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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
タイタニア編上
114/413

魔王とその部下達

 アマリオス、タマ、セレスと共にヒガンテスの所に戻ってグンランとパハロウを回収する。

 アマリオスとタマが何故か、ヒガンテスにびっくりしていたが、訳は後で聞こう。

「ん〜?これはどういう状況?」

 そして、俺らはタイタニアに戻ったは、よかったが

 ん〜、何これ?

 タイタニアは何匹かの魔物からの攻撃を受けているようだった。

 一、二、三匹くらいかな?

「うーむ、なんかかなり強そうな奴らだな。」

 空中から見える状況を見るに、巨人族のうち、戦っているのは一人だけ

 まぁ、正確には、戦えている巨人が一人だけと言う事なんだが

「さっすがは、一国の王様だ。強いな〜」

 戦えているのは、タイタン一人

 敵は空中から攻撃を仕掛けていて、全員もれなく羽や翼がある。

 魔物で翼や羽があり、タイタニアを襲う理由、答え合わせは簡単だな

「あれ、お前の部下だろ。パハロウ」

 パハロウが最初に襲ったのはタイタニアだ。

 しかし、ドワーフ王国には一人で来ていた。

 つまりは部下を置いて色々やらかしたって事だな

「あれは!フーロー!スズー!モリコウ!」

 おう、やっぱりそうなのか

 フクロウみたいな奴はごつい体つきで、明らかに筋骨隆々っといった感じだ。

 三匹の中で一番体が小さいのは、色合い的に〜、スズメ?かな?まぁ、小さい体を生かしてスピードで、タイタンを翻弄している。

 そして、三匹の中で一番賢そうなのは、真っ黒な見た目のコウモリ、んっ?コウモリって鳥類じゃなくない?

 俺は黙ってパハロウを見る

「は、羽や翼があることが、私の部下になる条件だから。」

「なるほど」

 な、なるほど?

 まぁ、パハロウの価値基準は別にいいや

 とにかくその、コウモリは、目が見えていないようで、目に布のようなものを巻いている。

 しかし、仲間の居場所やタイタンの居場所はちゃんと理解していて、二人に指示を出している。

 居場所とかはコウモリ特有の音波でも発して理解してるんだろう

「おーい、タイタン〜、手伝おうか〜」

 タイタンはいい奴だから、俺は自然とタイタンに協力したくなり、いつもの自分なら絶対に言わない言葉を言っていた。

 俺の声に反応したタイタンが、頼む!っと周りの空気がビリビリと震えるぐらいの大声で言ってくる。

「おーし、おーい!お前ら!そこの可愛そうな三匹の魔物よ〜、探し人はこの人か〜」

 俺は、三匹の魔物にそう言うと、三匹のうちコウモリが、反応して見てくる。

「ん?このあまりにも何もないフォルムは!パハロウ様!」

「おかしい!おかしい!私の判断材料がおかしいよ!ひどいよ!モリコウ!後で半殺しの刑!」

 俺みたいに、〜の刑とつけて配下の魔物にさりげなく侮辱された。可愛そうな魔王様は涙目になって部下を睨む

「アッヒャッヒャッヒャ!あまりにも何もないフォルム!イーヒッヒッヒ!ツボだな〜!」

「私もツボよ!アッヒャッヒャッヒャ!」

 俺とセレスはそんな魔王と配下のやりとりに爆笑する

 すると、パハロウが俺を泣きながら睨む

 モリコウとやらは、俺に向かって飛んでくる

「パハロウ様を解放しろ!この下賎な人間風情が!」

 懐から、槍を出して突っ込んでくる、モリコウに俺はいつも通りのマリオネットを利用して

「はい、捕獲。」

「なっ!」

 殺す意味もないので、捕獲で済ませておいて

 残りの二匹も、俺に向かって飛んでくる

「パハロウ様!今行来ます!このフーロー!必ず貴方様をお助けします!ホーホー!」

 っとフーローが

「私がお助けします!チュッチュ!」

 っとスズーが

 まぁ〜、何も考えずに突っ込んでくるので、ちょうどいいなっと思い

 先程思いついた魔素を利用した、新しい技を使う

「なっ!なんだ!動けない!ホーホー!」

「なんで!動けないチュッチュ!」

「分からないのか〜?ぶぅあかだなぁ!」

「「こいつムカつく!」」

 俺はパハロウ全員の部下を捕まえて、尚且つ嫌われたのであった。

 

作者「気に入ってくれたら、感想、評価、レビュー、ブックマークなど、お願いします!」

フーロー「読んでくれてありがとうございます!ホーホー!」

スズー「またくるチュッチュ!」

モリコウ「お前らのその、語尾…無理矢理すぎないか?」

作者「モリコウ」

モリコウ「はい?」

作者「黙れ」

モリコウ「…はい」

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