になってしまうから俺が魔王を凌駕する魔力を持っていることを言えないわけだろ。」

「ん~、たしかにそうかもしれないわね」

「そこで、俺が冒険者になる。」

「は?」

 俺は何か難しいことを言ってるだろうか?

 俺は助けを求めてタマを見ると

「つまりはですね、殿は力で言ううことを聞かせるのは簡単かもしれないが、それでは他の問題が出てきてしまう。そこで帝国の中で王に信頼されるほどの冒険者になればっということかと。」

「さっすが!タマは天才だな!」

 俺の言いたかった事を簡単ににまとめてくれるタマ

 それを聞いてカナリアやアリ、セレスも理解したようにうなずく

「ってことで、帝国にいくぜ。」

 帝国行が決まりました。

作者「最近な、まったく腕前が上がらんの」

カイト「あ~、立ち回りとかちゃんとしなきゃ出し、仲間もちゃんとキャリーしなきゃだよ。」

カナリア「あんたら、何の話してんの?」

作者・カイト「スプラ〇ゥーン」

カナリア「この作品に関係のある話をしなさいよ。」

作者「へーい、ところでさ、全然、宝玉出ないだけどなんなんあの確率」

カイト「俺も全然でなくてな、本当に萎えるよな」

カナリア「少なくともこの作品に関係のある話には見えないわね、もういいわよ。私が代わりに話すわよ、別にあんた達のためじゃないわよ、読んでくれてる読者のためになんだから」

作者・カイト「デレタああああああ!」

カナリア「うるさい!それじゃ、みんな読んでくれてありがとう、いいなって思ったら、感想、評価、レビュー、ブックーマックなどよろしくお願いします。」


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