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早植え
現代であれば西日本で田植えは4月~5月にかけて行われることが多いですが、戦国時代では雨により水田に水がためられるので梅雨時期入ってから田植えが行われていました。
現代では品種の影響もありますが、収穫期が9月10月になると台風シーズンで直撃することが多くなったのが要因らしく、早めに収穫して時期がかさならないようにしたわけです。
メリットとして気温の高い時に登熟期と重なり収穫量が多くなる点と、戦国時代のゲームをしたことがある人ならわかると思いますが、米の価格が収穫前が一番高くなるので売却して差益で儲ける事ができる点です。
デメリットは登熟期に気温が高いことで高温障害なり収穫量が減る事ですが、小氷河期と言われる戦国時代であれば問題ないんじゃないかと思います。
灌漑設備を整えるなどして稲を早く植えることによって生産量を上げ、他地域よりも早く収穫して高値の時期に売りさばいて差益で儲ける。
九州とかでは3月に植えるところもあるみたいです。