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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
タイタニア編上
100/413

巨人の寿命って?余計な事言うなよ。

「ほう、これが初代巨人王の銅像か」

 そこには全長30メートルもの大きさの銅像があり

 ギリシャで見る銅像のように膝小僧まで届く腰巻に上半身裸で、破裂しそうなまでの筋肉を見せているといったようなスタイルでその銅像は作られており

 しかし・・・あまりにもでかすぎる

 30メートルって、ちょっと多きなマンションくらいの大きさだよ

「にしても、でかいな、これさすがに模して作ってあるんだよな?等身大ではないよな?」

 俺はミニマムにそう聞くと

 ミニマムは当然といった風に

「いえ、銅像は本人と同じ高さです。初代巨人王は最大の巨人族でした。」

「まぁ、口振りからも察してるけど、もう生きてないのか」

 俺はさっきからミニマムの口調からもう巨人王が死んでいる者とみている

 ミニマムは少し悲しそうな顔をしている

 その顔を見るだけで察せる俺は鈍感系ではないのだ

 空気を読んでこれ以上の詮索はやめに・・・

「ところで、その巨人王は生きてるの?」

 空気を読めないやつが乗ってることを忘れてた~!

 ご先祖であろう巨人に祈りをささげていたミニマムにセレスがいつものようにやらかす

 ミニマムは少し困ったような表情をする

 そりゃあ、そうだ。

 一体いつの時代に生きてたかわからんが、この巨人の銅像を見ると、かなり風化しているように見える

 少なくとも100年かな?

 銅がどれぐらいで風化するかはうろ覚えだが~、まぁそれくらいは立っていると思う

 俺は空気を読めないバカエルフに制裁を入れようと近づくと

「生きてますよ」

「生きてるのかい!」

 巨人族の生命力すごすぎ

 最長でどれくらい生きるんだっけか・・・

 確か本には最長でも100年と書いてあったが

 まぁ、巨人族本人がいるので聞いてみるか

「なぁ、ミニマム巨人族って最小でどれくらい生きるの?」

「そうですね、普通の巨人族なら大体150年から200年ほどですね」

 本の嘘つき!あとで俺が書き直してやる!

 ん?今普通の巨人族って言ったか?

 普通じゃない巨人族ってなんなんだろう

「じゃあよ、普通じゃない巨人族って誰の事?」

 まぁ、だいたい想像はつくけど

「はい、王族の巨人族です。特に初代巨人王は現在も生きており、年齢はたしか・・・900歳を超えたかと」

 900!?

 長寿過ぎん!?

 もし会えたら長寿の秘訣聞いておこう

「まじか、王族ってことはミニマムも普通の巨人族よりかは長生きってことなのか?」

「そうですね」

 そういえば、ミニマムに年齢とか聞いてなかったな

 でも聞いたらなんかやられそうだから年齢不詳のままでいいや

 それなりの年だったら結構失礼なことを言ってしまう自身がある

 俺は心にミニマムには年齢の事を聞かないと決めた直後、やつがまたもやらかす

「じゃあ、ミニマムって今いくつなの?」

 また!余計なことを!

 言うなよ!余計な事言うなよ!いやな予感がするんだからよ!

「私は今年で69歳です」

 教えるのかよ・・・しかも結構なお歳で、巨人からしたらそうでもないのかもしれないが、人間から見たら・・・

「おばさんじゃん!」

 言いやがった!このバカ!

 セレスが開口一番にミニマムに向かっておばさん発言をすると

 ミニマムは拳を握っており

「そ、そんなひどい!巨人から見たら!私はまだ!ぴちぴちの60代なのに!ひどいですぅうううう!」

「ちょっ!おいなんで俺に向かって!ぶべらっ!」

 見事に決まる右フック

 というか俺からしたら、まるでトラックに轢かれたような衝撃が来る

 まぁ!実際に一回トラックに轢かれてますけどね!

 しかし、持ち前の自然治癒力で傷はすぐに治る

「うへぇ、痛い。オイ!なんで俺を殴るんだよ!やるならセレスにしろよ!」

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

 土下座をするミニマムだが、手には紐を握ったままで

 土下座をしたことで引っ張られた紐その先にあるシーツに乗っている者達が全員地面に叩きつけられる

「にゃぎゃ!」

「ぎゃっ!」

「茶色魔法!」

 セレスとアリは見事に叩きつけられるが、チィエラは自分の魔法を発動して自分だけ助かる

 ちなみに他二名は俺が地面に着く前に回収済みである

「痛いじゃない!」

「そうにゃ!謝るにゃ!」

「そうよ!謝りなさいよ!」

 激怒した二人がミニマムに謝らせようとしているので、俺が止めに入ろうとすると

「謝るのはセレスにゃ!原因はセレスにゃんだから!」

「えっ!?なんで私思ったことを口にしただけだし、私悪くない!私知らない!」

 知らぬ存ぜぬを貫き通そうとするセレスにしかりつけるアリ

 俺はアリに向かって言う

「アリ、許可する。目の前の巨人のをもぎ取れ」

「了解にゃ」

「へっ・・なんのこと、ね、ね~アリその顔が怖い・・・あと爪出して何するつもり?」

「セレスのをもぎ取るだけにゃ、今すぐ取ってあげるにゃ、その脂肪の塊」

 セレスは無言で走って逃げだした。

 もちろん逃がす気はないのでマリオネットで動きを封じようと、思ったら

「なっ!裏切ったわね!チィエラ!」

「さすがに、あれはセレスが悪いっち、ちゃんと謝るっち」

「謝る!謝るから!そこのヤンデレキャットピープル誰か止めて!いやぁああああ!」

 チィエラの土を操る魔法によって動きを封じられたセレスはそのままアリのおもちゃとなるのであった

 アリがある程度満足してから

 セレスは泣きながらミニマムに謝るのを俺は、少し申し訳なく思った

 まさかあんな触り方をするとは、記憶の奥底に閉まっておこう、きっといつか使う日が・・・

 使う日が、絶対に来る。よな?

 俺は自分の初体験のための知識を奥底に保存しておき

 ミニマムに現在初代巨人王が何をしているか聞いてみた

「初代巨人王なら今はもう隠居していて、この国の少し離れたところで農場を開拓してるわ」

 農場か、いいな。

 老後の人生とか、軽い農場でも作って隠居しながら野菜とか採取しながら暮らすのいいな

「会ってみたいな。」

「会ってみる?カイトさんならいいですよ」

「マジ!?ぜひとも」

 っと言うことで次の目的地は初代巨人王の自宅だ。


作者「えー、感想のほうで、・が多いとの指摘を受けたので、今回の話から改善してみました。代わりに濁点などを増やし、少しばかり話しのテンポがよくなっていたらなと思っている次第です。実際どうです?読みやすいですか?」

カイト「読者に直接聞いてどうすんだよ。いつものやるの?」

作者「おう、じゃあ、気に入って貰えたら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくお願いします!」

カイト「読んでくれてありがとな!また来てくれよな!」

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