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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
トント王国編
13/413

私迷子じゃないもん!

「ここどこ?」


 やってしまったわ


「カイト~、アリ~どこ~?」


 もしかしたら、これって

 いや、もしかしなくても

 いや、間違いなく今私…


「もう私を置いて先に行くなんて、バーカ!」


 いやいや、まさかね

 この私が迷子だなんてそんなばかな事…


「・・・」

 

 いや、これ確実に迷子よね

 それにしてもさっきから、周りの人達の視線が痛いような

 私、そんなに目立つ格好しているのかしら? 

 まぁ、見てくるなら都合がいいかも

 私は近くの男の子に近づき


「ねーねー、君~、根暗で目つきの悪そうなお兄さんと~、盗人のキャットピープル知らない?」

「知らない、お姉さん変な人たちと一緒にいるんだね」


 なんか知らないけど引かれた

 自分よりも10は年下であろう少年に


「変なのかな?」

「うん、お姉さんも変な服を着ているんだね」


 なんと私のお気に入りの服までもが変なもの認定されてしまった。


「そ、そのありがとうね、変なこと聞いてごめんね」

「うん別にいいよ!じゃあね!変なお姉さん!」


 いつのまにか変なお姉さんにランクダウンしてしまっている

 変なところでショックを受けている暇はない!

 あの二人を探さなくては


「あの~」

「近づくな」


 先ほどの少年同様に周りの人々に聞いて周る


「すみません」

「あっち行け」


 しかし、さっきから


「そ、その~」

「邪魔だよ」


 なんだか、扱いが雑になっているような~

 なんで?

 そんな風に周りの人に雑に扱われて心に傷ができそうになっていると

 突然肩を掴まれて


「ヒック、なぁお姉ちゃんよぉ。ヒックあんた娼婦なんだろ~、どうじゃわしと一発」


 片手に酒瓶を持った酔っぱらいが話しかけてきた


「こんの!変態が!私は娼婦じゃない!その手放しなさいよって!放せこらー!」


 なかなか肩から手を放さないおじさんにビンタをし、それでやっと離れてくれた

 おじさんは、叩かれた頬をさすりながら、ばつがわるそうな顔をすると


「なんじゃ、冷たい娼婦じゃのう」

「だから私は娼婦じゃないって言ってるでしょうが!だいたいなんで娼婦に見えるのよ!」


 酔っぱらいのおじさんは私を指さして


「派手な服を着ているからじゃよ~そんなに体のラインがしっかりと出る服をわざわざ着て~男を誘っておるわい、ってことでわしと一発~」


 酔っぱらいのおじさんはそう言いながら再び近づいてくる

 なるほどさっきから怪訝に扱われていたのも体を売りに来たエロフの娼婦だと思われていたということね

 …って!


「私はエロフじゃない!」

「ぐはっ」

「あっ、変態が倒れた、まぁいいか」


 私が叫んだ時に一緒に上げた拳が変態おじいさんの顎に見事にクリーンヒットする

 まぁ、一発やろうなんて最低なことを言うやつだし、別にいいよね


「うーん、でもどうしようかな~」


 私はあてもなくしばらくスラム街を歩いていく

 もちろんカイト達に合えることはなく

 ついにはあるく気力すらなくなって、日陰を探して座っていると


「お姉さん、どうしたの?」


 なにやら、逆光で顔は見えないが先ほどの男の事同い年くらいの女の子が話かけてきた。

 女の子はなにやら、籠を持っているようで、中にはリンゴが入っていた。

 しばらく歩いて運動したせいか、リンゴを見た私の腹の根が鳴ってしまった


「あっ、ごめん。い、今のは違うのよ、あはは~」


 何とか取り繕うとするも、その子は籠からリンゴを一個取り出すと


「買いすぎちゃったから、一個上げるね。あまり質が良い物じゃないけどね」


 っと少しだけ形のおかしいリンゴをもらった

 あぁ、なんて優しい子なんだ

 さっきまでの扱いとは間反対で感動すら覚えていた私は


「君、名前なんていうの?」


 私が名前を聞いても、そのこは微笑むだけで名前は教えてくれない


「ごめんね、マザーの言いつけで知らない人に自分の名前を教えてはいけないってことになってるんだ、魔法とかで操られる原因になるんだってさ」

「そっか、うん変な事聞いてごめんね、リンゴありがとう」

「いいえ、じゃあ僕はもう行くね」


 ん?僕ってことは男の子なの、うっそあんなかわいらしい声しておいて

 男の子なの?

 世の中広いわね~

 私はそんなことを思いながらも、リンゴを食べてすぐに立ち上がって

 また二人を探す


「早く、あの二人を探してあげないとね~」

「ほうほう、誰を探すか聞いてもいいか?」

「それはもちろんカイトとアリよ。」

「それで見つかりそうかい?」

「それはもちろんカイトの秘密を言いふらしながら歩けば、そのうちで…」


 私はそこまで言うと、後ろの声に視線を向ける


「どうしたんだい?ぜひ聞かせてほしいな~俺の、ひ・み・つ、とやらを、ほら止めないから」

「皆さーん!この男は女の子にスライムをっ、~~~」

「すみませーん皆さんご迷惑をおかけしました。ほら行くぞこのエロフ!」

「っん~~~」(エロフじゃない!)

「にゃはは、何とか見つかってよかったにゃ」

「はぁ、なんでこいつ知らない場所をこうも勝手に歩いて行けるものかね~」


 一応カイトは私を見つけたけど

 というか見つけてもらったけど

 この扱いなに!


「っん~~~」(もっと私をお嬢様みたいに扱ってよ!)

「あぁ!お嬢さま見たく扱ってほしければお嬢様にみたいに振舞え!このバカエルフが!」

「にゃんで、なんで分かるのにゃ」

 

 それから私たちはアリの家に向かった。

セレス「んんんんんんん」(これすっごいいやんですけど!)

カイト「し~らね」

作者「仲良しだな~」

カイト「いやいや、そこはお前のさじ加減だろうが」

作者「し~らね」

カイト「あ?」

作者「うお~こわいこわい、それよりも早く締めて」

セレス「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん」

   (読んでくれた皆さんありがとうね、もしいいなって思ったら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくね!)

カイト・作者「お前が言うのかよ!」


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