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愛犬ジョンの物語 Part2

作者: Soraきた

そういえば話のネタというわけで、今日はアルバムを持ってきたんだ

なつかしい二人のフォトには日付がなかったけど

今でもしっかり覚えているよ

君の輝く瞳

照れをかくしたときの微妙なしぐさ

恋する理由も今とぜんぜん変わってないね

僕は今も幸せに思うよ


そのうちにジョンの昔話に花が咲いた

アルバムのちょうど真ん中あたりをめくっていたとき

ひらひら

一枚のフォトがテーブルから落ちた

そのとき、ジョンが吠えながら口にくわえてテラスの方へ走っていった

あとから確認すると、そのフォトは

ジョンを囲んで二人がはにかんだ笑顔を見せた写真だった

君とはじめてケンカをして

一日中話もせずにいたとき

ジョンが仲裁に入ってくれて

やがて僕たちは仲直りすることとなった

あのときの写真

僕も君も忘れはしない


今日という日もやがては過去になるけれど

きっと忘れないようにと

ジョンは教えてくれた

ジョンはいつでも僕たちの味方

僕たちもジョンの味方

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