イケチョウガイ
イケチョウガイは琵琶湖とのその流域の淡水に生息する貝で真珠が採れる30㎝ぐらいになる非常に大きな貝です。
イケチョウガイの稚貝を育て3年目に他の貝を削り球形にした核を入れ、3年育てると真珠が回収できるとされ違いから6年かかりますが1つの貝から30~40個程の真珠が採れるそうです。
真珠の養殖技術が発明されると国内でも霞ケ浦などでも養殖され青森の三沢でも生息できるため寒冷地でも大丈夫なようです。
真珠の養殖技術が発明されたことで真珠の価値は低下しましたが、石油が採れる前のバーレーンでは天然真珠の採取が大きな産業となっていたり、アメリカではパールラッシュといわれ重要な産業となります。
イケチョウガイでちょっと面白いのが産卵後すぐの稚貝は魚のエラやヒレに寄生して数日成長してから魚から離れて着底して成長するので、初期の貝の成長に魚が必要という初めて見る特性という点。
日本が真珠の養殖技術を発明したことによって真珠の価値が下がりバーレーンは石油に依存するようになったという話らいので、真珠養殖が出来るようになれば各国の貿易にも大きな影響は与えるようになると思う。




