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常備兵

 織田信長を扱った作品は多くあり桶狭間の戦いを描く作品も多いのですが、今川義元が戦いを仕掛けているこの時期はちょうど田植えのシーズンなんですよ。

 信長は銭で兵を雇い常備兵としたことで1年中いつでも戦を仕掛けられるようになったと勘違いしますが、田植えや稲刈りの繁忙期であっても戦国時代では戦っていました。

 戦国時代に繁忙期には戦わないというのは誤りで、普通に戦っていました。


 常備軍のメリットは城下町に兵を住まわせることで初動の早さと、動かせる兵の数を把握できるのと、兵士を鍛えることで練度が農民兵と比べて高いことです。


 当時は農民兵が主体でしたので戦うということを決めてから各村に参戦するよう要請し、城などの集合場所で集めったからの行軍で敵地に行くまでに時間がかかりました。

 城下町に住まわせることによって伝令にかかる時間と集合にかかる時間が減り迅速な行動ができるようになったのです。


 動かせる兵の把握とは村に参戦要請をしても絶対に参戦する必要はなく、村では兵になるものが少なかったり拒否することもできました。

 そういった点で常備兵であれば動かせる兵を把握できるというわけです。


 あとは城下町に兵が住むと家族も同じように城下に住むことで物資の消費が増え、物資を運搬する商人の往来が活発化し町を管理している者の権威が上昇します。


 デメリットは人が増えることによって、流通網が破壊されると干上がるまでの時間が早くなる点です。

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