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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
トント王国編
14/413

ナチュラルビッ〇は恐ろしいぜ

 迷子になったバカエルフ事セレスを見つけて

 炎天下の中歩くこと数十分(セレスのせいで用のない場所まで来てしまったため、道のりが長くなった)でアリの実家に着く


「着いたにゃ!」

「うーん、ここ家っていうか」

「っん~」(いい加減、この魔法解きなさいよ!)


 騒ぐセレスは無視して、目の前の建物を凝視する

 広い敷地、三棟もの建物にそして鉄柵の門

 そして、閉じられた門のちょうど開くところのど真ん中に掘られた十字架が、ここは教会だと教えてくれていた。

 そして、教会の裏に見える三棟の建物からは時折子供の姿がちらほらと見える

 その子供たちは必ずしもキャットピープルの身ではなく…人間もいれば、獣人もいる

 そんな子供たちは、髪の色、瞳の色、肌の色、そもそも別種族であり、そこから分かることは…

 ここが孤児院であることだ。

 つまりここにいる子供達全員には…


「なぁ、アリ」

「うんにゃ?」

「っん~!」(無視してんじゃないわよ!)


 セレスは無視して質問の続きをする。


「お前もしかして、親とか」

「うん、カイトの想像通り私は捨て子にゃ」

 

 そうだったのか、家族の人数が多いのはそういうことか


「つまりアリはこの教会の人に拾われてきたのか」

「まぁ、そうなるにゃ」


 アリは扉をノックする

 中から声が聞こえてくる


「はーい、だーれ~?」


 扉を開けたのは、年端も行かない人間の子供だった

 その子供は俺とセレスを交互に見た後に、アリに視線を向けると

 ぱぁっと表情が明るくなって

 アリに飛びつく


「アリお姉ちゃん!」

「ブン君久しぶり」


 再開を本気で喜び、お互い強くハグをする

 そして、アリはそのまま子供を抱えて教会の中に入って行く

 

「二人も入ってにゃ~」


 教会の子供、いや兄弟に合えたことで破顔するアリと子供を見ていると

 血のつながりはなくとも兄弟なんだな~っとそう感じた。

 俺が、少し感激していると

 後ろから肩を叩かれる


「っん~!」(ねぇ私ほんとにこのまま、ねえってば!無視しないで)


 なんだかセレスが悲しそうな声を出しているが、まだ相手をしてやる気にはなれないので、無視する

 セレスの言っていることは、マリオネットで無理やり口を閉じさせているから、動かそうとしてる唇の動きでおおかたわかる

 しかしセレスは今俺が何を言っているか分からないと思っているため、俺が思わずボロを出さなければ、セレスはあと少しで静かになるだろう


「すまん今お前しゃべってたのか?何言ってるのか知らんかった」

「っん~!」(あんたが!しゃべれなくしてるんでしょ!いい加減この魔法解きなさいよこのバカが!」

「バカだとこの野郎!バカエルフにバカと言われる屈辱お前に分かるか!あっ・・・」

「っん~!」(何言っているか分かってるじゃない!早く解けー!ちょっと耳塞いでもだめよ!)

「二人とも…早く入るにゃ。」

 

 俺らが口論している間に、アリは子供を他の子ども達のところに置いてきたらしく、教会の玄関でいまだに喧嘩をしている俺らを見てあきれながら、そう言った。

 教会の中から俺らの様子を見ていた他の子供達が、俺とセレスを変人を見る目で見てきた。

 

「そういえばにゃ、セレスさっきもカイトセレスの言葉にこたえてにゃかったかにゃ?」

「ばっか、それを言うなこのバカはそんなこと覚えてないよ」

「っんーー!」(そういえば!あんた変な嘘つかないでよ!寂しくなるでしょ!ってか解けよ!)

「アリお姉ちゃん、この人達、変だよ」


 興味を持った子供たちが鉄柵の向こうからそう言うので、これ以上年端も行かない純粋な子供たちにこの世の汚点を見せるわけにはいかないので

 俺はセレスにかけてる魔法を解いてあげることにした。


「うおおおおお!やっと解放されたわ!きゃああ、この子達全員かわいいわね!ねっねカイトこの子達可愛いわね!」


 まるで体内に他にはも人格がいるのかよと思いたくなるほどの気分の切り替えで、鉄柵の向こうからこちらを見てきている子供たちに向かって、開口一番セレスがそう言う

 早くも魔法を解いたことに後悔していた。


「アリお姉ちゃんこの人怖い!」

「アリお姉ちゃん、この人は息がなんだかあらいよ!」

「普通に怖いにゃああ!」


 子供たちに三者三葉の反応をし見せた。

 そして、可愛い弟たちの声を聞いて、アリがセレスの腕をかなり強く握ると



「いっつ、何!?アリ?

「私の弟と妹を怖がらせるんじゃにゃいにゃ!」

「は、はいすみませんでした」


 アリからのお叱り受けて、むやみやたらと子供たちに話かけないように怒る

 しかしアリの注意を秒速で忘れていくセレス

 早速そこら辺を歩いている子供相手に鼻息を荒くする 


「おいおい、少年見て鼻息を荒立てるなよなんだよ、今度はショタエルフの称号も欲しいのか?」

「荒立ててないわよ!ってかショタって何?あんた言葉たまに分からないの出てくるけど今のはけなしている感じがあったわ!」

「よく分かったじゃないか」

「うぎー!バカにして!」


 我らのバカエルフことセレスは見事にショタエルフの称号を手に入れて

 何故か怒って俺に掴みかかってこようとするので


「塞ぐぞ?」

「すみませんでした。」

「急に敬語にゃ!?」

「あのお兄ちゃんも怖い」


 セレスを脅す姿を見た子供達に俺までも怖い人認定された、ごめんよ怖がらせて

 中に入ってアリの案内のもと教会の中を見学する


「あー!アリお姉ちゃん!お帰りー!」

「お帰り~」

「お帰りんだワン!」


 元気いっぱいに帰ってきた姉に挨拶をする子供達

 そして、そんな子供たちにアリも笑顔になって


「みんなお帰り~」


 っと一人一人と挨拶をしている。

 すると、子どもたちの中でも、少しだけ背の高い子供が一人でてきた

 服装は他の子どもたちと同じように麻布で出来た服を着ていた。


「ただいまフミン、元気にしてた?」

「うん!元気にしてたよ!」


 アリはそのひと際目立つ子供の名前を読んだ。

 名前はフミンか

 フミンはアリの後ろを歩いていた俺達にも気づいたかと思いきや

 セレスの顔を見てはっとする


「貴方はさっきの行き倒れた人!」

「えーっとどこかで会いましたっけ?」


 セレスがそう言うと、フミンは教会の奥へと行ってしまい、しばらくすると手に籠を持った状態とつばの広い帽子も着てきた。

 そのフミンの様子を見て驚いたようにセレスが声を上げる

 

「この前のリンゴをくれたいい子じゃない」

「うん、僕もお姉さんのお腹を満たせたのならよかったよ」

「いや~ほんとにありがとね~」

 

 なんだか知らないが、どうやら二人は以前い合っているようだ。

 そして、そのフミンは俺に向けて視線を向けると…


「お兄さん、おいしそう」

「えっ!?なに急に!?」

 

 なんだこの子、今の発言は色々と危ないぞ

 俺がフミンの発言に引いていると


「あのにゃカイト、フミンはああ見えて19歳だにゃ」

「はぁっ!?あれはどう考えても10才くらいだろうが!」

「フミン、だめだよ私の仲間を食べちゃ」

「は~い」


 まさかこれはよく聞く、ナチュラルビッ〇というやつか


「あんたね」

「すまんセレス俺な今マジな恐怖をあの子に感じてるんだ匿ってくれ。」


 俺はセレスの後ろに隠れてそういう


「もう仕方ないわね、フミンちゃんごめんねカイトは食べちゃ…」

「お姉ちゃんも、やっぱりおいしそう」

 

 セレスと俺はアリの後ろに隠れるのであった


フミン「作者さん作者さん」

作者「ん?どうしたフミンちゃん」

フミン「僕の名前の由来ってなに?」

作者「あ~、フミンちゃんの名前の由来はだな、不眠っていう漢字からそのままだ。あとサキュバスのイメージが夜寝なそうだからだうよ」

フミン「なんの、ひねりもないのね」

作者「んな、名前でいちいちひねってたら頭痛くなるよ。」

フミン「それは、本心?」

作者「・・・ノーコメントで」

フミン「ふーん、それよりも作者さんって~」

作者「ん?」

フミン「おいしそうね?」

作者「・・・読んでくれてありがとう、もしいいなって思ったら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくお願いします。」

フミン「ちょっと、どうして無視するの?」

作者「それじゃ!みんなまたね!」

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