こちらも、やっと進みます。
「うーん、よく寝た」
高級そうなベッドから、上半身のみを上げて
背伸びをする。
「水飲みたいな」
閉められたカーテンを開けながら
そう、呟くがカーテンを開けて陽の光を浴びようでした私は、
「ん?暗いな」
未だに夜である、窓の外の景色を見る
おかしい、私の体内時計と寝癖の具合から、明らかに熟睡をしたはず、つまりは七時間以上は寝たはずなのに、外の景色が明るくなってないのは、どういう訳だ?
もしかして、一日寝たの?
もし、そうなら、あれだ。
日曜の六時半に起きたはいいが、実はそれが午後で、テレビをつけたらニュースの代わりに髪型がヘンテコなキャラの番組が放送されていた時ぐらいのショックなんだけど
私があまりの混乱具合に変な思考に入っていたら
「おはようございます。ユカ様」
昨日?ここに私を案内した。
幽霊がいた。
何というか、全てを妖怪のせいにする主人公のアニメに出てきそうなやつだけど、あれとは違って、執事服を着てる。
それに、八頭身だから、あっちよりもパッとみは人間っぽい
しかし、それは私からしたら逆効果のようなものであり
「ぎゃああああああああ、また、でたああああああ」
大のお化け嫌いの私からしたら、見た目が人間に近い分、抱く恐怖心は倍増だ。
「ユカ様、私はあなた様には被害を与えません。どうか、私のいうことをお聞きください。」
「いいいいいいやあああああ」
私は耳を塞いで、幽霊の言うことを全て無視する。
執事の服に身を包んだ、おじさまの幽霊は、怖がる私に向かって
「黙らないと、呪うぞ人間」
すぐに、叫ぶのを止める
脅されて、黙る私に名も知れない幽霊が続けて話す。
「やっと、お話ができますね。それではユカ様最初にお詫びを脅かしてしまい、申し訳ございません。」
そう言って、お辞儀をする、幽霊に合わせ、思わず私も頭をコクコクと縦に振る
何も、脅されたことで、より恐怖心が倍増したから頭をコクコク縦に振っているだけではない
苦手な筈のお化けが私に向かって、許しを請う姿がなんだかシュールなだけだ
「まずは、私の名前から、私はツヨシといいます。」
「!?」
なに、その日本人みたいな名前
驚く私を差し置いて、幽霊ことツヨシは続きを話す。
「それでは、まずはじめに私は日本人です。」
「あっ、やっぱりそうなの…そうなの!?」
えっ!なにそれでも、あれ死んでるよね?
「私は、この世界で死に、たまたま死んだ時近くにいた、アリシア様に魂だけをこの世に残してもらっています。」
色々、なんだろう
色々な情報がありすぎる、ツヨシも私と同じように転生者で、なおかつこの世界でも死んでいて、たまたまアリシアに魂を残してもらったって
「り、理解でしたわ?」
「なら、続けますね、死因に関して聞かないでくださいませ。そして私はユカ様の専属の執事になるように、先日アリシア様が寝てしまわれる前にテレパシーで伝令を抱きました。故、これからは私がユカ様の身の回りのことを担当させていただきます。」
なるほど?
死因に関しては、実は少し興味があったのだが、自分のことも考えて先人の知恵を借りたいと思っても、相手が嫌だと思うことはしないほうがいいよね。
っていうか、執事?私の専属って言ってるけど、まぁそれはいいか
それよりも、テレパシーって言うのが気になる。
私が考えをまとめていると、ツヨシが私に近づき
「それではまずは、お着替えからお手伝いさせて頂きます。」
「いや!それはいいよ!私女!あんた男!」
「それがなんです?私は幽霊として魂だけの存在です。性別もなければ、性に対する欲もありません。」
「いやああああああ、一人で着替えられるからあああああああ」
この後結局私は着替えさせられた。
ユカ「進めて、くれたのね」
作者「徹夜して君の話はまぁ、なんとかなった。後の展開を楽しみにしろ。」
アリシア「何故、今回は我が出なかったのじゃ?我も話に出たいぞ。」
作者「気に入ってくれたなら。感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくお願いします。」
アリシア「何故、我を無視する!おい!貴様ここで我が泣き喚いても良いのか!泣くぞ!手がつけられなくなるぞ!」
ユカ「読んでくれてありがとう、また来てね」
アリシア「ユカまで!?」




