表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 Bun防具  作者: ぱんだくん
4/5

文研、発足!!

午後一時頃。


亮斗、龍人、竜助、尊也、慧也の五人は亮斗の家に集まって部活動を偽装するべく、考えていた。


「まさか、文房具を使った戦い方を研究するなんて書けやんしなぁ」

「そんなん書いたら先生達に怒られるやろ」

「てか逆に変な目で見られるんじゃね?」


こんな調子で、部活の偽装方法はいっこうに決まらない。


「じゃあ、あれは?」


四人の視線が龍人へと集められた。


「文房具で戦えるかどうかを試す部活」

「お前それ、言っとること変わらんやん!」


つかのまの笑い。

そして、すぐに沈黙。


「どうする?」


さっきからこれのループばかりだ。


「じゃあさ…」


次は慧也だ。


「何?」


もううんざりだという風に亮斗がその先を促す。


「もっと効率的な文房具が作れないか研究する、でよくね?」

「それや!」


少しでもまともな考えがでてきたら飛びつく。それが俺らだと割り切って早速亮斗は今慧也が言ったことを紙に書き込んだ。


【文房具研究部(略して文研)】

主な活動:もっと効率的な文房具を作ることができないか研究する。

部員:赤塚亮斗、黒田尊也、後藤慧也、斉藤竜助、松野龍人


「よっしゃあ!書けた!」


五人そろって歓声をあげ、それからはゲームに没頭した。














―次の日―


早速職員室に持って行ったところ、事務の先生はこの謎の内容に顔をしかめながらも五人がそのことについて熱弁し、しぶしぶながらも了解してくれた。

この日から、顧問は国語の村林由香里先生(新任らしい)という先生で二年五組の教室にて発足した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ