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ワイン

 日本で最初にワインが入ってきたとされるのが1466年に南蛮酒を飲んだという表記がありこれがワインとされ、1483年に珍陀酒を近衛家の人間が飲んだとされ室町時代に交易を通して少数が流入している可能性があります。

 室町時代には遣明船や倭寇の活動もあり日本国内で生産されていない物を輸入されている時代で、この時代に輸入されている物で多かったのが銅銭と木綿でしした。

 他にも希少価値が低い物は過去の文献上にない物でも少数であれば流通していた可能性はあります。


 ワインというと凄い物というイメージがあったりしますが、木から落ちた果実が発酵し雨などの水がたまればワインが出来るので、人類最古の酒が蜂蜜から作られたミードと言われますがワインの方は自然界でも存在する可能性が高くワインの方が期限が古いのではないかと作者は思っています。


 ワインの基本的な製法もブドウを潰して水を入れて発酵させてろ過して完成で、米から作る日本酒や麦から作るビールと比べて非常にわかりやすいものとなっています。


 日本でも果実があったのでワインを作る下地はあったのですが1628年の江戸時代初期に九州でワイン作りを命令する文書があるくらいで、それ以前に商業生産されていたかは不明です。

 作られたワインは糖度が低く発酵が十分に進まなかったことから酵母を付着させた黒大豆を加えていたそうです。

 現代でも市販のジュースから酒を造る際に発行を促すために砂糖を追加で入れたりしています。(日本でやってるとは言ってない)


 ワインはブドウだけではなくリンゴや他の果実を用いたものもワインと言いますが、日本ではワインと言えばブドウが定着しているのでブドウだけと思ったりしますが他の果実酒もワインと呼びます。

 赤ワインと白ワインの違いですが使われるブドウの品種と製法に違いがあったりしますが、白ワインの品種で赤ワインの製法で味や色がどの程度変わるのかわからないため省略します。


 日本では武田信玄が治めていた甲斐に中国原産とされる龍眼と呼ばれる品種がいつの時代からかはわかりませんが自生しており、現代でも白ワインの品種として製造されています。


 豊臣秀吉は南蛮人や部下を持て成すために希少なワインを使用したとされ、国産していない希少な酒だからこそ価値がありある程度生産され希少性が失われていくと価値は低くなるのではないかと思う。 

 ただ日持ちしない果実の状態よりも酒に加工したワインの方が付加価値は付き新たな商材としての意味があるためワインを作れるのなら作ったほうが経済という観念から考えればするべきだと思う。


 ぶどう以外にワインにできるもので蜜柑やリンゴなどがあり蜜柑はこの時代は種有りの紀州蜜柑が主流であり、リンゴは明治に西洋リンゴが入るまでは滋賀県などで大規模生産されていた和リンゴなども使える。


 甲斐等の稲作に適さない土地はブドウなどの果樹を生産してワインに加工し近隣に売りに行き米と交換するのが理想的かなと思うが、食料自給率が低いのに交易で人口だけは増加させて荷止めで広域を兵糧攻めにするという発想も面白いかなと思う。

数年前に和リンゴを復活させようとか言うニュースを見て和リンゴは知ったけど、食べたことはないのでセイヨウリンゴとの味の違いやなぜ明治時代に駆逐されたのかは知らない。

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