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紡績機

 イギリスで木綿需要が増えて大量の糸が必要になり開発された紡績機ですが、戦国時代の日本では木綿に対しては使えないみたいです。


 現在世界で栽培されている木綿が複数ありますが主に生産されているヒルスツム種と言う中長繊維綿の品種が全面化生産の9割を占めています。

 日本で明治時代までに多くの地域で栽培されていたのがアルボレウム種でアジア綿とか和綿と言われたりする品種で短繊維で紡績には使用できず、糸車なんかの手紡ぎで糸にできる。


 木綿の品種の違うということで繊維の長さと質が変わり、室町時代に日本に入ってきて江戸時代に多くの地域で栽培された木綿は明治時代になり紡績機が導入されると紡績に使えない和綿は生産地が縮小し原料としての綿は海外から入ってくることになりました。


 栽培環境が全く合わないので日本でヒルスツム種を育てればいいと事も出来ず、海外から繊維の長い品種が入ってこないとアジア綿を原料とした紡績機は使えない。

大麻ヘンプ亜麻ヘンプの紡績は潤紡績(WetSpinning)と言う言葉が出てきたので気が向いたら調べようと思います。

この時代で一般的に使われるのが安い大麻で繊維が強く丈夫で紐や袋と使用用途はいっぱいあるけど、服としてはごわごわして木綿に比べるとだいぶ質が下がるみたいだ。

亜麻は明治に入って北海道で栽培されたもので欧州では上流階級はこの繊維を使った服を着ていて繊維も強く大航海時代の帆船は主に亜麻の帆布が使われている。

綿繰り機もいこうかと思ったけど、日本だとアメリカみたいに大規模栽培できる土地が無いから生産量が増えても微々たる物だったり、短繊維で種が取れやすいのでインドで古くから使われている製麺機みたいな綿繰り機で十分だと思う。

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