表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/144

あげいん

 次の日の映画デートも淡々とこなされていった。

 待ち合わせに現れた秀郎は昨日よりかは、リラックスしているように見受けられた。

 しかし秀郎のエスコートはかなりぎこちなさを感じさせるものだった。

 [エスコート力:△と×の間]

 

雅子の中の評価シートに記入された。

 また、秀郎は最近まで仕事で東京にいたせいなのか、この辺の土地に詳しくないらしく、映画を観終えた後の行き先の店等は雅子が決めた。

 映画を観終え、夜御飯を食べ、またお開きということになった。

 家までタクシーで雅子を送り、タクシーチケットを手に持ちながら、秀郎は「またラインします」と微笑んだ。

 

この時も鼻から鼻毛がのぞいていた。雅子はタクシーを降り、秀郎について考えた。

 優しく、女慣れしてるチャラさもなく、たまに挙動不振で少し頼りない世間知らずのおぼっちゃん、といった印象。(鼻毛が気になるけど)

 雅子の頭の中にそう、タイピングされた。この条件は雅子にとって良いもののように思えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ