寝ましょう
「ね〜、アリシア」
「なんじゃ、ユカよ」
ヴァンパイヤである、アリシアと食事をした後
私はアリシアの部屋に案内された
アリシアの部屋はかなり広く
おそらく30畳はあるだろう
そんな部屋にある家具は、棺桶のみ
カーテンもあるが、閉じていて
部屋に敷かれたカーペットが黒だということもあり
扉が開いてなければ、ほとんど真っ暗な部屋なのだろう
なんとも、ヴァンパイヤらしい部屋といった感じだ。
「我は寝る、だから我が寝るまで一緒にいるのだ」
アリシアは子供が親に頼むみたいに、一緒に寝ろと言ってくる
「うん、いいよ。一緒に寝よ」
私は優しく微笑みかけながら、アリシアの手を握ってあげると
「そうかぁ、我は嬉しいぞ」
嬉しそうに笑う
あぁ、尊い守りたいこの笑顔
「そうじゃ、ユカはどうしてこの魔界に来たのだ?」
「来たというよりは、ここに送られたの」
「誰にじゃ?」
「ハゲてる神様に」
私は正直にアリシアの質問に答えると
「我に嘘をつくとは、なかなかの度胸じゃの。」
嘘じゃないけど、まあいいや
「まぁ、良いのじゃ。それよりも、ユカはこれから、どうするのじゃ?」
「うーん、目標はあるけど、どうすればいいかわからなくて。」
「ほう、目標とな、一体どんな目標なのじゃ?」
純粋そうな目で聞いてくる、アリシアそんな子の質問に答えないわけにはいかない。
「うーん、好きな人を追いかけることかな〜」
私は少しだけ濁して答える
すると、アリシアは先ほどよりもキラキラした目で見てくる
「恋か〜、いいの〜、我もしたいの〜、恋」
羨ましそうに遠くを見るめるアリシア
「アリシアは恋したことないの?」
「ないのだ。人間がする恋とは一体どんなものなのじゃ?」
「そうね、気なる子がいて、その子の事しか考えられなくなれば、きっとそれが恋だと思うよ。」
私は、カイトのことを思い浮かべながら、アリシアにそういうと
「はあ、羨ましいのじゃ〜、我も恋を知りたいのじゃ」
アリシアは目を閉じながらそういうと
寝息を立て始めた
「かわいいな」
「そうですな」
背後から低い男の声が聞こえてきて
振り向く
そこには、執事服に身を包んだおじさまがいる
しかし、そのおじさまは、おじさまは、
足がない!
というか、見たことあるぞこれ!
足がないが、ゆらゆらと揺れている
尻尾的な、霊的な!あれが!
「いぃぃぃいぎああああああああ!」
ちなみに私は霊とかが苦手だ
「こらこら、急に大声を出すと、お嬢様が目を覚ますでしょう。ユカ様、お隣のお部屋の準備が整いました。今日はそちらでお休みを」
丁寧にそう言ってくれる執事
「えっ、はい。分かりました。」
私は、アリシアの手を離して、あてがわれた部屋に行く。
「ここ、昼とか夜とかあるのかな?」
そんなくだらないことを考えながらも、私は眠りにつくのであった
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作者「パソコンの充電器、届くの数日後って、はぁ」
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